〜全国の中小企業で働く皆さまに「企業年金」を届け、資産形成を後押し〜
株式会社ベター・プレイスのプレスリリース
シリーズB 1stラウンドの資金調達は、従来より当社をご支援くださっている投資家および福祉関連企業のほか、地方の中小企業を顧客基盤とする多くの銀行系ベンチャーキャピタルの皆さまよりご支援をいただきました。今回の延長ラウンドも引き続き地方銀行の皆さまより、当社が実現したいビジョンに賛同いただき、実現しています。
地方銀行の皆さまのご支援もあり、福祉業界だけではなく全国の中小企業に「はぐくみ企業年金」を導入いただいた結果、加入者数は急増しており、基金設立後わずか5年半で、加入事業所数1,863、加入者数52,035人(2023年12月末現在)と急拡大しています。
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資金調達の目的
今回の資金調達により、年金DXシステム「はぐONE」をはじめとした企業年金DXサービスの拡充を行う予定です。
・「老後資金シミュレーション」機能の搭載
個人がサイト上で現在の預金額や所得、生活費などを入力するだけで、簡単に老後の想定収入と必要な生活費を算出できる機能です。
この機能により、将来必要なお金について具体的にシミュレーションすることができ、今後どのようなアクションが必要なのかを見える化します。資産形成への意識を高め、行動を促すことで、早いうちから老後に備えていただくことができます。
今後もシステムへの投資、開発エンジニアの採用強化を通して、企業年金導入の完全オンライン化を進めてまいります。
また、今後も地方銀行との提携をさらに強化し「はぐくみ企業年金」の普及を全国に拡大することで、世代・業種・性別および企業規模や居住地域に関わらず、「誰もが簡単に資産形成ができる環境」を構築し、富裕層でない一般の人々の資産形成を後押ししてまいります。
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資金調達の概要
・資金調達額:総額2.3億円
・引受先*敬称略、順不同:
株式会社Dual Bridge Capital
いよぎんキャピタル株式会社
株式会社佐銀キャピタル&コンサルティング
山口キャピタル株式会社
株式会社ウイング・キャピタル・パートナーズ
個人投資家1名
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本第三者割当増資における引受先コメント
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当社代表 森本 新士コメント
このたび、「やさしい人がやさしいままでいられる世界へ」という当社ビジョンを実現するための金融サービスである「はぐくみ企業年金」の普及にお力添えを戴くべく、6社(者)のお仲間にご出資を戴きました。いよぎんキャピタル株式会社様(いよぎんホールディングス)、株式会社佐銀キャピタル&コンサルティング様(佐賀銀行)、山口キャピタル株式会社様(山口フィナンシャルグループ)、株式会社ウイング・キャピタル・パートナーズ様(足利銀行)は、それぞれの地域を代表する金融機関であり、これにより地方の中小企業や福祉業界で働く方々へ、しっかりとサービスをお届けすることが可能になりました。
また、株式会社Dual Bridge Capital様は、「世代や産業を代表する傑出した経営者の輩出」をミッション(使命)にかかげて創設されたベンチャーキャピタルであり、その高い志と卓越した知見をお借りしながら当社のバリューアップを果たして参ります。
今回の資金調達で調達額は12.4億円となりましたが、このお金は「市井に暮らす人々の資産形成を応援する」という色がついたお金だと考えております。
今回の調達に感謝し、更に想いを尖らせ、社員一同、ますますの事業成長に取り組んで参ります。
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当社CFO 野崎 始コメント
企業年金は国が用意してくれたメリットの多い制度であるにも関わらず、加入資格のある厚生年金被保険者のうち、約2,350万人が未加入です。この方々に「はぐくみ企業年金」をお届けすることが当社のパーパスです。中心層である地方の中小企業で働く皆様に「はぐくみ企業年金」をご紹介する最良のパートナーとして、優良な中小企業と強力なリレーションを構築している各地方銀行様へ業務提携をお願いしてきました。いよぎんキャピタル様、佐銀キャピタル&コンサルティング様、山口キャピタル様、ウイング・キャピタル・パートナーズ様(足利銀行様100%出資)からの資金調達で業務提携を資本業務提携に昇華させることで、今まで以上のパートナーシップを発揮して、スピード感をもって地方の中小企業で働く皆様に「はぐくみ企業年金」をお届けしていきます。
