山梨中央銀行のTikTok公式アカウント「とある地方の銀行員」の運用について

株式会社山梨中央銀行のプレスリリース

 株式会社山梨中央銀行(頭取 古屋 賀章)は、若年層との接点拡大を目的として、当行のSNS業務アドバイザーである株式会社ホリプロデジタルエンターテインメントの代表取締役社長・鈴木秀氏の指導・助言を受ける中、2023年1月にTikTokアカウント「とある地方の銀行員」を開設し、金融ビジネスにおけるSNSの戦略的な活用可能性を探求してまいりました。

 このたび、本アカウント開設当初にKPIとして設定した「フォロワー数10,000人」(インフルエンサーの目安)を達成し、TikTokにおいては銀行業界トップとしての地位を確立いたしましたので、本アカウントを当行公式アカウントとして運用いたします。

1.背景

 当行の次世代メイン顧客である「ミレニアル世代」「Z世代」「α世代」(※1、以下「デジタルネイティブ世代、略して『DN世代』」といいます)は、スマートフォンに慣れ親しみ、情報収集やコミュニケーション手段として、SNSの利用が圧倒的に多く、その中でもTikTokの利用が顕著です。2030年に就業人口の6割を占めるDN世代との接点強化による取引深耕の重要性が増す中、SNSの戦略的な活用は 必要不可欠となっております。

 若年層への訴求力や情報の拡散性、金融機関としての希少性(話題性)などの観点から、人気のあるSNSのうちTikTokを選択し、本アカウントを開設いたしました。

 ※1 ミレニアル世代:1980年代~1990年代中盤に生まれた世代

  Z 世代:1990年代中盤~2000年代終盤に生まれた世代

  α世代:2010年代~2020年代に生まれた世代

2.本アカウントの運用について

 当行は、2022年10月に株式会社ホリプロデジタルエンターテインメントの代表取締役社長・鈴木秀氏とSNS業務アドバイザー契約を締結し、SNS全般にわたって指導・助言を受けてまいりました。本 アカウント開設以降、視聴者に対するインパクトや話題性の観点から、あえて当行名は伏せて、「とある 地方の銀行員」として当行行員がプライベートで投稿するという設定としておりました。

 今後、TikTok のフィンフルエンサー(※2)として、「お金に関する知識の入口」をコンセプトに、初心者でも理解しやすいコンテンツを投稿してまいります。

 具体的には、若年層が気になるお金に関する知識や悩み、生活に直結したお金の使い方などについ て、銀行員ならではの視点のコンテンツを投稿いたします。また、フォロワーのエンゲージメント強化の観点から、当行行員の人柄や日常などを掘り下げるコンテンツも投稿いたします。

 また、当行の公式アカウントとして、本部各部や営業店と連携し、「リクルーティング」「金融リテラシー」「マーケティング」「コミュニケーション」への取組強化のためのプラットフォームとして有効活用し、当行のブランディングおよびマネタイズへの貢献を目指します。

 ※2 「ファイナンス」×「インフルエンサー」を合わせた造語

3.本アカウント概要