CO2排出量の算定、削減・オフセット、開示をサポート
スパークス・グループ株式会社のプレスリリース
スパークス・グループ株式会社(以下、スパークスと表記)は、2021年10月に設立された「未来創生3号ファンド」が、アスエネ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO:西和田 浩平。以下、アスエネ社と表記)への投資(金額は非開示)を実行しましたので、お知らせいたします。アスエネ社は今回の調達資金を活用し、国内の優良人材の採用、マーケティングの強化やテクノロジーへの技術投資、そしてグローバル展開の強化を行い、持続的な成長を展望しております。また、M&Aの活用も検討しております。
■投資先企業の概要
アスエネ社は、2019年に創業し、「次世代によりよい世界を」をミッションに掲げるクライメートテック企業です。導入社数6,000社のCO2排出量見える化・削減・報告クラウド「ASUENE」は、AI-OCRを活用しScope1-3までの算出やCFP算定、削減・オフセット、環境データ管理、報告が可能となっております。さらに、ESG評価クラウド「ASUENE ESG」、カーボンクレジット取引所「Carbon EX」を通じ、サステナビリティ経営をワンストップで支援しております。
今回の資金調達により、「ASUENE」、「ASUENE ESG」の国内デファクト化のための営業体制やマーケティングの強化を行ってまいります。そして、持続的な成長のために、グローバル採用の強化とともに、M&Aの活用も検討しております。
脱炭素経営をワンストップでサポートすることで、「次世代によりよい世界を」作ることへ貢献するとともに、日本を代表して世界で勝ち抜く企業になることを目指しております。
■「未来創生(1号)ファンド」、「未来創生2号ファンド」および「未来創生3号ファンド」の概要
未来創生(1号)ファンドはスパークスを運営者とし、トヨタ自動車株式会社、株式会社三井住友銀行を加えた3社による総額約135億円の出資により、2015年11月より運用を開始しました。最終的には、上記3社を加えた計20社からの出資を受けました。「知能化技術」「ロボティクス」「水素社会実現に資する技術」を中核技術と位置づけ、それらの分野の革新技術を持つ企業、またはプロジェクトを対象に米国、英国、イスラエル、シンガポール、日本の約50社に投資しました。2018年下半期には、既存投資領域3分野に加え、新たに「電動化」、「新素材」を投資対象とした未来創生2号ファンドの運用を開始しました。そして、2021 年 10 月から未来創生 2 号ファンドの 5 分野 に加えて、「カーボンニュートラル」を投資対象とし、スパークスの子会社であるスパークス・アセット・マネジメント株式会社 をファンド運営者とした未来創生3 号ファンドの運用を開始しました。2024年5月末時点の運用資産残高は、1号、 2号および 3号をあわせて、1,154億円となっています。
未来創生ファンドの投資実績:https://mirai.sparx.co.jp/investment/