– インパクト可視化サービスの正式提供を開始 –
インパクトサークル株式会社のプレスリリース
インパクトサークル株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長/CEO:高橋智志、以下「インパクトサークル」)は、株式会社環境エネルギー投資(本社:東京都品川区、代表取締役社長:河村修一郎、以下「環境エネルギー投資」)が運営するインパクトファンドであるEEI5号イノベーション&インパクト投資事業有限責任組合をリードインベスターとする第三者割当増資等により、3億3,500万円の資金調達を実施しましたので、お知らせいたします。
【環境エネルギー投資 取締役 中村謙吾氏からのコメント】
様々な社会課題解決に向けたインパクトファイナンスの取組が急速に拡大するなか、実務に即したインパクト可視化/開示の重要性が増しています。自らもインパクトファイナンス事業を運営し、当該事業から創出されるインパクト可視化のノウハウと顧客ニーズの蓄積を通じたインパクトサークル社のソリューションが、インパクトファイナンスのエコシステムを牽引することを期待して出資させて頂きました。2018年からインパクトファンドを運営し、”Sustainability through innovation and entrepreneurship”をミッションに掲げて持続可能な経済、社会、環境の実現を目指す弊社として、インパクトサークルの成長を全力で支援して参ります。
【インパクトサークルの事業概要と資金調達目的】
インパクトサークルは、インパクト可視化プラットフォームを構築するスタートアップ企業です。インパクト創出に取り組む事業者と投資者等の資金供給者に対して、インパクト可視化の設計からデータの収集・集計・管理、分析・レポートまで対応するコンサルティング/BPOサービスと、システムを提供します。そして、ステークホルダーのリアルタイムな情報共有とコミュニケーションを促進する、インパクト可視化プラットフォームの構築を目指します。
インパクトサークルはこれまで、貧困削減や就業機会等のインパクト創出を意図し、創出したインパクトの可視化を伴う「インパクト可視化型ファイナンス」を国内外で提供してまいりました。
「インパクトファイナンス」と「インパクト事業」の投資者・事業者双方の立場でインパクト可視化に取り組むことにより、
【投資者を始めとする資金供給者視点でのインパクト可視化ノウハウ】
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出資者への説明責任を果たすためのインパクトレポート
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資金供給先で創出された定量/定性両面のインパクトデータの収集
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インパクトデータを効果的なインパクトレポートに活用するための集計/管理
【事業者視点でのインパクト可視化ノウハウ】
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インパクト投融資の獲得等、開示先の意思決定を促すためのインパクトレポート
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定義されていない、或いはデータとして存在しない、製品やサービスの利用者に創出されたインパクトを把握する方法
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インパクトデータを事業価値に転換するための分析/管理
等のノウハウを実践知として蓄積し、実証事業として大手事業会社、非営利団体、金融機関等へインパクト可視化サービスを提供してまいりました。また、株式会社三菱総合研究所との協業※等を通じ、新たなインパクト可視化手法の開発にも取り組んでおります。
※参考URL:mri.co.jp/news/press/20231116.html
この度、インパクト可視化のコンサルティング/BPOを正式なサービスとして様々な事業者や投資者等の資金供給者へ提供すると共に、調達資金を活用し、事業活動におけるインパクト可視化やインパクト投資におけるIMM(Impact Measurement and Management)プロセスのDXを実現するインパクト可視化システムを提供してまいります。
インパクトサークルは今後、さまざまなインパクト可視化を志向する事業者や投資者等の資金供給者へインパクト可視化サービスを提供すると共に、インパクト可視化プラットフォームの構築に向けたアライアンスパートナーを幅広く募集してまいります。
これからのインパクトサークルの取り組みにご期待ください。
【インパクトサークル株式会社 会社概要】
会社名:インパクトサークル株式会社
代表者:代表取締役社長/CEO 高橋智志
所在地:東京都港区虎ノ門二丁目2番1号 住友不動産虎ノ門タワー5階
事業内容:・インパクト可視化サービス/プラットフォームの提供
・インパクト可視化型ファイナンスの提供
設立日:2021 年 7 月 29 日
資本金:5億9,000万円(資本準備金含む)