【必見】少額トレーダー175名を調査!取引量を増やせない理由の42.9%は「大損への恐怖心」という結果に

脱・少額トレーダーに必要な要素とは?

株式会社アドバンのプレスリリース

投資専門サイト『テクニカルブック』( https://ad-van.co.jp/technical/ )は、FXで少額トレードから抜け出せないトレーダーが多い原因を調査する目的で、FXについて「取引金額(取引量)を増やせていない」という悩みを抱えている20歳以上の男女175名を対象にアンケートを行いました。本調査からは、FXに対する恐怖心が取引量を増やす際の大きなハードルとなることが見えてきました。

調査サマリー

今回の調査結果に関する概要は以下の通りです。

1.FXを始めて5年以上の人が27.4%、1年~2年未満が23.4%

2.1回あたりの平均取引量は1万通貨未満が65.3%

3.1ヶ月あたりの取引回数は「20回~30回未満」が24.6%と最多、「10回~20回未満」が20.6%でこれに続く

4.取引量が増やせない原因は「恐怖心」が42.9%で最も多い

5.「練習アプリは取引量を増やす後押しになる」と考える人が71.4%

※本調査を使用する場合は、出典元として以下をご記載ください。以下の調査結果ページでは、本調査に関する全ての情報を確認できます。

サイト名:テクニカル分析の解説サイト『テクニカルブック』

URL:https://ad-van.co.jp/technical/div/survey-175-small-traders/

調査の実施概要

調査機関 :自社調査

調査方法 :インターネット調査(株式会社ジャストシステム「Fastask」)

対象エリア:日本全国

対象者  :FXで取引金額(取引量)を増やせない20歳以上の男女

調査期間 :2024年7月16日~7月21日

有効回答 :175名

主な調査結果

過去に行ったFXの実態調査(リンクは後述)において、現役FXトレーダーを対象にFXについて抱えている悩みについて質問したところ、「取引金額(取引量)を増やせていない」が35.4%で2位という結果が出ました。このことからは、少額トレードから抜け出せていない人が多いことがうかがえます。

今回は、この質問で「取引金額(取引量)を増やせていない」と回答した人を対象に追加質問を行い、取引金額を増やせていない原因について分析を行いました。

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1.FX歴はFXを始めて5年以上の人が27.4%、1年~2年未満が23.4%

以下は、今回の調査対象であるFXで取引量を増やせずに悩んでいる人の、FX経験を示したグラフです。

最も多いのが「5年以上」で27.4%となっており、これに「1年~2年未満」が23.4%、「2年~3年未満」が18.9%で続いています。

この結果からは、FXを始めて2年頃が取引量に関する悩みを最も抱きやすいことがうかがえます。それ以降は取引量に関する悩みを持つ人は減っていますが、この悩みが解消しないまま長期化するケースも多いと考えられます。

2.1回あたりの平均取引量は1万通貨未満が65.3%

次に、FXで取引量を増やせずに悩んでいる人を対象に、1回あたりの平均取引量について質問した結果です。(メキシコペソ/円など、1通貨あたりの取引金額の水準が極端に異なる通貨ペアを中心に取引している人は、除外して集計しています。)

最も多いのは「1,000通貨~5,000通貨未満」で30.0%、これに「1万通貨~5万通貨未満」が24.1%、「5,000通貨~1万通貨未満」が22.4%が続いています。

また、「1,000通貨未満/1,000通貨~5,000通貨未満/5,000通貨~1万通貨未満」を合計すると65.3%で、過半数の人が1万通貨未満の少額トレードを中心に取り組んでいるという結果です。

3.1ヶ月あたりの取引回数は「20回~30回未満」が24.6%と最多、「10回~20回未満」が20.6%でこれに続く

続いて、FXで取引量を増やせずに悩んでいる人を対象に、1ヶ月あたりの平均取引数を質問した結果です。

最も多いのが「20回~30回未満」で24.6%、これに「10回~20回未満」が20.6%、「30回以上」が17.1%で続いています。1ヶ月のうちFXトレードができるのは約20日なので、1日に1回取引するかどうかといった人が多いといえそうです。

なお、「1回未満/1回~5回未満/5回~10回未満/10回~20回未満」を合計すると56.0%となっており、1ヶ月の取引回数が20回未満の人が過半数を超えているという見方もできます。取引スタイルにもよりますが、取引回数を増やせていない人が多いことが読み取れます。

