長崎県民は九州・沖縄地方で最も心配性・・・?
メットライフ生命保険株式会社のプレスリリース
メットライフ生命保険株式会社が全国の18歳~70代までの男女約14,000人を対象に、お金や人生観について調査した「全国 47 都道府県大調査 2024~社会情勢の変化と将来への備え~」の番外編として、「お金について」の深堀分析:長崎県編をご紹介します。
<長崎県編>
【分析結果概要】
・「老後が不安」と答えている人が全国3位
・「インフレで不安が高まった」と答えている人が全国2位
・「お金の話を家族間でしていない」と答えている人が全国5位
■将来の不安について
将来、不安に思うことについて「老後生活」と答えた人が、72.3%で全国3位、また「特にない」との回答率について、九州・沖縄地方内で比較してみても、長崎は何かしらの不安を抱える方が多いようです。
「老後生活」
全国平均 67.0%
1位 岐阜県(72.6%)
2位 鳥取県(72.4%)
3位 長崎県 (72.3%)
(将来の不安が) 「特にない」
全国平均 8.8%
九州・沖縄の順位
1位 宮崎県(14.6%)
8位 福岡県(10.7%)
13位 沖縄県(9.4%)
15位 熊本県(9.2%)
21位 佐賀県(8.9%)
21位 鹿児島県(8.9%)
40位 大分県(6.8%)
46位 長崎県 (5.4%)
■物価上昇・インフレへの不安について
物価上昇・インフレについて不安と答えた人が、87.7%で全国2位となりました。
全国平均 82.2.%
1位 宮城県 (87.9%)
2位 長崎県 (87.7%)
3位 高知県 (86.9%)
■全国平均や九州・沖縄地方の平均と比較すると・・・
長崎県では、72.3%の方が将来「老後生活が不安」と答え、全国平均の67.0%と比較すると、5ポイント以上高い数値で全国3位となっています。なお、九州・沖縄地方の平均は65.5%と、全国平均より低い中で長崎県だけが突出していました。また、「物価上昇・インフレ」について聞いたところ、「不安が高まった」と回答したのは87.7%と、全国平均の82.2%と比較すると、こちらも5ポイント以上高い数値で全国2位となりました。
一方、こちらを九州・沖縄地方で見てみると、平均は81.2%となり、全国平均よりも低い数値となっています。
さらに、近年の社会情勢の影響で、お金に関してどのように気持ちが変わったかをお聞きしたところ、長崎県においては半数以上の52.9%の方が「節約しようと思った」と答えており、全国平均の47.1%を5ポイント以上、上回っています。
このような結果からみてみると、比較的不安が少なめの九州・沖縄地方の中でも不安と答えた人が多いのは、長崎県民の慎重な気質が表れていると言えそうです。
また、「投資や資産形成等、お金に関する話を家族とはしているか?」という問いには、64.9%の方が「していない」と答え、全国平均の57.3%を大きく上回り、全国5位となっています。将来のお金の不安を解消するためにも、家族間でお金の話題をすることが有効かもしれません。
<ご参考:全国編>
<調査概要>
調査対象 全国47都道府県に在住(調査実査時点)の20代~70代の男女
調査方法 インターネット調査
調査数 14,079人
調査時期 2024年4月12日(金)~4月17日(水)
本編はこちらをご覧ください