従来のアンケート結果に加えて、今回新たにSR活動の概要も開示
ライフネット生命保険株式会社のプレスリリース
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株主さまとの接点を大切にする株主総会
当社は、株主総会をステークホルダーの皆さまとの貴重な対話の場と位置づけ、IRマニフェスト(URL:https://ir.lifenet-seimei.co.jp/ja/irmanifesto.html)に基づき運営してきました。また、株主総会の開催前から開催日、そして開催後に至るまで、株主さまとの接点を大切にすることが対話の促進につながると考え、様々な取組みを行ってまいりました。
第18回定時株主総会は、株主さまとの接点を大切にするため、主に以下3つの取組みに注力するとともに、①については今回から新たに概要を開示しています。
① 機関投資家との株主総会前の対話(SR活動)の実施 ② 事前にインターネットで議決権行使された個人株主さま向け電子ギフト贈呈施策 ③ 個人株主さま向け株主総会当日出席者・視聴者アンケートの実施 |
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株主さまの声①:機関投資家との株主総会前の対話(SR活動)の実施
当社は、2023年から株主さま(機関投資家)との株主総会前の対話(SR活動)を実施しています。本年は、代表取締役社長及び経営企画部担当執行役員を主な対応者として、2024年2月から3月にかけて実施しましたので、株主さま(機関投資家)との対話内容の一部を以下のとおり掲載します。
主なご意見 |
当社の回答・対応状況 |
企業価値を高めるためのサステナビリティの取組みや開示を強化してほしい。 |
経営方針及び中期計画の実行を通じて当社が実現したい社会として、アウトカム目標「安心して、未来世代を育てられる社会」を定めました。 また、長期に取り組むべき重要課題(マテリアリティ)を特定し、取組みを推進しています。2023年度は、取組みの進捗を測定するための指標を新たに設定し、実績を開示しています。詳細は有価証券報告書をご参照ください。ご意見を踏まえ、今後もサステナビリティの取組みの強化やさらなる開示の充実に努めてまいります。 |
自社の自己資本利益率(以下、ROE)の水準に関して、現状の認識と今後の方向性に関して教えてほしい。 |
生命保険事業を展開している当社においては、IFRS適用後もご契約者の皆さまへの将来の保険金・給付金のお支払いに備えて、一定水準の日本基準上の自己資本を確保する必要があることを踏まえると、ROEを高めるためには、その分子となる利益の成長がより重要であると考えています。
今後も、2024年度からの中期計画の実行によるさらなる利益成長の実現を通じたROEの向上を目指すとともに、事業規模拡大による企業価値の向上と、市場評価の改善という両輪の取組みを推進することで、中長期的な株主価値の向上につなげたいと考えています。 |
取締役のスキル・マトリックスを開示しているが、自社の中期計画との関係性やスキルを選定した理由についても開示したほうが良いのではないか。 |
当社は2024年度からの新たな経営方針及び中期計画の策定に伴い、スキル・マトリックスにおいてスキル項目の見直しを行いました。 また、スキル項目の選定理由、経営方針及び中期計画とスキル項目の相関関係についても新たに開示しています。 詳細は、第18回定時株主総会招集ご通知(URL:https://ir.lifenet-seimei.co.jp/ja/stock/meeting/main/01/teaserItems1/01/file/dai18_syoshu.pdf#page=16)をご参照ください。 |
企業価値を高めるためのサステナビリティの取組みや開示を強化してほしい。 |
経営方針及び中期計画の実行を通じて当社が実現したい社会として、アウトカム目標「安心して、未来世代を育てられる社会」を定めました。 また、長期に取り組むべき重要課題(マテリアリティ)を特定し、取組みを推進しています。2023年度は、取組みの進捗を測定するための指標を新たに設定し、実績を開示しています。詳細は有価証券報告書(URL:https://data.swcms.net/file/lifenet-seimei/dam/jcr:bcb3c06f-dbd8-48be-a5c8-af3841e0a133/S100TNBX.pdf#page=16)をご参照ください。ご意見を踏まえ、今後もサステナビリティの取組みの強化やさらなる開示の充実に努めてまいります。 |
大株主であるauフィナンシャルホールディングス株式会社に所属している、独立性のない社外取締役を選任しているが、この点に関する考え方を教えてほしい。 |
KDDI株式会社及びauフィナンシャルホールディングス株式会社の金融グループ各社とのさらなる提携の強化を目的としていますが、今後もより良い取締役会の構成に向けて検討を重ねてまいります。 なお、今般、取締役会の監督機能を強化し、監督と執行の分離を一層機能させることを目的として、第 18 回定時株主総会終結後の取締役会は、過半数を独立社外取締役とする構成に変更しました。 |
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株主さまの声②:事前にインターネットで議決権行使された個人株主さま向け電子ギフト贈呈施策
【実施結果】
事前にインターネットにより議決権行使いただき、かつアンケートにご回答いただいた株主さま20名につき1名に抽選で500円相当の電子ギフトを贈呈する取組みを実施しました。この取組みにより、多くの株主さまにインターネットを利用した議決権行使をいただき、ネット議決権行使株主数比率は81.4%(前年80.3%)と過去最高を更新しました。
【事前インターネット議決権行使株主さまアンケート結果】
本施策で実施したアンケートでは、1,022名(前年1,154名)の株主さまにご回答いただきました。
主な設問と回答結果は以下のとおりです。
設問:当社の株主総会に出席するにあたり、希望する開催形式を教えてください
以上の結果より、前回に引き続き9割以上の株主さまがオンライン配信を伴った株主総会の開催形式を希望していることが明らかになりました。
当社は2021年から、より多くの株主の皆さまにオンラインで視聴いただくために、ハイブリッド型のバーチャル株主総会を実施しています。株主の皆さまの声を踏まえ、オンラインという事業特性や、社会全体のデジタル化の進展も視野に入れ、株主の皆さまにとって最も心地よく参加・出席ができるよう、今後の開催形式につきまして検討を重ねたいと考えています。
設問:今後の当社の株主総会招集ご通知について、希望する形式を教えてください
第18回定時株主総会において、株主の皆さまにお送りした株主総会招集ご通知については、前年と同様に一律に従前どおり書面(フルセット)で送付しました。
一方、アンケートにおいては7割近くの株主さまが一定程度の情報をインターネット上で閲覧する意向があることを確認することができました。株主総会資料の電子提供制度の浸透に伴い、株主総会招集ご通知の形式につきましても、株主の皆さまの声を踏まえ、時代のニーズや外部環境の変化をとらえながらよりよい形式を検討してまいります。
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株主さまの声③:株主総会当日出席者・視聴者アンケートの実施
また、当日出席・視聴いただいた株主さまからは数々の叱咤激励をいただきました。代表的なご意見は以下のとおりです。
設問:当社または当社株主総会に対するご意見・ご要望がございましたら、お聞かせください。
・ 終始誠実な対応で、内容もわかりやすかった ・ 会場出席者が少ないように感じた ・ 今後も応援しています ・ 個人向け事業の成長が芳しくないと感じているので、早く結果につなげてほしい ・ せっかくの機会なので、株主総会後に経営者と会話できる時間を設けてはどうか |
今回、株主の皆さまからの多くの声を聞くことができ、株主総会を起点とした株主の皆さまとの多くの接点をより強化させることにもつながったと考えています。貴重なご意見を参考に、今後も過去にとらわれず、変化と挑戦を続けながら対話のあり方を模索してまいります。
ライフネット生命について URL: https://www.lifenet-seimei.co.jp/
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