<犬編>ペットの暑さ対策に関する調査

~6割超が「散歩の時間を変える」暑い時期19.3%が早朝5時に散歩~

アイペット損害保険株式会社のプレスリリース

アイペット損害保険株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役 執行役員社長:安田敦子 以下、当社)は、ペットの暑さ対策をしている犬・猫・エキゾチックアニマル(小動物)飼育者各500名(合計1,500名)に対し調査を実施しました。本リリースでは、犬の調査結果をご紹介します。

【調査結果概要】

・暑い時期に犬の体調に変化を感じた飼育者は53%と半数超!熱中症と診断された犬は9.4%

・自宅の暑さ対策トップは「室温を調整」、さらに「犬の体を冷やすグッズ」も活用

・1回あたりの散歩時間や散歩の頻度は「変えない」と「減らす」がともに約30%と拮抗

・散歩の時間帯を変える方は約6割で、暑い時期は早朝5時台の散歩が12.1ポイント増加する

・2024年の猛暑で犬との過ごし方や関係に変化があった飼育者は80.2%と猫を上回る

●暑い時期に犬の体調に変化を感じた飼育者は53%と半数超!熱中症になった犬は9.4%

「暑い時期に犬の体調に変化を感じたことがあるか」尋ねたところ、53.0%の飼育者の方が「はい」と答えました。また、体調不良を感じた場合、94.2%の方が動物病院に連れていくと回答しました。

年齢別でみると、どの年齢でも半数近くが体調の変化を感じており、年齢を問わず暑さ対策が重要であることがわかります。「0~2歳」と「12歳以上」の幼齢・シニア期は6割近い方が体調の変化を感じたことがあると回答しており、特に意識してケアしていただくのがよいかもしれません。

実際に「熱中症」や「暑さによる不調」だと診断されたことがあるかを尋ねたところ、9.4%の方が「犬が熱中症と診断されたことがある」と回答し、16.6%の方が「犬が暑さによる不調だと診断されたことがある」と回答しています。

熱中症は命にもかかわる病気の1つです。犬は自分の不調を言葉で訴えることができない分、飼育者の方が、犬愛犬のために快適に過ごせる環境を整え、体調の変化にできるだけ早く気が付いてあげることが大切です。

●自宅の暑さ対策トップは「室温を調整」、さらに「犬の体を冷やすグッズ」も活用

続いて、自宅で行っている犬に対する猛暑対策を尋ねたところ、1位は「犬がいる部屋の室温を調整する」で86.8%の方が実施していました。続いて上位にきたのは「クールマット・クールウェアなど犬の体を冷やすグッズを用意する」(40.4%)となりました。部屋の温度だけではなく、体そのものを冷やしてあげる暑さ対策を行っている方も多いようです。
なお、犬のいる部屋の室温は26度以下に設定されている方が最も多く、42.2%となりました。

●1回あたりの散歩時間や散歩の頻度は「変えない」と「減らす」がともに約30%と拮抗

散歩の時間帯を変える方は約6割で、暑い時期は早朝5時台の散歩が12.1ポイント増加する
続いて、犬の散歩に関する調査を行いました。まず、「暑い時期の1回あたりの散歩の時間」について尋ねたところ、「ほとんど変わらない」(33.8%)がトップとなり「15分以上減る」(31.6%)が続きました。「暑い時期の散歩の頻度」についても「変わらない」(39.4%)がトップとなりましたが、「やや減る」「とても減る」と答えた方は合わせて39.2%となり、1回あたりの散歩の時間や、散歩の頻度については変動させない方と、短くする・減らす方とで二極化しているようです。

また、「散歩のときに行っている犬に対する猛暑対策」について尋ねたところ、61.1%の方が「散歩の時間を変える」対策を取っていることが分かりました。併せて、散歩の時間帯について尋ねたところ、暑い時期は早朝の散歩が増えており、特に5時台に散歩する方は暑い時期になると19.3%と暑い時期以外と比べ12.1ポイントも増加していました。一方、7時台の散歩は暑い時期以外は17.8%ですが、暑い時期は11.6%に減少しました。太陽が昇る前であれば直射日光を避けることができ、アスファルトによる火傷なども回避しやすくなるためかもしれません。

●2024年の猛暑で犬との過ごし方や関係に変化があった飼育者は80.2%と猫を上回る
暑さが影響を与えるのは犬の健康面だけではなく「2024年の猛暑によって犬との過ごし方や、犬との関係に変化があったか」を尋ねたところ、「とてもある」(24.2%)、「ややある」(56.0%)となり、変化を感じている方は合わせて80.2%にのぼりました。

実際にどのような変化を感じるかを尋ねたところ、トップには63.6%で「犬と一緒に自宅で過ごす時間が増えた」が挙がりました。一方で約3割の方は「犬を家に残して出かけることが増えた」と回答しています。

「レジャー・旅行などの際に行っている猛暑対策」を尋ねた際も「暑い時期にはレジャー・旅行に連れていかない」が36.0%と最多となっており、暑い時期には犬との外出を避ける傾向がみられました。

●犬の体調の変化を「呼吸」から感じ取る飼育者が74.3%、体調変化の重要な指標に

「犬の体調の変化」について、どのように感じ取るかを尋ねたところ、「いつもより呼吸が荒くなっている」が74.3%と最も高く、飼育者の方の意識の高さや愛情を感じられる結果となりました。

暑さはもちろん、気温の変動は人間も犬も身体への負荷が大きく、体調を崩しやすいものです。10月に入り、日によって寒暖差の激しい時期ですので、犬の呼吸や体温といった体調変化に目を配り、引き続き愛犬の体調管理に留意いただければと思います。暑さに関する「猫のリリース」「エキゾチックアニマル(小動物)のリリース」もぜひご覧ください。

アイペット損保は、皆さまの「うちの子」への一生の愛を、確かな安心で守り続けてまいります。

【調査概要】 

調査対象:犬・猫・エキゾチックアニマル(小動物)の飼育者各500名(合計1,500名)

調査期間:2024年9月17日~9月18日  

調査方法:インターネットによるアンケートを実施

アイペット損害保険株式会社

■会社概要
商     号  : アイペット損害保険株式会社
代 表 者  : 代表取締役 執行役員社長 安田敦子
所 在 地  : 〒135-0061 東京都江東区豊洲5-6-15 NBF豊洲ガーデンフロント
設     立  : 2004年5月
事業内容 : 損害保険業
資 本 金  : 4,619百万円(2024年3月31日現在)
U   R   L : https://www.ipet-ins.com