愛知県初!「名古屋鉄道」の一部駅で、クレジットカードやデビットカード等のタッチ決済による乗車の実証実験を3月28日(木)に開始します

~2024年秋より対象駅を拡大予定~

株式会社ジェーシービーのプレスリリース

名古屋鉄道株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:髙﨑 裕樹)、三井住友カード株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:大西 幸彦)、株式会社ジェーシービー(本社:東京都港区、代表取締役兼執行役員社長:二重 孝好)、日本信号株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:塚本 英彦)、QUADRAC株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:高田 昌幸)は、2024年3月28日(木)より、名古屋鉄道の一部駅で三井住友カードが提供する公共交通機関向けソリューション「stera transit」を活用した、タッチ決済対応のカード(クレジット、デビット、プリペイド)や、同カードが設定されたスマートフォン等を活用した、改札における運賃の支払いに関する実証実験を開始します。

今回の取り組みにより、ICカードへのチャージやきっぷの購入をすることなく、お手持ちのタッチ決済対応のカードや、同カードが設定されたスマートフォン等でスムーズに鉄道にご乗車いただけます。詳細は下記のとおりです。

【概要】

愛知県内および岐阜県南部に鉄道路線網を有する名古屋鉄道は、通勤/通学利用者や観光客等、幅広いお客さまにご利用いただいています。同地域は人流の回復や、中部国際空港(セントレア)における国際便運航の再開や増便に加え、「アジア競技大会」等の大規模イベント開催を控え、国内外からの来街者の更なる増加が見込まれています。

タッチ決済による改札通過を可能とすることで、①チャージ不要な運賃支払い方法の提供による利便性向上、②国内外問わず使い慣れたクレジットカード等の利用による窓口対応業務の軽減・混雑緩和など、よりスムーズで快適な移動環境の構築や、街の魅力向上に寄与することを期待しています。

将来的には、タッチ決済対応のカード等を活用した、沿線地域の施設等が提供するお買い物やお食事等のサービスとの連携も検討し、更なる地域活性化に貢献して参ります。

■ご利用方法   

お手持ちのタッチ決済対応のカード(クレジット・デビット・プリペイド)や、同カードが設定されたスマートフォン等を、専用端末にタッチすることで、そのまま改札を通過しご乗車いただけます。

■対象駅

中部国際空港駅、名鉄名古屋駅、金山駅 

■開始日

2024年3月28日(木)

■決済ブランド

Visa、JCB、American Express、Diners Club、Discover、銀聯

※Mastercard®については、順次追加予定

■タッチ決済履歴確認方法

QUADRACのQ-moveサイトにアクセスし、「マイページ」の会員登録手続きが完了しますと確認可能です。

  <Q-moveサイト>https://q-move.info/

  <Q-moveサイトのご利用イメージ>

【今後の予定】

 2024年秋より対象駅を13駅に拡大するとともに、自動改札機にてタッチ決済による改札通過が可能となります。

■対象駅

中部国際空港駅、名鉄名古屋駅、金山駅、東岡崎駅、神宮前駅、国府宮駅、名鉄一宮駅、新木曽川駅、笠松駅、名鉄岐阜駅、犬山駅、知多半田駅、西尾駅(合計13駅を予定)

【参考】

■各社役割

名古屋鉄道株式会社

鉄道運行、タッチ決済対応設備の整備、タッチ決済を活用した企画の実施

三井住友カード株式会社

プロジェクト統括、キャッシュレス決済導入支援、steraプラットフォーム提供 (stera transit)、Visa、銀聯のタッチ決済に関する導入支援・認知プロモーション

株式会社ジェーシービー

キャッシュレス決済導入支援、JCBおよびAmerican Express、Diners Club、Discoverのタッチ決済に関するソリューション提供・認知プロモーション

日本信号株式会社

デジタルチケットシステムの開発

QUADRAC株式会社

交通事業者向け決済および認証に関するSaaS型プラットフォーム

 “Q-move”の提供

■タッチ決済について

タッチ決済は、国内外で展開されている国際標準のセキュリティ認証技術を活用した決済方法です。対応の端末にタッチ決済対応のカード(クレジット・デビット・プリペイド)または、同カードが設定されたスマートフォン等をタッチするだけで、サインも暗証番号の入力も不要(※)で、スピーディーかつ安心・安全にお支払いが完了します。ご利用 頂ける店舗は、コンビニエンスストア、ファストフードレストラン、スーパー、飲食店、ドラッグストア、書店、百貨店、商業施設等の店舗だけでなく、公共交通機関への導入も進むなど、日常生活における利用シーンがますます拡大しています。

※一定金額を超えるお支払いは、カードを挿入し暗証番号を入力するか、サインによる本人確認が必要となります。

■stera transit について

決済プラットフォーム「stera」は、キャッシュレス導入に際した課題を解決するため、三井住友カードが、GMOペイメントゲートウェイ・GMOフィナンシャルゲートおよびVisaと共同で構築した事業者向け決済プラットフォームです。「stera transit」は、「stera」の決済プラットフォームと国際ブランドの非接触決済「タッチ決済」を活用した公共交通機関向けソリューションです。現金・事前チャージの必要がないという消費者の「利便性向上」に加え、「感染症予防対策」「インバウンド受け入れ環境の整備」「地域のキャッシュレス決済促進」など、交通分野にとどまらない幅広い効果も期待されます。また、「stera transit」の技術は、MaaSやスマートシティの認証基盤としても活用できます。今後も、全国各地で導入を予定しております。

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