NPO法人日本FP協会のプレスリリース
アンケート調査では、FPとの相談(以下、FP相談)経験者とFP相談未経験者の実態や違いなどがまとめられており、FP相談の有用性が明らかとなっています。また、FP相談に至ったきっかけや動機、日常の行動や意識の変化を聞くインタビュー調査では、相談回数については複数回が有効であり、ライフステージごとにFP相談を行うことで、日々の不安が払拭され安心感が生まれていることがわかりました。
調査結果の概要
Topic1 FP相談経験者の約6割が「現在の生活に満足」と回答
◆FP相談経験者の生活満足度は未経験者の満足度を26.8pt上回る。
◆FP相談経験者において、「FPに相談してから生活満足度が上がったと思う」と回答した割合は、全体で約2割。相談回数が「2回以上」の場合は、3割を超える。
Topic2 FP相談の回数を重ねることが大事
◆FP相談経験は、生活の安心感や充実感、生活していくうえでの自信が高まる。相談回数で比較すると、「1回」よりも「2回以上」のほうが「相談してから上がった」と回答する割合が高い。
◆FPとの相談については、経験者の6割以上が満足しており、相談回数を重ねるほど満足度は高まる傾向にある。
◆FP相談後、資産額・貯蓄額が「増えた」と回答した割合は全体で2割。相談回数を重ねることで資産額・貯蓄額の「増えた」という割合が高くなる。
Topic3 FPとの相談経験は、生活・行動に良い変化をもたらす
◆FP相談後の生活における具体的な変化では、「将来のビジョンを考えて、それに基づいてお金を考えるようになった」「節約だけではなく、お金は使うためにあると考えるようになった」「資産の整理ができた」「ストレス軽減と心の豊かさにつながった」「気が楽になった」など、前向きな意見が多く見られた。
◆お金の使い方でどのような変化が見られたのか聴取したところ、「資産運用に対して前向きに取り組めるようになった」「お金の使い方がわかり、生活費以外に趣味などにお金を使うことで毎日を楽しめるようになった」など、経済面の豊かさだけでなく、心の豊かさにもつながることを示唆している。
調査結果の詳細は、 プレスリリース原文をご覧ください。