4.取引量が増やせない原因は「恐怖心」が42.9%で最も多い

以下のグラフは、FXで取引量を増やせていない原因について質問した結果です。

最も多かったのが「大きな損失を出すのが怖い」で42.9%、これに僅差で「投資資金が少ない」が40.0%で続くという結果です。3位は「エントリータイミングを見つけられない」の32.0%ですが、上位2つとは差が開いています。

この結果からは、取引量を増やせない原因として、大きくトレーダーの心理面と資金面という2つの側面があることがわかります。このうち心理面については、トレードをたくさんこなして経験を積むことによって、ある程度は解消可能と考えられます。

ただし、トレードにはリスクが伴うため、悩みを解消するためにトレードをたくさんこなす場合は、リスク管理も重要です。自分にとって心理的な負担が少ない金額で、積極的にFXに取り組むのが望ましいでしょう。

5.「練習アプリは取引量を増やす後押しになる」と考える人が71.4%

最後に、取引量を増やせないという悩みを解消するにあたって、練習アプリが有効かについて質問を行いました。練習アプリとは、過去のチャートを再生しながら本番に近い形でFXのトレードを練習できるツールで、リスクなしで短時間に多くの取引体験ができる特徴があります。

結果は、「非常に思う」が27.4%、「それなりに思う」が44.0%で、合計71.4%の人がポジティブな回答でした。一方、「全く思わない」は7.4%、「あまり思わない」は20.6%で、ネガティブな回答をした人は28.0%にとどまっています。

取引量を増やせない悩みの背景には、大きな損失に対する恐怖心がありますが、これはトレードをたくさんこなして経験を積むことが有効と考えられます。トレードの経験を積む上で、練習アプリを活用することも一定の効果が期待できるといえそうです。

まとめ

今回の調査結果からは、取引量を増やせないという悩みを持つ人には、以下のような特徴があることが明らかになりました。

  • トレード開始2年目の人が多く、悩みが解消せずに長期化するケースも目立つ

  • 1回あたりの取引量は、平均1万通貨未満が過半数を占める

  • 取引頻度は、1ヶ月あたり20回前後(1日あたり1回前後)の人が多い

  • 大きな損失への恐怖心が、取引量を増やせない最大の要因となっている

  • 7割以上が、練習アプリは取引量を増やす後押しになると考えている

この結果からは、取引量を増やせないという悩みの解消には、心理的な障壁を克服することが重要であることがうかがえます。そのための手段としては、少額トレードの積極的な実施や練習アプリの活用などが挙げられるでしょう。

無理なく取引量を増やしていくためにも、ご自身の取引スタイルや性格に応じて、リスクや心理的負担の少ない環境でトレードを重ねることが大切と考えられます。

本調査の結果を踏まえて『テクニカルブック』は、投資に興味のある人が正しい知識を身に付けていくことができるように、有用な情報提供に尽力してまいります。

なお『テクニカルブック』では、引用可能な補足情報やアンケートデータ、グラフ画像等を公開しておりますので、併せてご活用ください。

※本調査を使用する場合は、出典元として以下をご記載ください。以下の調査結果ページでは、本調査に関する全ての情報を確認できます。

サイト名:テクニカル分析の解説サイト『テクニカルブック』

URL:https://ad-van.co.jp/technical/div/survey-175-small-traders/


『テクニカルブック』について

『テクニカルブック』は、テクニカル分析に関する実践的な情報を提供する専門サイトです。初心者から上級者まで幅広い層のトレーダーに有益な情報を提供するために、投資のプロから監修を受けています。

  • 山中康司氏 :為替情報配信・セミナー講師・コンサルタントなど幅広く活躍

  • 内田まさみ氏:ラジオNIKKEIや雑誌など多数のメディアに出演

さらにデモトレードを進化させた練習アプリ『Runcha』を提供中です。『Runcha』は、過去20年分のチャートを使って本格的な練習ができるほか、勝率やリスクリワードレシオなども自動で集計されます。自分のトレードの癖を理解し、効率良くスキルアップを目指せるアプリです。

株式会社アドバン

株式会社アドバンは、Webマーケティングや投資教育サービスの運営を行っています。『テクニカルブック』や『Runcha』のほか、以下のような初心者向けアプリも提供しています。

【運営会社の概要】

会社名 :株式会社アドバン

所在地 :東京都品川区西五反田1丁目2-10 CIRCLES五反田11階

設立  :2010年7月12日

代表者 :田中勇輝

事業内容:自社サービス事業、集客支援事業、インターネット広告配信・効果測定業、インターネット関連のコンサルティング

会社ホームページ :https://ad-van.co.jp/


【過去の調査リリース一覧】