損害保険ジャパン株式会社のプレスリリース
損害保険ジャパン株式会社(代表取締役社長:石川 耕治、以下「損保ジャパン」)とKGモーターズ株式会社※1(代表取締役CEO:楠 一成、以下「KGモーターズ」)は、KGモーターズが開発中の小型モビリティロボット「mibot」(超小型EV※2)による持続可能な移動の実現に向けて、協業に関する覚書を締結しました。
※1 KGモーターズは広島県東広島市に本社を置く、超小型EVの開発、製造およびMaaS(Mobility as a Service=移動のサービス化)事業の展開を目指すスタートアップ企業です。
※2 KGモーターズは「mibot」を小型モビリティロボット(一般的な呼称としては超小型EV)と位置づけています。本リリースでは、技術的な文脈に合わせ「超小型EV」という用語を使用しています。
1.背景・経緯
損保ジャパンは、自社やグループ会社のソリューションを活用し、地域の交通課題解決に向けたシェアリングプラットフォームの提供や自動運転の実証実験などの取組みを通じて、MaaSの社会実装に向けた調査・研究、事業展開に取り組んでいます。また、KGモーターズは、持続可能でエネルギー効率の高い移動手段となる「mibot」の製造販売、MaaS事業の展開を目指しています。両社が持つデータやノウハウを共有し、MaaS領域での超⼩型EVの実用性向上と安全運用を実現するため、協業に関する覚書を締結しました。
2.覚書の主な内容
(1)「mibot」活用による超小型EV向けのリスク把握のためのデータ蓄積と分析
(2)「mibot」を活用した超小型EVでのMaaS事業におけるユーザー安全性と事業運営リスクの検証
(3)「mibot」のMaaS事業の安定性確保を目指したバッテリー保証開発に向けたデータ蓄積と分析
(4)その他、関連領域でのデータとノウハウ共有によるシナジー
3.今後について
誰もが、楽しく、安心、安全で快適に、手頃な価格で自由に移動できる社会の実現を目指すKGモーターズと損保ジャパンは連携をさらに進め、持続可能な移動の実現に向けた各種共同検討を実施していきます。
以上