みなと投資株式会社のプレスリリース
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設立の背景(スタートアップ業界の「2027年問題」)
2010年代後半に設立された多くのVCファンドが2027年前後に続々と償還期限(ファンド満期)を迎えます。一方、VCファンドにとって投資回収の主要な出口であるIPOはここ数年件数・時価総額ともに伸び悩んでおり、スタートアップの設立からIPOまでに要する期間も長期化の傾向を見せていることから、投資家の採算が悪化していく可能性が指摘されています。2027年は政府の「スタートアップ育成5か年計画」の最終年度にあたりますが、これまで官民で盛り上がりをみせてきたスタートアップ支援の機運が冷え込みかねないことにスタートアップ業界に身を置くひとりとして危機感を抱いております。
「2027年問題」に対処するためには、多様な投資家による切れ目のないバトンリレーが必要です。起業家の長期的なビジョンに見合った息の長い投資マネーを呼び込むことで、起業家の志と挑戦を支えたい。そのような想いからみなと投資を設立しました。
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代表プロフィール
みなと投資株式会社 代表取締役 小板橋 達也
国内最大のベビーリーフメーカーである株式会社果実堂(本社:熊本県上益城郡)の経営企画・財務責任者として、三井物産㈱、カゴメ㈱、トヨタ自動車㈱等の事業会社や九州地盤の金融機関との資本業務提携を推進。垂直統合型のアグリテック企業の成長を資金調達面から支える。
Plant-Based Meatの次世代原料メーカーであるDAIZ株式会社(本社:熊本県熊本市)の創業メンバー・取締役CFOとして、国内のフードテック企業で最大となる累計130億円超の資金調達を実現。
2024年、ディープテック企業2社に参画した経験をもとに、スタートアップ業界に迫りつつある「2027年問題」に対応すべく、みなと投資株式会社を創業。
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みなと投資について
みなと投資はディープテック出身の起業家が、新たな金融サービスを通じて起業家の長期的な挑戦を応援し、個人投資家にもスタートアップ投資を身近なものとしていくことで、新産業の発展に貢献します。
会社名:みなと投資株式会社(Minato Fund Inc.)
設立:2024年7月8日
所在地:福岡県福岡市中央区大名2-6-11 Fukuoka Growth Next
代表者:代表取締役 小板橋 達也
事業内容:未上場スタートアップに対する投資サービスの企画・設計・提供/スタートアップ向けのコンサルティング