多様な運用戦略を提供するカド・インベストメント株式会社が、ポケトーク株式会社へ投資

カド・キャピタル・マネジメント株式会社のプレスリリース

カド・インベストメント株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:釡野昌代。以下、カド・インベストメント)は、「カド・グロース・オポチュニティ・ファンド2号投資事業有限責任組合」を新規に設定し、同組合を通じてポケトーク株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:若山幹晴氏。以下、ポケトーク社)へ25億円の投資を実行しました。ポケトーク社は、今回の調達資金を活用して製品開発の強化とグローバル展開の加速を図り、更なる事業拡大を目指します。

ポケトーク社は、異なる言語を話す人々のコミュニケーションをサポートする翻訳サービスを提供し、“言葉の壁がない世界”の実現を目指しています。日本ではインバウンド市場の拡大に伴い、翻訳サービスへの需要が拡大しています。また、米国では移民の増加を背景に言語的マイノリティへの対応が必須となっており、足下では教育機関や医療機関等で利用が増え、POCKETALK Inc. (米国事業)の半期業績(2024年1~6月)が営業黒字を達成し、2024年10月の連結業績においても創業以来初の黒字を達成する等、業績が急成長しています。今後も、国際会議等はじめ広い分野に通訳・翻訳サービスの用途が広がる余地は大きく、グローバルに事業拡大を目指しています。

カド・インベストメントは、“投資を通じてより良い社会の実現に貢献する”ことを投資方針の一つに掲げて運用を行っています。グロース・オポチュニティ・ファンド・シリーズは、こうした投資方針に合致する有望未上場企業に集中投資を行う投資戦略を取っており、ポケトーク社については、人々の円滑なコミュニケーションをサポートし、良い社会の実現に貢献できると考えています。尚、同シリーズの前号ファンド(カド・グロース・オポチュニティ・ファンド1号投資事業有限責任組合)では、劣悪な飼育環境で犬の飼育を行う零細ブリーダーが多いことが社会問題化する中、広大な施設で健康で躾の行き届いた犬を育てて愛犬家に販売する企業に投資し成功裏にExitを実現しました。

カド・インベストメントは、こうした企業に成長資金を提供し、事業成長と企業価値の拡大を図ることで投資家の皆様にリターンを還元することを目指しています。今後も、投資家の資産形成と社会貢献を実現できる投資機会を提供していく方針です。

◆ポケトーク株式会社について

ポケトーク社は、ソースネクスト株式会社(本社:東京都港区、代表取締役会長兼CEO:松田憲幸氏)が2017年に開始したポケトーク事業を2022年に分社化し設立されました。主要製品のAI通訳機「ポケトーク」シリーズは85言語の翻訳に対応可能で、ボタン1つというシンプルな操作性や会話のプライバシー情報を保護するセキュリティの高さが評価されています。2020年にはNewsweek誌により、コロナ下で世界に貢献した製品として「パンデミックにおけるGood company 50社」に選出されました。

◆カド・インベストメント株式会社について

カド・インベストメントは、独立系の投資運用業者(関東財務局長(金商)第3407号)として、国内外の未上場企業株式投資、米国プライベート・デット戦略、欧州トレード・ファイナンス戦略等、オルタナティブ戦略を中心とした多様な運用商品を提供しています。ファンドの募集及び顧客管理業務については、グループ会社のカド・キャピタル・マネジメント株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:櫻井淳夫)が第二種金融商品取引業者(関東財務局長(金商)第3271号)として担当しています。グループ内で運用業務と販売業務の役割分担を明確化し、各々の業務に注力することで投資家の皆様に優れたサービスを提供できる体制を整備しています。

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カド・インベストメント株式会社

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