4人に1人は借金経験あり!初めて借金をした年齢や理由とは? 20歳〜69歳の男女3,000人を対象に借金の実態を調査

株式会社アシロのプレスリリース

株式会社アシロ(本社所在地:東京都新宿区、代表取締役社長:中山博登、東証グロース市場 証券コード:7378)は、借金問題の相談・対応を得意とする弁護士・司法書士・法律事務所を検索できるポータルサイト「ベンナビ債務整理」にて、20歳〜69歳の男女3,000人を対象に、借金に関するアンケート調査を行いました。

アンケート詳細はこちら:https://saimuseiri-pro.com/columns/survey/462/

独立行政法人 国民生活センターの発表によると、PIO-NET(全国消費生活情報ネットワークシステム)に登録された多重債務の相談件数(※)は若干の増加傾向にあり、コロナ禍や物価高騰の影響から、今後も増加を続ける可能性があります。

無理なく返済できる金額であれば問題ありませんが、毎月の返済により日常生活に支障をきたしているケースも少なくありません。政府が国民の金融リテラシー向上に力を入れている昨今において、実態としてどの程度の人が借金をしており、またどのような返済状況なのか、「ベンナビ債務整理」が主体となり、20歳〜69歳の3,000人を対象にアンケート調査を実施いたしました。

「ベンナビ債務整理」では、こうした調査を通じて、借金の悩みを抱えた方が1人でも多く、適切な選択をとるための情報やコンテンツを発信してまいります。

※1 各種相談の件数や傾向 多重債務|独立行政法人 国民生活センター

https://www.kokusen.go.jp/soudan_topics/data/saimu.html

<当調査の利用に関して>

  1. 当調査のデータを引用・転載する場合には、「出典:ベンナビ債務整理」の表記をお願いいたします。

  2. 出典元として下記ページへのリンクをお願いいたします。

    https://saimuseiri-pro.com/columns/survey/462/

<調査の実施概要>

調査対象: 20歳〜69歳の3,000人

調査方法: Freeasyを用いたインターネットリサーチ

調査日 : 2024年2月14日(水)〜2024年2月15日(木)

<調査サマリー> 

  • 対象3,000人の内26%にあたる780人が「借金をしたことがある」と回答した。

  • 借金をしたことがある方の内、65.0%が20代までに借金をしており、借金の理由は「生活費の補填のため」が1位となった。

  • 借金をしたことがある方の内、債務整理制度の認知度は65.4%であり、16.5%の方は、実際に自身が債務整理をしたことがあると回答した。

  • 債務整理をした方の内、86.4%は「債務整理をしてよかった」と回答した。

全体の4人に1人が借金経験を持ち6割以上は20代までに借金をした

はじめに、20歳〜69歳の男女3,000人を対象に、借金をしたことがあるかどうかを聞いたところ、26.0%にあたる780人が借金をしたことがあると回答しました。男女別で見ると、女性が251人に対して男性は529人となっており、女性と比較して男性の方が借金をしやすい傾向にあることがわかります。

また、借金をしたことがある780人に対して「はじめて借金をしたのは何歳のときですか?」と質問したところ、「20歳未満」「20歳〜25歳」「26歳〜30歳」と回答した方の割合は合計で65.0%となり、半数以上が20代までに借金をしていたことがわかりました。

特に「20歳〜25歳」と回答した方は全体の36.0%と最多であり、給与が少なかったり、生活のため車を購入すべく自動車ローンを組んだりと、必要に迫られて借金をするケースが考えられます。

借金の理由1位は「生活費の補填」であり半数が貸金業者を利用

※複数選択形式のため回答合計件数が対象者数を超える場合があります

借金をしたことがある780人に対して「お金を借りた主な理由はなんですか?」と質問したところ、280人が「生活費の補填のため」と回答し、1位となりました。次いで「住宅の購入費のため」が193人、「車の購入費のため」が180人と続き、いずれも必要に迫られた借金であることがわかります。

 

他方、「ショッピングのため」、「ギャンブルのため」、「その他娯楽費のため」が続き、遊興費としてお金を借りる方も一定数いることがわかりました。

 

また「どこからお金を借りましたか?」と質問したところ、「カードローン・消費者金融」が321人、「クレジットカードのキャッシング」が181人となり、回答件数1,091件中の46.0%が貸金業者を利用して、借金をしていたことがわかります。

