パラクライミング競技・髙野正選手との協賛契約(スポンサー契約)締結について

ソニー生命保険株式会社のプレスリリース

 ソニー生命保険株式会社(代表取締役社長:髙橋 薫、以下「当社」)は、パラクライミング競技・髙野正選手と協賛契約(スポンサー契約)を締結しましたのでお知らせします。

 当社は、2024年度より「お客さまの『生きがい』ある人生をお守りする」という新たなビジョンを掲げ、誰もが自分らしく生きることができるDE&I社会の実現を目指しています。

 小児がんのサバイバーである髙野選手は、ご自身の姿を通じて多くの人に夢や目標をもって生きること・生きる希望を届けたいという強い想いを持っています。当社は、新たなビジョンのキーワードである『生きがい』に通じるこの想いに共感し、今回の協賛契約に至りました。

 髙野選手は、2028年のロサンゼルスパラリンピックの追加種目となったパラクライミングの日本代表としてワールドカップなどの世界大会で活躍しています。公立小学校教員でありながら、活動できる新しい枠組みを作りたいという挑戦意欲(目標)を持つ髙野選手を応援してまいります。

          (左)当社執行役員 田部井      (中央)髙野選手       (右)当社執行役員 国分

髙野選手の想い・考え(髙野選手のコメント)

 自分自身が小児がんのサバイバーであり障がい者であること、パラクライミングを通して、常に目標や夢を持ってきたことで人生を前向きに生きることができるようになりました。

 「障がい=できない」と考えて、夢を持つことを諦めたり、生きる目標や自分らしさを見失いがちになったりしてしまいます。そのような人たち、また無限の可能性をもっている子供たち、常に不安と闘っている小児がんの方々に、目標を持って生きること、前向きに生きることの素晴らしさを届けたい。そのためには自分が活躍し、声を上げ、地道な活動を続けていくことが、子供たちだけでなく、多くの方々に良い影響を与え、一人ひとりの思いや行動が変わり、それがやがて世界中の良い未来へ変わっていくことに繋がっていくのではないか、そう考えています。

髙野選手の経歴

・氏名  :髙野 正(たかの ただし)

・職業  :公立小学校教員

・競技種目:パラクライミング

     (2024年度M-RP3クラス日本代表)

・障がい :左下肢機能障害

・主な戦績(直近3年):

2024年 ワールドカップソルトレイクシティ大会1位、同インスブルック大会1位

2023年 ワールドカップヴィラール大会1位、

スイス世界選手権1位

2022年 ワールドカップインスブルック大会2位

パラクライミングとは

 高さ15メートルほどの壁をロープなどで安全確保しながら、選手は自分の力だけで壁に設定されたルートを登り、登ることができた高さを競う競技です。 競技における障害種別は、国内は視覚障害3クラス、身体障害7クラスに分かれています。

 2年に1度、IFSC(国際スポーツクライミング連盟)主催のパラクライミング世界選手権大会が開催されるほか、ワールドカップも毎年開催されており、これらの大会で日本代表は上位入賞しており強豪国の一つと認知されています。2028年のロサンゼルスパラリンピックの追加種目となり、より一層、注目度が高まっていく競技です。

以上