やまと地域の社会課題を解決するスタートアップ企業4社を採択最大5億円の投資枠を確保した「やまとインパクト投資プログラム」がスタート

株式会社キャピタルメディカ・ベンチャーズのプレスリリース

やまと社会インパクトファンドは、やまと地域(奈良県およびその周辺)の課題解決を行う「やまとインパクト投資プログラム」において、下記、4社を採択いたしました。この度、奈良県内にて実験計画を策定する合同合宿を実施し、各社が取り組む実証実験計画を策定しました。今後、2025年3月に開催するYAMATO INPACT DEMO DAYに向けて、実証検証を進めて参ります。

▼やまとインパクト投資プログラムとは

やまと地域の社会課題の解決に資するプロダクト/サービスを有するスタートアップ企業とともに、やまと地域の課題解決に対する実証実験を行い、その実証結果をピッチするプログラムです。3ヶ月のプログラム期間中、やまと地域に精通したやまと社会インパクトファンドのキャピタリストが各社の実証実験の伴走支援を行います。

課題解決に有効なアウトカムを見出せる企業には最大5億円の投資枠を用意し、やまと地域の社会課題解決と持続的発展を目指します。

▼採択企業と実証実験テーマ

AMI株式会社
<事業内容>

心疾患診断をアシストする「超聴診器」を研究開発しています。心電・心音データを活用した独自アルゴリズムにより、心臓弁膜症や不整脈などの診断支援を実現。生体音の可視化と遠隔聴診対応のビデオチャットシステムを開発し、医療現場の効率化と診療の質向上を目指しています。

<実証実験テーマ>

奈良から救急搬送をなくす

ジオフラ株式会社

<事業内容>

「いつもの移動がポイントに、いつもの場所がご褒美に」をキーワードにしたおでかけエンタメアプリ「プラリー」を提供。移動中にポイントを貯めたり、リアルなインセンティブに交換できる位置情報ゲーム機能が人気です。多くの法人や自治体と連携し、地方創生や人流活性化を目的とした実証実験や導入を進め、日本経済や地域経済の発展に貢献しています。

<実証実験テーマ>

カプセルトイ×観光で奈良の街を歩いて盛り上げる!

株式会社ジャパンヘルスケア

<事業内容>

「100歳まで歩ける社会」を目指し、足写真4枚で作れる3Dプリンタ製硬性立体インソールや、医師や理学療法士向けの「足健診」サービスを提供。足や腰の痛み、タコ・ウオノメなど筋骨格系疾患の改善を促進します。全国36院で採用され、自治体イベントでも高評価を得るなど、健康寿命延伸と地域貢献を実現しています。

<実証実験テーマ>

奈良から全国に普及できる足健診やまとモデルづくり

株式会社森未来

<事業内容>

「Sustainable Forest」をミッションに掲げ、木材プラットフォーム「eTREE」を開発・運営しています。林業・木材産業の情報を集約・透明化することで、木材の流通を効率化し、林業の自立的な収益向上を支援しています。森林資源の持続的な活用と次世代への継承を推進しています。

<実証実験テーマ>

やまと地域における木材サプライチェーン革新プランの開発

▼今後のスケジュール

2025年1月〜3月 実証実験

2025年3月25日(火)YAMATO INPACT DEMO DAY(於:奈良県奈良市内)

▼やまと社会インパクトファンド

南都銀行のコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)である南都キャピタルパートナーズ(NCP)とキャピタルメディカ・ベンチャーズ(CMV)が運営する地域課題解決型のインパクトVCファンドです。奈良県およびその周辺地域の課題解決のためのインパクトファンドの組成・運用を通じ、地域課題解決の実践者を多数生み出すことを目的として設立されました。