社会変革推進財団、B Corp™認証の運用を行うB Lab の日本国内組織B Market Builder Japanとのパートナーシップ締結

一般財団法人社会変革推進財団のプレスリリース

2017年よりインパクト投資の調査研究を開始し、推進している一般財団法人社会変革推進財団(理事長:大野修一 所在地:東京都港区 以下、「SIIF」)は、B Corp認証制度の運用を行い、B Corp™ムーブメントをB Corpと共にリードするB Lab の日本国内組織一般社団法人B Market Builder Japan(共同代表:鳥居希、溝渕由樹、本社:東京都港区、以下 BMBJ)のオフィシャルパートナーシップとして締結したことをお知らせいたします。

B Lab Globalによると、98カ国、162の産業にまたがる8,500を超える企業がB Corp認証を取得しており、日本国内に本社機能を有する企業は、40社(2024年3月現在)がB Corp認証を取得しています。

SIIFでは、経済活動全体の中で、インパクトを創出していくインパクト・エコノミーの形成を目指し、それらの調査・研究を行う知識創造チームとして、インパクト・エコノミー・ラボを2022年6月に創設しています。また、「経済財政運営と改革の基本方針2022」において、日本版のベネフィットコーポレーション法制度やそれを支える民間認証のあり方に関しての提言を取りまとめた「ベネフィットコーポレーション等に関する調査」(2023年3月)を公開いたしました。さらに、消費者のインパクトエコノミーへの参加を目指し、公式ブログにて「インパクトエコノミーの扉」を発信しています。

今回のBMBJとのパートナーシップでは、日本国内の企業におけるB Corp認証取得の推進を目指し、B Corp取得の有無に限らず、インパクト・エコノミーの実現に向けて、B Corpとインパクト投資家/インパクト企業のコミュニティの接続、B Corpによるインパクト・マネジメントの実装等、B Corpムーブメントを共に推進していきたいと考えています。

社会変革推進財団(SIIF  

 2013年より日本財団内においてインパクト投資に関する調査研究に着手し、日本財団から助成金を受けて、2017年社会的投資推進財団として設立されました。その後、2019年社会変革推進機構と合併し、社会変革推進財団となりました。GSG国内諮問委員会の設立や賛同メンバーの招集や、インパクト投資における提言書や現状を記した報告書の発行、金融庁との共催で金融機関等との勉強会の開催などインパクト投資の推進のための活動をしています。様々な社会課題が山積する日本において、自助・公助・共助の枠組みを超え、社会的・経済的な資源が循環する社会の実現を目指し活動をしています。