岡三証券グループへの第三者割当増資により10億円の資金調達を実施

株式会社FOLIOホールディングスのプレスリリース

株式会社FOLIOホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役会長 兼 CEO:甲斐 真一郎、以下「当社」)は、株式会社岡三証券グループ(本社:東京都中央区、取締役社長:新芝 宏之、以下「岡三証券グループ」)および岡三キャピタルパートナーズ株式会社(本社:東京都中央区、取締役社長:藤野 敦)が運営する投資事業組合への第三者割当増資により、新たに10億円の資金調達を行いました。今回の調達により、創業以来の累計調達額は167億円となります。

 当社と岡三証券グループは、新たなファンドラップサービスの開発に着手するなど、事業連携を行ってまいりました。具体的には、当社の子会社である株式会社FOLIO(以下「FOLIO」)と、岡三証券グループの子会社である岡三証券株式会社(以下「岡三証券」)が、FOLIOの投資一任プラットフォーム「4RAP(フォーラップ)」を活用したファンドラップサービスを2024年度上期に提供開始すべく、4RAP導入に向けた取り組みを進めているところです。岡三証券グループは中期経営計画において、ビジネスモデル変革の中核要素の一つとしてストック型ビジネスの拡大を進める方針を掲げており、4RAP導入はこの方針を推進するひとつの取り組みとなります。

 

 当社と岡三証券グループは、今回の第三者割当増資を通じて、両社の子会社間における事業連携をさらに加速させ、それぞれの強みを活かしながら、お客さまにより一層幅広い資産運用サービスを提供してまいります。

 

▶︎岡三証券における新たなファンドラップサービスの提供へ向けて

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000131.000022761.html

 

■4RAPについて

4RAPは、全国の銀行・証券会社等の金融機関が、自社のお客さまの口座・預り残高を活用して投資一任運用サービスを提供することが可能になるSaaS型の資産運用基盤です。4RAPが標準装備する機能では、一人のお客さまが目的(ゴール)別に複数の運用を行ったり、異なる複数の一任運用商品を同時に保有することが可能となります。

 

FOLIOは、2021年1月以来、4RAP事業を展開しております。岡三証券への4RAP導入は3社目となり、対面サービスを提供する総合証券会社での初めての4RAP導入事例となります。また、本事例では、岡三証券が投資一任業務を担う予定となっており、導入する金融機関が自由に投資一任業者を設定し、独自の投資一任サービスを展開することができるという4RAPの機能を活かした初めてのケースとなります。4RAPは金融機関の多様なニーズに対応する機能を持ち、導入実績を積み上げながら、SaaS型の資産運用基盤としての価値を深化させています。

 

現在、ファンドラップは大手証券や大手銀行を中心に普及してきていますが、多くの場合1社で1商品の取扱いに留まっており、個々の顧客のニーズに沿った商品展開がなされているとは言い難いのが現状です。4RAPは導入先の金融機関やそのお客さまに合った複数の商品展開が可能なプラットフォームとして、一人ひとりに寄り添ったサービスの実現を目指します。

 

▶︎投資一任プラットフォーム「4RAP」の詳細はこちら

https://4rap.folio-sec.com/

 

 

■会社概要
株式会社 FOLIOホールディングス

本社所在地:東京都千代田区一番町 16-1 共同ビル一番町 4 階

事業内容:グループ会社の経営管理および付帯業務

代表者:代表取締役会長 兼 CEO 甲斐 真一郎

設立:2019 年 4 月 1 日