~2024年3月25日(月)から、「高尾山きっぷ」を発売~
三井住友カード株式会社のプレスリリース
京王電鉄株式会社(本社:東京都多摩市、代表取締役社長:都村智史、以下「京王電鉄」)、高尾登山電鉄株式会社(本社:東京都八王子市、代表取締役社長:船江栄次、以下「高尾登山電鉄」)、三井住友カード株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:大西幸彦、以下「三井住友カード」)、ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:シータン・キトニー)、株式会社ジェーシービー(本社:東京都港区、代表取締役兼執行役員社長:二重孝好、以下「JCB」)、オムロン ソーシアルソリューションズ株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:四方克弘、以下「オムロン ソーシアルソリューションズ」)、株式会社 小田原機器(本社:神奈川県小田原市、代表取締役社長:丸山明義、以下「小田原機器」) 、QUADRAC株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:高田昌幸、以下「QUADRAC」)は、2024年3月25日(月)から京王電鉄の一部の駅において、「タッチ決済対応のカード(クレジット、デビット、プリペイド)や、同カードが設定されたスマートフォン等」および「QRコード」※を活用した「高尾山きっぷ」発売の実証実験を開始することを発表します。
あわせて京王グループの高尾登山電鉄で運行しているケーブルカー・リフトにおいて同様の実証実験を開始することをお知らせいたします。なお、タッチ決済によるケーブルカーおよびリフトの乗車サービスは全国初の取組みとなります。
京王電鉄では、今回の実証実験を通して多様化したライフスタイルとニーズに対応し、京王沿線にお住まいの方だけでなく、観光地として人気の高い高尾山などへお越しの国内外のお客さまにも、使い慣れたタッチ決済対応のカード(クレジット、デビット、プリペイド)や、同カードが設定されたスマートフォン等1つでシームレスに、より便利に移動できる多様な乗車サービスの提供を目指します。
※ 「QRコード」は株式会社デンソーウェーブの登録商標となり、JIS・ISO規格です。
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概要
■目的
現在、各駅自動券売機で発売している「高尾山きっぷ」を、クレジットカード等やスマートフォンなど様々な手段でご利用いただけるようにすることで、お客さまへの利用動機の促進や沿線の回遊性向上による新たな移動需要の創出を目指します。
■企画券名称
「高尾山きっぷ」
京王線・井の頭線各駅から高尾山口駅までの往復割引乗車券と、高尾山ケーブルカーまたはリフトの割引乗車券(往復または片道)がセットになったきっぷ
https://www.keio.co.jp/train/ticket/profitable/index.html
■サービス開始日
2024年3月25日(月)予定
■提供サービス
(1) タッチ決済による「高尾山きっぷ」の提供
タッチ決済対応のカード(クレジット、デビット、プリペイド)や同カードが設定されたスマートフォン等を利用して、
①京王線・井の頭線の一部の駅に設置した対応自動改札機を利用して乗車し、高尾山口駅にて下車
②高尾山にて、ケーブルカー・リフトに乗車(片道利用、往復利用いずれも可)
③高尾山口駅から乗車し、①で乗車した駅にて下車(往復同区間の鉄道利用)
の条件を同日に全て満たすことで、請求額を「高尾山きっぷ」金額と同額にする割引サービス。
※サービス開始時点では、対応自動改札機設置駅(高尾山口駅除く)からのご利用に限ります。
※1枚のカードまたは同カードが設定されたスマートフォン等で①~③を利用する必要があります。
※①の乗車駅と③の下車駅が異なる場合は「高尾山きっぷ」の対象とならず、割引適用されません。また、往復区間は高尾山口駅との往復が条件になります。
※「高尾山きっぷ」としてのご利用以外で、タッチ決済による鉄道利用・乗車はできません。
※割引の処理はご利用日の翌日以降に行います。
<タッチ決済対応ブランド>
Visa、JCB、American Express、Diners Club、Discover、銀聯
(Mastercard®については、順次追加予定)
(2) 「TAMa-GO Eチケットサイト」による「高尾山きっぷ(QR企画券)」の提供
「TAMa-GO Eチケットサイト」を新たにオープンし、同サイト内で「高尾山きっぷ」を発売します。チケット購入後、スマートフォンに表示されたQRコードを京王線・井の頭線の一部の駅に設置した対応自動改札機や、高尾山ケーブルカー・リフトの乗車改札に設置した専用リーダにかざすことでご利用いただけます。
TAMa-GO Eチケットサイトの詳細については、別途お知らせいたします。
(3) タッチ決済による高尾山ケーブルカー・リフトの乗車サービス
高尾山ケーブルカー・リフトの乗車改札に設置した専用リーダにタッチ決済対応のカード(クレジット、デビット、プリペイド)や、同カードが設定されたスマートフォン等をかざすことで、事前に窓口や券売機できっぷを購入することなくチケットレスによる乗車が可能になります。また、同一日に往復利用することで事前に購入する往復きっぷと同額の往復割引が適用となり、翌日以降に請求額から自動的に割引いたします。
※現在運用している「TAMa-GO」で発売するWebチケット(QR)も、引き続きご利用いただけます。
■提供サービス全体イメージ
■対応自動改札機、専用リーダ 設置駅(2024年3月末時点)
【京王電鉄(自動改札機)】
新宿(百貨店口、西口、新線口、新都心口)、笹塚、千歳烏山(北口、南口、西口)、つつじヶ丘、
調布(中央口)、府中(北口、南口)、分倍河原(京王改札)、聖蹟桜ヶ丘(西口、東口、せいせき口)、
高幡不動、京王八王子(中央口)、高尾(京王南口)、高尾山口、京王多摩センター(中央口)、橋本、
渋谷(中央口)、下北沢(中央口)、明大前(中央口)、吉祥寺
18駅26箇所に各1台設置いたします。
※未設置駅については2024年度に順次設置を進め、2024年度内の全駅設置完了を予定しています。
■対応自動改札機、専用リーダ イメージ ※デザインは変更する場合がございます。
■各社役割
■タッチ決済について
タッチ決済は、国内外で展開されている国際標準のセキュリティ認証技術を活用した決済方法です。 対応の端末にタッチ決済対応のカード(クレジット・デビット・プリペイド)または、同カードが設定されたスマートフォン等をタッチするだけで、サインも暗証番号の入力も不要(※)で、スピーディーかつ安心・安全にお支払いが完了します。ご利用頂ける店舗は、コンビニエンスストア、ファストフードレストラン、スーパー、飲食店、ドラッグストア、書店、百貨店、商業施設等の店舗だけでなく、公共交通機関への導入も進むなど、日常生活における利用シーンがますます拡大しています。
(※)一定金額を超えるお支払いは、カードを挿し暗証番号を入力するか、サインによる本人確認が必要となります。
■stera transit について
決済プラットフォーム「stera」は、キャッシュレス導入に際した課題を解決するため、三井住友カードが、GMOペイメントゲートウェイ・GMOフィナンシャルゲートおよびVisaと共同で構築した事業者向け決済プラットフォームです。「stera transit」は、「stera」の決済プラットフォームと国際ブランドの非接触決済「タッチ決済」を活用した公共交通機関向けソリューションです。現金・事前チャージの必要がないという消費者の「利便性向上」に加え、「感染症予防対策」「インバウンド受け入れ環境の整備」「地域のキャッシュレス決済促進」など、交通分野にとどまらない幅広い効果も期待されます。また、「stera transit」の技術は、MaaSやスマートシティの認証基盤としても活用できます。今後も、全国各地で導入を予定しております。