家族の認知症対策をしていないと回答した人が9割以上。認知症介護未経験者の9割が軽度認知障害(MCI)について「知らない」と回答
ライフネット生命保険株式会社のプレスリリース
今回の調査では、認知症の早期発見の重要性や実態については、まだまだ十分な情報が行き届いていない結果になりました。認知症の介護を経験された方から「事前に準備しておきたかったこと」や「想定よりもかかった費用」についての声も集まっています。この調査が少しでも認知症を考える一助となれば幸いです。ライフネット生命は引き続き「認知症とともに生きる」ための情報の発信を行ってまいります。
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調査概要
・調査タイトル:「ライフネット生命保険 認知症に関するアンケート調査」
・調査対象:
認知症介護経験者500名(20歳~69歳)
認知症介護未経験者500名(20歳~69歳)
・調査方法:ウェブアンケート
・調査地域:全国
・調査実施時期:2024年2月
・調査協力:マイボイスコム株式会社
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しています。
■■報道関係者さまへのお願い■■ 本リリース内容の転載にあたりましては、「ライフネット生命調べ」 という表記をお使いいただけますよう、お願い申し上げます。 |
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調査結果の概要
■「認知症」について ・認知症のイメージで、「今まで暮らしてきた場所で、今までどおり自立的に生活できる」と回答した人は全体の約6%にとどまる ・全体の9割以上が家族の認知症対策をしていない ・認知症介護未経験者の5割以上が、家族が認知症になった場合に備えた費用について、「自分は準備しておらず、自分以外の家族も負担するかもわからない」と回答 ・認知症介護未経験者で認知症が予防できることを知っている人は5割未満 ・認知症介護未経験者の4割以上は認知症の投薬治療の存在自体を知らないと回答 ■軽度認知障害(MCI)について ・認知症介護未経験者の約7割が軽度認知障害(MCI)を知らない ・認知症介護未経験者の約9割は軽度認知障害(MCI)の段階で治療を開始すれば健常な状態に回復する 可能性があることを知らない ■認知症介護経験者が、介護を経験して「事前にやっておけばよかったこと」について ・「支援サービスに関する情報収集」が約5割。「介護を受ける本人との話し合い」「本人以外の家族や親族との話し合い」「介護費用を貯める」が続く ・自由記述では、「早い段階での受診や対策」に関する声も挙がる ■認知症の方の介護中に、想定よりもかかった費用について ・介護にかかる費用だけでなく、日用品や光熱費、収入の減少に関する声も挙がる |
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調査結果の詳細
■「認知症」について ・認知症のイメージで、「今まで暮らしてきた場所で、今までどおり自立的に生活できる」と回答した人は全体の約6%にとどまる ・全体の9割以上(90.2%)が家族の認知症対策をしていない ・認知症介護未経験者の5割以上(51.0%)が、家族が認知症になった場合に備えた費用について、「自分は準備しておらず、自分以外の家族も負担するかもわからない」と回答 |
■「認知症」の予防について ・認知症介護経験者は、約7割(69.8%)が予防できることを知っている。一方、認知症介護未経験者では半数以下の47.0%にとどまる ・認知症介護未経験者は、4割以上(41.8%)が投薬治療を知らない |
■軽度認知障害(MCI)について ・認知症介護未経験者の約7割(65.0%)が軽度認知障害(MCI)を知らない ・認知症介護未経験者の約9割(86.8%)が軽度認知障害(MCI)の段階で治療を開始すれば健常な状態に回復する可能性があることを知らない |
■認知症介護経験者が、介護を経験して「事前にやっておけばよかったこと」 ・「支援サービスに関する情報収集」が約5割(49.8%)で1位。「介護を受ける本人との話し合い」「本人以外の家族や親族との話し合い」「介護費用を貯める」が続く ・自由記述では、「早い段階での受診や対策」に関する声も挙がる |
■認知症の方の介護中に、想定よりもかかった費用について ・介護にかかる費用だけでなく、日用品や光熱費、収入の減少に関する声も挙がる |
ライフネット生命について URL: https://www.lifenet-seimei.co.jp/
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