車いすテニスプレーヤー川合 雄大選手が初のアスリート社員として入社

エヌエヌ生命保険株式会社のプレスリリース

生命保険を通じて日本の中小企業を応援するエヌエヌ生命保険株式会社(代表取締役社長:マリウス・ポペスク、本社:東京都渋谷区、以下「エヌエヌ生命」)は、初のアスリート社員として車いすテニスプレーヤーの川合雄大(かわい ゆうだい)選手の採用を決定、2024年11月1日付で入社したことをお知らせします。

川合選手はITF車いすテニス男子シングルスの世界ランキング71位(2024年11月26日現在)の選手で、2022年は「楽天ジャパンオープン(現:木下グループジャパンオープン)」ダブルス準優勝、2023年の「OSAKA OPEN」でシングルス初優勝するなど、国内外の活躍が期待されているパラアスリートです。エヌエヌ生命では、年齢、人種、性別、障がいの有無等のあらゆる違いを受け入れるダイバーシティ(多様性)の価値観を尊重しており、この度の採用に至りました。エヌエヌ生命は、パラアスリートとしての川合選手の活躍と挑戦を支援すると共に、社内外をより一層勇気づける存在になることを期待しております。

【川合雄大選手プロフィール】

先天性二分脊椎症。6歳でテニスを始める。

中学1年生から国内ジュニア大会に参戦し始めると、2018年には国内ジュニアランキング1位に。この活躍が評価され、日本車いすテニス協会が選定する次世代育成強化指定選手に選ばれる。

2018年からはシニア大会にも参戦を開始。初戦でいきなり初勝利を挙げるなど、積極的にシニア大会に出場し着実にポイントを積み重ね、シニアランキングも200位以内へと上昇。一方で2020年、ジュニア世界一を決める「車いすテニス世界ジュニアマスターズ」への出場権獲得を目標にしていたが、新型コロナの感染拡大の影響で断念。 同年の世界国別対抗戦「BNPパリバ・ワールドチームカップ」のジュニア日本代表にも選ばれたが、開催中止となり、あらためてテニスができるという幸せを再認識し、一層奮起する。

世界ジュニアマスターズは2021年も中止になったが、同年イタリアで開催された「2021BNPパリバ・ワールドチームカップ」では日本の初優勝に貢献した。

2022年からは本格的にシニアに移行し、ジュニアと異なる環境の中で大きくもまれる。その甲斐もあり2023年の「OSAKA OPEN」でシングルス初優勝を果たした。現在世界ランキング50位以内を目指し活動している。

【川合選手コメント】

今まで活動費が足りず、思うようにランキングもなかなか上げることができない状態でした。そんな中エヌエヌ生命とのご縁があり、このような形でサポートしていただけることに大変感謝しています。サポートしていただいている自覚をもち、プレイ中だけではなく、日常生活でもより一層気を引き締めて行動し、後輩の見本になれるよう研鑽していきたいと思います。

まずは「勝って勝って勝ちまくる」ことがエヌエヌ生命への恩返しに繋がると思うので、ひとつひとつの勝負に集中したいと思います。これから長い関係を築けるように頑張りますので、皆さま応援よろしくお願いします。