2024年の新卒入社の社会人1,102人に調査!初任給の使い道と、投資への興味関心度!
株式会社LENDEXのプレスリリース
世界的な経済情勢の悪化や物価上昇の影響に円安。さらには、ここ数年の値上げラッシュ。
また、約半数の学生が利用しているとされている奨学金の返済など、収入に対しての支出が何かと多く、これからの時代を生き抜くためにはしっかりとした資産形成をしていくことは必須となってくるでしょう。
2024年から始まった新NISAなど、投資・資産形成に対して、今年の新卒世代はどれくらい興味関心があるのでしょうか?
そこで今回、融資型クラウドファンディングサービスを提供する株式会社LENDEXは(htps://lendex.jp/) 2024年新卒入社の会社員を対象に、「新社会人のお金事情」についての調査を実施しました。
2024年の新社会人、奨学金の返還があるのは6割以上!
まず初めに、2024年の4月からの新社会人になった方々に、奨学金の返還があるかどうかを聞いてみました。
「ある(63.2%)」と全体の6割以上の方が奨学金の返還がある結果になりました。
次に、奨学金の返還がある方にどのように返還をしていく予定か『奨学金の返還についてどのように思っていますか?』と質問しました。
最も多かったのは「早期返還しようと思っている(ボーナス等で繰り上げ返還する)(60.5%)」で少しでも早く返還したいという方が半数以上でした。
一方、「毎月返還できるか不安(14.5%)」と約15%の方が返還について不安を感じていました。
Z世代の会社員は、サブスクサービスに月額3,000円未満が最多!
続いては、毎月のコストになるサブスクサービスの利用状況について聞いてみました。
『今現在加入しているサブスクサービスはいくつありますか?(Amazonプライムやネットフリックスなど)』と聞いたところ、「2~3個(34.8%)」が最も多く、全体の8割以上の方が何かしらサブスクサービスを1つ以上利用している結果となりました。
ほとんどの方がサブスクサービスに加入をしていることが分かりました。
毎月にかかってくる金額についても聞いてみました。
『サブスクのサービスに月額どれくらいの金額を使っていますか?』と聞いたところ、「3,000円未満(34.0%)」が最も多く、「3,001円~5,000円(15.5%)」「5,001円~10,000円(13.4%)」「10,001円~20,000円(21.8%)」「20,001円~30,000円(10.3%)」「30,001円以上(5.0%)」という結果になりました。
約3人に1人が毎月10,000円以上、半数以上の方が毎月5,000円以上をサブスクサービスに利用していることが分かりました。
2024年新卒社会人の平均初任給は、厚生労働省の「令和3年賃金構造基本統計調査」によると、大卒(男女計)で22万5,400円、院卒で25万3,500円です。
毎月のランニングコストや、ここ最近の物価高の中で、果たしてどれくらいの金額が自由に使えるのでしょうか?
『毎月、自由に使える金額はいくらくらいの想定ですか?』と聞いてみたところ、「1万円未満(12.0%)」「1万円~3万円未満(30.3%)」「3万円~5万円未満(32.3%)」「5万円~7万円未満(13.5%)」「7万円~10万円未満(4.8%)」「10万円以上(7.1%)」という結果になりました。
4人に3人は毎月自由に使える金額は5万円未満を想定しているようです。
初任給の使い道と、毎月の貯金目標とは?
5月はほとんどの新卒入社の社会人の方々に初任給が支給されるタイミングとなります。
そこで、その使い道と貯蓄について聞いてみました!
『初任給の使い道はどのように考えていますか?』
■親にプレゼント
■投資に回す
■美味しいものを食べる
■親にご飯をご馳走する
■親孝行する
■両親のために使う
■買い物と貯金
■一つだけ自分の欲しいものを買う。あとは投資する
■一人暮らしの初期費用
■自己啓発やスキルアップのための書籍やセミナーに投資する
などの意見がありました。
親孝行に利用したいという意見が大半を占める形となりました。
新社会人の資産形成!4人に1人以上はiDeCoやNISAで投資をしている!
続いては、新社会人の方にこれからの資産形成について聞いてみました。
『毎月、どのくらいを貯金する予定ですか?』と聞いたところ、「1万円~3万円未満(37.7%)」が最も多い金額でした。
また、「貯金できそうにない(12.3%)」「1万円未満(17.2%)」と、約3割の方は、なかなか貯金をしていくのが難しいと回答しています。
『iDeCoやNISAなどの投資は検討していますか?』に対しては、「既にやっている(27.1%)」と3割弱の方が既に投資を行っていました。
「興味はあるが、投資するお金がない(25.3%)」「興味はあるが、やっていない(28.8%)」と半数以上の方がiDeCoやNISAに対して既に興味関心があるようです。
そこで、『副業や投資への興味はありますか?』と聞いたところ、「ある(74.3%)」と4人に3人は副業や投資に興味があることが分かりました。
最後に、将来のライフプランへの不安を聞いてみました。
■老後2000万円問題が不安
■マイホームの金利が怖い
■貯金額をどこまで増やせるかが不安
■年金がもらえるか不安
■副業不可の会社なのでもっと稼ぎたくてもどうすれば良いか分からない
■いくら持っていれば良いのかわからないでも持っていても何に使うのだろうと考えてしまう
■奨学金の返還ができるかどうか
■社会保険料や年金受給の低い点が不安です
など、お金に対する不安と、老後に対する不安があるという意見が多かったです。
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調査概要:「新社会人のお金事情」に関する調査
【調査期間】2024年5月7日~2024年5月8日
【調査方法】第三者機関によるインターネット調査
【調査人数】1,102人
【調査対象】2024年4月からの新社会人