みずほリース株式会社のプレスリリース
今回の株式取得によって、ジェコスは、当社の持分法適用関連会社となる予定です。
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1. 本資本業務提携の理由
当社は、「モノ」に対する専門性と商流に対する深い理解、高度な金融ノウハウを用いて、幅広い金融・事業サービスを手がけています。さらに2023年5月12日に発表した「中期経営計画2025」において、お客さまのビジネスモデルの高度化に対応する新ビジネス戦略や、当社グループの注力分野への取り組みと、アライアンスパートナーとの協業を通じた戦略的な取り組みを融和させることで、リース会社から大きく躍進し、お客さまを取り巻く社会的課題や事業課題に対し、金融の枠を超えた価値共創のパートナーとして解決に導く、マルチソリューション・プラットフォーマーへと進化することを目指しています。
ジェコスは、建設仮設材の賃貸、販売及び仮設工事の設計、施工等を行う重仮設事業と、建設用機械等の賃貸を行う建設機械事業を通じて、建設業界の幅広いニーズに応え、安心、安全な社会の建設に貢献しております。また、国内重仮設事業を核に加工・仮設橋梁等の周辺分野の拡大、海外重仮設事業への進出、並びに建設機械事業の強化に取り組んでおります。今後これらの取り組みを加速し、また新たな成長分野への進出も検討していくことにより、事業分野の拡大と利益成長を目指しています。
今回、当社及びジェコスは、両社が有する強み、及び事業基盤等を有効活用し既存事業の強化を行うこと、加えて両社のノウハウやインフラを活用し新たな事業機会を創出すること等を目的に当事者間で協議を進めてきた結果、両社の強みを融合し、協業を推進していくことで、両社の企業価値の向上に資する関係を築けるとの認識で一致いたしました。当社の「モノ」に関する広範な知見と商流に対する深い理解及び高度な金融ノウハウと、ジェコスの重仮設事業及び建設機械事業に対する長年蓄積した知見と取引先とのネットワーク、並びにJFEグループ各社との連携を活かし、相互に補完することでシナジー効果を創出できるものと考えます。
さらに、両社が有するリソースや事業基盤を活用して、これまで両社が取り扱っていなかった新たな領域への進出や、今後想定される様々な社会的課題の解決に貢献する事業への参画も可能と考えております。
また、当社は本資本業務提携の円滑な実施を図るため、本株式取得の実行及びジェコス株主総会での承認を前提に、社外取締役1名をジェコスに派遣することを予定しております。
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2. 本資本業務提携の内容
現時点で想定している、両社の業務提携分野・内容は以下のとおりです。なお、本資本業務提携の具体的内容及び実施方法等については提携効果の早期発現を目指して、速やかに両社による協議によって定めてまいります。
① 重仮設事業及び建設機械事業での協業
② 海外事業での協業
③ 両社の事業ノウハウ、インフラ等の活用が可能な新規分野での協業
④ 相互の人材交流
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3. 本資本業務提携の相手先の概要
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4. 本株式取得の相手先(JFEスチール)の概要
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5. 日程
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6. 今後の見通し
本資本業務提携による2024年3月期業績への影響はありません。今後公表すべき事項が生じた場合には、速やかに開示いたします。
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【お問い合わせ先】
みずほリース株式会社 経営企画部
〒105-0001 東京都港区虎ノ門一丁目2番6号
TEL 03-5253-6540