口座開設時及び取引開始後の法人確認業務の効率化・高度化を目指し、広島銀行が「SimpleCheck」を導入

シンプルフォーム株式会社のプレスリリース

シンプルフォーム株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO 田代 翔太、以下「当社」)は、株式会社広島銀行(本社:広島県広島市、代表取締役頭取 清宗 一男、以下「広島銀行」)が、法人確認プロセス自動化ソリューション「SimpleCheck」を導入したことをお知らせします。

当社は、行政機関やインターネット上に点在する全国500万法人の定性情報を集約。「SimpleCheck」はこれら情報から成っており、通常は収集・整理に数日かかる情報を30秒でレポーティングするものです。

広島銀行は、法人口座開設時や、取引開始後の法人確認プロセスにおいて「SimpleCheck」を活用し、業務の効率化と高度化を実現します。

導入の背景

国際的にAML/CFT(マネー・ローンダリング及びテロ資金供与対策)をはじめとするリスク対策の重要性がいっそう増す中、銀行をはじめとする金融機関は、迅速かつ高い水準でコンプライアンス対応を行うことが求められています。その一環として、広島銀行は金融機関に求められる高いコンプライアンス水準を保ったまま、法人調査業務をより効率的に行える手段を検討していました。こうした中で、「SimpleCheck」が行政機関やインターネット上などさまざまな場所に点在する情報が網羅的に閲覧できる点や、こうした収集・整理に通常であれば数日かかる情報を30秒で取得できる点などを評価いただき、導入に至りました。

導入により実現できること、今後の展望

口座開設時及び取引開始後の法人確認業務において「SimpleCheck」をご活用いただきます。この取り組みにより、法人確認業務の負荷軽減や、より高度なリスク判断が可能となります。外部情報の収集に大きな労力と時間を要していたところ、円滑かつ質・量ともに満足できる情報収集がハイスピードで可能となったという評価をいただいています。今後も広島銀行において業務に最適な活用が実現できるよう、ご支援してまいります。

取り巻く環境

国連薬物犯罪事務所(UNODC)の推計によると、全世界で資金洗浄される額は、年間で最大約300兆円に上ります。[*1] マネー・ローンダリングをはじめとする金融犯罪対策が国際的に重要視されるなか、金融機関が果たすべき責任はより重いものとなっています。

これら影響による規制強化を背景に、法人調査・審査業務の現場は負荷が増大しており、ビジネスの成長とコンプライアンスの両立は大きな課題とされています。こうした課題解決に対し、特にコンプライアンス対応業務の領域へ、デジタル化の便益を届けることが重要と当社は考えています。

 [*1]United Nations Office on Drugs and Crime. “Money Laundering“. (参照 2024-06-25)

SimpleCheckサービス概要

法人名を入力するだけで世の中の情報を瞬時に収集し、当社が独自に蓄積・検知したリスク情報と共に、30秒でレポーティングするサービスです。2022年6月の正式リリース以降、大手金融機関を中心に事業会社・プラットフォーマーなど、これまで50社以上に導入いただいています。

お客様の業務フローに応じたカスタマイズや、各種データの分析・活用等のご提案、業務フローのコンサルティングや審査システム開発などのご支援も実施します。


会社概要

シンプルフォーム株式会社は「全ての法人がフェアに繋がれる世界」の実現を目指し、事業を展開。テクノロジーと地道な人力調査の力を結集し、金融・商取引における審査の効率化や、高度化を支援しています。

本社所在地 

東京都渋谷区上原三丁目29番1号

代表者名

代表取締役CEO 田代 翔太

事業内容

情報サービス業

コーポレートサイト

https://www.simpleform.co.jp/

プロダクトサイト

https://www.simpleform.co.jp/products