「金融教育」をボードゲームで楽しく学べる『子ども未来キャリア』立命館守山中学校・高等学校にて金融をテーマに授業を実施

~生活に身近なおつかいの内容から、起業家になって投資や株の疑似体験まで挑戦できる~

株式会社イー・ラーニング研究所のプレスリリース

 e-ラーニングに関するサービスの様々なコンテンツを提供する株式会社イー・ラーニング研究所(代表取締役:吉田智雄、本社:大阪府吹田市 以下、イー・ラーニング研究所)は、子どものときから夢や目標を持ち、グローバル社会で必要となる知識と能力を育む、キャリア教育用ボードゲーム教材『子ども未来キャリア』を開発しております。同教材を用いて、立命館守山中学校・高等学校にて2024年2月に金融をテーマにした授業を行いましたので、お知らせします。

 学校指導要領の改定により、2022年度から高校の家庭科の授業で新たに金融教育が開始され、まもなく2年を迎えます。「金融教育」では、専門用語が多いことや実生活でのつながりが見えづらいことから、生徒が自分事として捉えにくく、授業の仕方や教え方について悩んでいる教員の方々が多くいます。『子ども未来キャリア』は、金融教育をはじめ、日本の学校で学ぶ機会の少ない能力について、ボードゲームを通して楽しく学ぶことができるキャリア教育教材で、社会に出てから必要となる知識と能力を育むことができます。

 立命館守山中学校・高等学校では、『Game Changer(新たな価値と希望を生みだす人)の育成』を教育目標としており、生徒たちに様々な挑戦ができるような取り組みをされています。その中で、昨年『子ども未来キャリア』の「資産形成ゲーム」を導入いただいた立命館慶祥高校での活用事例を受けて、本教材が体験を通して金融教育ができることや、学校法人立命館では、附属中学校・高等学校の一貫教育を推進されていることや、関西スタートアップアカデミア・コアリション(略称KSAC)に積極的に参加されていることから、校内での連携により、今回の導入に至りました。

 立命館守山中学校では1年生を対象に、食分野の学習の一環として、買い物をテーマにした「おつかいゲーム」を実施いただきました。授業では、お金の出入りの記録、計画的な買い物、商品の売買などを体験しながら、需要と供給の関係による商品価格の変化を学びました。また、3年生を対象に消費者教育をテーマにした授業を行っており、授業の導入として繋げられる内容だと評価をいただきました。

 また、立命館守山高等学校では、経済動向を予測し、投資する金融商品を選択しゲームを進める「資産形成ゲーム」と、起業家になって社会情勢の変化や競合店の投資を通じて、資金調達や投資の仕方を学ぶ「事業投資ゲーム」を実施いただきました。授業を担当された先生方は、「金融教育」について、前例が少ない上に内容が高度なため、生徒たちにどのように教えるべきか悩んでおられましたが、事前に簡単な知識インプットをした上で、ゲーム形式で体験しながら学ぶため、教員から生徒へ一方通行な授業になることがなく、非常に効果的だと感じていただきました。

 また、本教材には授業進行用スライドなども付属しているため、一見難しいと感じる金融の専門用語も、教員の皆様から子どもたちにわかりやすく説明することができます。さらに、金融教育などのキャリア教育を授業に取り入れる際には、本教材の活用により題材選定や専門用語の理解もスムーズに行うことができ、準備時間軽減にも役立てることも可能です。

 イー・ラーニング研究所では、子どもたちへ学びの機会を提供し、「将来なりたい自分になるため」、「夢・目標に向かって挑戦する姿勢を持つため」に必要な力を子どものうちから身につけられるよう目指していきます。

【立命館守山中学校 生徒からのコメント】

・需要と供給という言葉だけ知っていたが、ボードゲームを通してより理解が深まった。

・買い物をするときの工夫やお金の使い方を学ぶことができ、実際の買い物でも役に立ちそうだと思った。

・食材の旬や海外からの輸入の状況によって物の値段が変わる仕組みがわかった。

・友達や家族と物価高などについて話し合ったり、物の値段についてさらに詳しく学んだりしていきたい。

【立命館守山高等学校 生徒からのコメント】

<事業投資ゲーム 実施クラス>

・実際にゲームで疑似体験をすることで、教科書や本だけでは学べない経験ができた。

・投資の知識や方法を身につけることで、投資自体が良くないということではないと気づくことができた。

・投資は難しく良いイメージがなかったが、何もせずに過ごしている方がもったいないと思った。

・今までは貯金や節約することを意識していたが、お金を持つだけでなく運用して増やすことも大切だとわかった。

<資産形成ゲーム 実施クラス>

・投資は大人だけがする「賭け」で、自分とは関係ないと思っていたが、ゲームの中ではいつもニュースでみているような仕掛けもあり、身近に感じることができた。

・将来の選択肢の一つとして、投資の知識と選択肢を持っているだけで、これからの可能性が大きく変わってくると思った。

【立命館守山中学校・高等学校「金融プログラム」授業/インタビュー動画】

■URL:https://x.gd/OBffE (YouTube 限定公開)

【『子ども未来キャリア』概要】

 『子ども未来キャリア』は、子どものときから夢や目標を持ち、グローバル社会で必要となる知識と能力を育むキャリア教育用ボードゲーム教材です。ボードゲームを通じた疑似体験と、スライド教材を活用した学習を組み合わせた「遊び×学び」を融合した内容で、主体的に楽しく学ぶことができます。

■URL    :https://mirai-career.jp/

■販売対象    :全国の小・中学校、高校、教育関係の企業・組織

        (学習塾、学童施設 など)

          子ども向けの体験型イベントを開催される企業等とのコラボレーション

■教材対象年齢:小学生・中学生・高校生 ※その他要相談

■学習テーマ

・「教育用!コミュニケーションゲーム」 

・「教育用!事業投資ゲーム」

・「教育用!ディスカッションゲーム」 

・「教育用!おつかいゲーム」

・「教育用!情報推理ゲーム」

・「教育用!キャリアデザインゲーム」

・「教育用!多様性ゲーム」

・「教育用!資産形成ゲーム」

【株式会社イー・ラーニング研究所】

名称  :株式会社イー・ラーニング研究所

本社  :大阪府吹田市江坂町1丁目23-38 F&Mビル6F

東京支社:東京都港区港南1丁目8-40 A-PLACE品川1F

代表者 :代表取締役 吉田 智雄

URL :https://e-ll.co.jp/