 

これらの業者は、スマートフォンや専用ATMで、手軽かつ短時間で手続きが可能なため、生活費を補填するための利便性は高い反面、利用状況を細かく確認し、返済計画を立てないと多重債務に陥ってしまう可能性があります。

債務整理の認知度は6割強に留まり、多くの方が「任意整理」を検討

借金問題の悩みを解決できるかもしれない「債務整理」手続きについて、知っているかどうかを調査したところ、「自身が債務整理をしたことがある」、「債務整理をしたことはないが、知っているもしくは検討している」と回答した方の合計は65.4%であり、34.6%の方は制度自体を知らないことがわかりました。

また「自身が債務整理をしたことがある」、「債務整理をしたことはないが、知っているもしくは検討している」と回答された方に、債務整理の中でもどの制度を使用したか、またはどの制度の使用を検討しているか質問したところ、66.3%の方が「任意整理」と回答。

各制度にはそれぞれメリット・デメリットがあるため、自身にとってどの制度が適切かは、弁護士や司法書士といった専門家への相談を検討すべきかもしれません。

86.4%の方が「債務整理をしてよかった」と回答

実際に債務整理をした方に「債務整理をしてよかったですか?」と質問したところ、大多数である86.4%が「よかった」と回答し、満足していることがわかります。

 

次項では、回答いただいた方から伺った、債務整理をしてよかった点と、よくなかった点を紹介します。

■債務整理をしてよかった点

・メンタルに余裕ができた。(35歳・男性)

・毎月の返済を考えながらの生活をしなくて済むようになった。過払い金が多かったので借金が無くなった。(49歳・女性)

・利子分を示談していただき、総返済額が減った。全ての借金がどれだけ残っているか把握できた。(37歳・男性)

・返すめどがついたこと。月々の支払いが少なくなった。(49歳・女性)

・督促から解放されて、気持ちが楽になった。(57歳・女性)

■債務整理をしてよくなかった点

・クレジットカード作成ができない。(51歳・男性)

・手数料が思っていたよりかかってしまった。(20歳・男性)

・費用が掛かり過ぎる。(44歳・男性)

・手間と時間がかかる。(36歳・女性)

・信用履歴への影響や将来の借り入れへの制限がある。(27歳・男性)

 ●調査結果のまとめ

借金問題で苦しまないためには、自身の経済状況や返済能力から、無理のない範囲でお金を借りることが重要であり、場合によってはお金の使い方や生活習慣を見直してみることも有効です。

今回の調査では、半数以上の方が20代以下の若いうちに借金をしており、必ずしも返済が順調というわけではなく、実際に16.5%の方が債務整理をしていたことがわかりました。

債務整理をすると数年間はクレジットカードの作成や住宅ローンの借り入れ、賃貸保証会社への加入などが難しくなりますが、借金問題を解消して人生の再出発を図るための制度です。

返済が滞ることがある場合や、借入金額が返済能力を越えて、返済の見込みが立たない場合は、悩みを1人で抱え込まず、公的機関の窓口や弁護士といった専門家への相談を検討すべきかもしれません。

■当調査の掲載記事

【男女3,000人に聞いた!】 お金を借りた経験や借りた理由など借金の実態を調査

調査サイト: https://saimuseiri-pro.com/columns/survey/462/

■「ベンナビ債務整理」について

債務整理を得意とする弁護士とユーザーの架け橋となる、国内最大級の法律相談サイトです。借金問題や過払い金請求、個人再生・自己破産など、さまざまな債務整理に対応する弁護士を探して電話・メールで相談が可能。東京/大阪/福岡など全国に対応し、土日/祝日/夜間対応の弁護士も掲載しています。

サイトURL: https://saimuseiri-pro.com/

■株式会社アシロ 概要

・代表者 : 代表取締役 中山 博登

・所在地 : 東京都新宿区西新宿6丁目3番1号 新宿アイランドウイング4F

・資本金 : 608百万円(2023年10月末現在)

・設立     : 2016年4月

・従業員数: 80名(2023年10月末時点)

・事業内容:

―インターネット上で法律情報や弁護士情報等を提供する「リーガルメディア関連事業」

―弁護士等の士業や管理部門に特化した人材紹介サービスを提供する「HR 事業」

・サイトURL:https://asiro.co.jp