加えて、シリーズリードとして独立系VCのDual Bridge Capital様にご出資いただきました。コーポレートファイナンスに精通した寺田代表のお知恵をお借りしつつ、緊張感のある経営を行うために、三顧の礼で参画いただきました。
今回の調達資金は、全国の中小企業とそこで働く方々に「はぐくみ企業年金」をお届けするという当社パーパス実現の加速化のために、人材先行投資・広告宣伝費・年金DXシステム開発等に投下します。まずはマイルストーンとして2027年9月期中の「はぐくみ企業年金」加入者数20万人突破を目指します。
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「はぐくみ企業年金」について
現在我が国は、人口減少と超高齢化による「就労人口の減少」が進み、慢性的な人手不足の現状があります。また、若年労働者が企業を退職する理由は経済的な理由が最多*¹であり、働く世代のお金の不安の第一位は「老後資金」*²となっています。
勤務する企業規模や居住する地域によって生じている経済格差、これは将来の資産形成、老後資金にも大きく影響しています。私たちは、中小企業とそこで働く方を支えるため、企業にも労働者にもメリットがある新しい企業年金制度「はぐくみ企業年金」を設立しています。
「はぐくみ企業年金」は厚生年金被保険者であれば、従業員(非正規雇用含む)でも役員でも加入可能な企業年金基金で、事業主側はコストを抑えながら企業年金・退職金制度を構築することができます。企業年金・退職金制度充実が従業員満足度向上・離職率低下につながることから、特に人手不足が深刻化している福祉業界において、人材定着をはかるための福利厚生のひとつとしてご好評いただいています。
従業員側のメリットには、難しい投資の知識が不要で、元本が保証されていることがあげられます。また、原則60歳以上にならないと受け取りができない企業型DC(企業型確定拠出年金)やiDeCo(個人型確定拠出年金)に比べて、退職時や休職時、育児・介護休業時にも受け取ることが可能なため、育児や介護を将来に控える従業員から厚い支持を集めています。
現在、導入法人の98%が従業員300名以下の中小規模法人で、そのうち4割超の法人が福祉・医療・教育関連となっております。
サービス紹介サイトURL:https://bpcom.jp/hagukumikikin/
(出所)
*¹ 厚生労働省 平成 30 年若年者雇用実態調査の概況
https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/4-21c-jyakunenkoyou-h30_gaikyou.pdf
*² QUICK資産運用研究所「個人の資産形成に関する意識調査」2019年11月
https://moneyworld.jp/news/05_00021338_news
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株式会社ベター・プレイス
私たちは「ビジネスを通じて、子育て世代と子どもたちが希望を持てる社会をつくる。」という企業理念を掲げ、富裕層でない一般の人たちが「お金の心配なく」「自分らしく働ける」社会を目指しています。
エッセンシャルワーカーや中小企業従業員の多くは、世の中を支える大切な仕事をしているにもかかわらず、大企業で働く人々と比べて所得水準が高くありません。
また、勤務先に企業年金・退職金制度が設けられていないことが多いため、その恩恵を十分に享受できていません。
将来のお金の心配を抱えることは、QOL(クオリティ・オブ・ライフ)の低下や、子どもを望んでも安心して生み育てることができない心理状態につながります。
将来への「希望格差」 ーベター・プレイスは、この課題を解決するために事業活動を行っています。
<主なサービス>
企業年金DXシステム「はぐONE」の提供
「福祉はぐくみ企業年金基金」企業年金・退職金制度導入設計・サポート
企業型確定拠出年金導入設計・サポート
福祉業界向けITシステム開発
<会社概要>
会社名:株式会社ベター・プレイス
所在地:東京都新宿区四谷坂町9-9 三廣ビル9F
代表者:代表取締役社長 森本 新士、 代表取締役COO 古市 成樹
設立: 2011年10月17日
URL: https://bpcom.jp/
【採用情報】
当社では、私たちと一緒により素晴らしい未来を作り上げていく仲間を募集しています。
少しでもご興味がございましたら、お気軽にご連絡ください。
採用情報はこちら: https://bpcom.jp/recruit/