社員のデジタルスキル向上に関する取組について

ソニー生命保険株式会社のプレスリリース

 ソニー生命保険株式会社(代表取締役社長:髙橋 薫、以下「当社」)は、社員のデジタルスキルの底上げを目指し導入した「データ活用スキルアセスメント」において、約1,300名が受検し、合格率40%未満の難関スキル認定「データリテラシー」で80%の合格率*1 を達成しました。

  「データリテラシー」は、株式会社SIGNATE(代表取締役社長:齊藤 秀、以下「SIGNATE」)が発行するオープンバッジの一つで、データ処理・読解の実務スキルを認定するものです。経済産業省が主催するデジタル推進人材育成プログラム「マナビDXクエスト」の受講者選抜にも使用されています。

*1 Grade1以上の合格率。なお、Grade1とはデータ処理及び読解において、一部のスキルを除き、基本作業の多くを問題なくこなすことができるレベルを指します。

<データリテラシー 各レベルの定義>

【実施背景】

 当社の中期経営計画では、人的資本やDX/ITをはじめとする「非財務価値の向上と活用」を重点戦略と定めており、社員の能力開発やカルチャー醸成、DX/ITを活用した付加価値創出・生産性向上の実現とともに、企業価値の向上を図っていくことを掲げています。その中で全社的なデジタルスキルの底上げを図るべく、経済産業省の「デジタルスキル標準」が定める内容に対して、当社社員がどの程度キャッチアップしているかアセスメントを通して確認するとともに、不足分についての学習機会を提供し、人材育成を推進しています。

  第一弾の取組として2024年3月より6ヶ月間、SIGNATEのDX人材育成サービス「SIGNATE Cloud」を導入し、約1,300人の社員に教育機会を提供しました。今後は対象者を拡大し、社員のデータ活用スキル向上へ取り組んでまいります。

*2 DX推進における人材の重要性が高まり、個人の学習や企業の人材確保・育成の指針として経済産業省・IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)が策定

*3 DXにおいて、全てのビジネスパーソンが身につけるべき知識・スキルの基準

*4 DXを推進する人材が習得すべきスキルや役割の基準

*5 DX領域におけるSIGNATEのスキル認定制度です。各種アセスメントの受験結果(スコア)から、認定基準に応じてスキルが認定され、バッジが付与されます。付与されるバッジはオープンバッジ発行にも対応しており、ポータブルな認定証として多くの企業に活用されています。

以上