Neo、待望のNeoXのメインネットローンチを祝し、2,000万ドル規模のエコシステム資金調達プログラムを発表

4か月前

IFSTAGE株式会社のプレスリリース

Neoが、待望のEVM互換サイドチェーン「NeoX」をついに世に送り出す。MEV耐性機能と資金調達プログラムを備えたNeo Xチェーン上に、洗練された安全な分散型アプリケーション（dApps）が溢れる日も間近だろう。

香港 ― 2024年7月25日 ― オープンソースのコミュニティ主導型ブロックチェーンプラットフォーム「Neo」のEVM互換サイドチェーンである「NeoX」が本日を持って公開された。待望のNeoXのメインネットローンチに先駆けて、開発チームは「Elevate」プログラムを発表。Elevateは新規のチェーン開発を促進するために設計された2,000万ドル規模のエコシステム資金提供プログラムであり、デジタル経済の未来をさらに盛り上げていくことを目指すものだ。NeoXでローンチされる革新的なプロジェクトには、Elevateを通じて資金的なサポートが与えられることである。同プログラムからの援助により様々なアプリケーションの開発が奨励されることで、NeoのN3ブロックチェーンと、業界標準のEVMネットワークの橋渡しをする新しいNeoXチェーンの可能性はさらに広がることだろう。EVM互換・MEV耐性を特徴とするNeoXは、ブロックチェーン業界の革新を加速してきた「Neo」の数々の伝説を引き継ぐ注目の新テクノロジーだ。

NeoXメインネットは、旧来のNeo N3ブロックチェーンから、 dBFT（Delegated Byzantine Fault Tolerance：委任されたビザンチン耐障害性）コンセンサスメカニズムを継承している。さらに、v 1.13.11 Gethノード実装に基づくEVM（Ethereum Virtual Machine）と互換性があり、最新のイーサリアムフォークとしては上海ハードフォークがサポートされている。Neo N3（NeoVM）とNeo X（EVM）間の相互運用性レイヤーとして機能するネイティブブリッジの存在により、資産とデータのシームレスな転送が可能となる。

NeoXは、エンベロープトランザクションやdBFTプロセスの変更を含むアンチトキシックMEVメカニズムといったユニークな機能を追加し、急速に進化していきます。Neoチームは現在、このメカニズムのストレステストを行い、近い将来のネットワークへのスムーズな導入のための準備を進めています。

Neoの創設者であるダ・ホンフェイ（Da Hongfei）氏は、次のように語る。

「NeoXは、分散型かつ安全なスマートエコノミーを構築するための信頼性の高いブロックチェーンプラットフォームだ。Neoエコシステムへのゲートウェイとなることを当面の目標としている。コミュニティのエンパワメント、洗練された技術ツール、堅牢なセキュリティに焦点化することで、NeoXは我々がこれまでに成し遂げたイノベーションの実績と、最新のブロックチェーン技術の進歩を組み合わせて、世界中のユーザーのニーズに応えることを目指す。NeoXメインネットのローンチによって各種ツールが利用可能となった現在、Elevateプログラムが、Neo上に構築されたさまざまな次世代の分散型アプリケーション（dApps）を強化するプロジェクトの刺激となることを期待している」

2,000万ドル規模の資金提供をうたうElevateプログラムは、「Elevate Grants」と「Elevate Investments」の2つのレベルで構成されている。プロジェクトのビジネスタイプに応じて、NeoXのElevate Grantsの参加者は、「Genesis Track」または「Partner Track」のいずれかに登録を申請することができる。Genesisは、堅牢で参加者の多いNeoXエコシステムに貢献する革新的な初期段階のプロジェクト向きだ。一方のPartner Trackは、他のEVMネットワーク上ですでに運用されている確立されたコアインフラプロジェクトにより適する。このほか、「Elevate Investments」は、戦略的優位性を持ってNeoXを推進しうる、すでに確立されたプロジェクトに対して最大50万ドルの投資パッケージを提供している。

Elevateプログラムに加えて、Neoは複数の国や地域のWeb3開発者や起業家とのつながりを重視する。すでに、彼らとのつながりを深めるために、アンバサダープログラム、東京でのWebX、ソウルでのKorean Blockchain Week、シンガポールでのToken2049と他にハッカソンなどのオンラインおよびオフラインでのイベント計画も発表済みである。

メインネットのローンチに先立って、NeoXはすでに20以上のWeb3プロジェクトからチェーン統合とNeoXエコシステム内での開発参加の確約を取り付けている。参加意志を明確に表明したプロジェクトには、Web3インフラストラクチャビルダーのSubQuery、分散型AIインフラストラクチャプロバイダのPhoenix、先駆的なWeb3ゲームオンボーディング企業のZeroXなどが含まれる。

Elevateプログラムを通じて自身のプロジェクトのパートナーシップや資金提供を希望する場合は、

（neox@neo.org）まで直接に企画書を送ってください。

Neoについて Neoは、2014年に設立されたコミュニティ主導型のブロックチェーンプラットフォーム。オープンソースで、開発者をスマートエコノミーに迎え入れることを念頭に置いて設計されている。開発者自身がスマートコントラクトを通じて資産管理をデジタル化および自動化できるようにすることで、Neoは将来的に最適化されたデジタル世界の実現を目指す。Neoは最も開発者にやさしいブロックチェーンとして、世界一広く使用されている言語とツールをシームレスに統合し、フルスタックの分散型アプリケーションを構築するための極めて機能的なブロックチェーンプラットフォームを提供することで、開発者の広範なニーズに応えている。分散型ストレージ、オラクル、ドメインネームサービスなど、強力なインフラストラクチャをネイティブにサポートするNeoは、開発者が次世代インターネットを構築するうえでまさしく理想的な環境といえるだろう。

NeoXは、Neoのサイドチェーン。MEV耐性とイーサリアムツールとの完全な互換性を備えたNeoXは、dBFTコンセンサスメカニズムとエンベロープトランザクションを特徴とし、クロスチェーンのスケーラビリティやDeFiアプリケーションなどで優れたパフォーマンスを発揮する。

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