千葉県向けグリーンローンの取組みについて

株式会社千葉銀行のプレスリリース

 千葉銀行(頭取 米本 努)は、2024年2月26日(月)、千葉県(知事 熊谷 俊人)に対し、県内の地域金融機関と連携して、グリーンローンを実行しましたのでお知らせします。地域金融機関が地方公共団体に対してグリーンローンを実行するのは、県内初の取組みとなります。

 グリーンローンは、グリーンプロジェクト※1に使途を限定した融資であり、その資金使途や融資後のグリーンプロジェクトの実績についてレポーティングを行うなど、透明性が確保されたものとなっています。本ローンは、千葉県が2023年8月に策定したサステナビリティファイナンス・フレームワーク※2(以下「本フレームワーク」)を活用したグリーンローンであり、グリーンローンとしての適合性について、株式会社日本格付研究所よりセカンドオピニオン※3を取得しています。 なお、本フレームワークでは、資金使途を河川・海岸・砂防整備事業等の適格プロジェクトに限定することで、社会全体の環境改善に貢献していくことを目的としています。

 貸出先の千葉県は、県民や事業者をはじめ幅広いステークホルダーを巻き込み、SDGs達成に向けた取組みを推進しています。また、グリーンローンの活用を契機とし、SDGsに係る本県の先進的な取組みについてご理解いただくとともに、SDGs 推進に向けた県全域での機運を醸成していくことを目指しています。

 当行グループは、「一人ひとりの思いを、もっと実現できる地域社会にする」をパーパスに掲げ、地域の社会的課題解決に貢献するなど社会的価値を提供し、地域に寄り添うエンゲージメントバンクグループを目指します。

※1  再生可能エネルギー発電設備など、地球温暖化をはじめとした環境問題の解決に貢献する事業。

※2  掲載URL https://www.pref.chiba.lg.jp/zaisei/kensai/documents/framework.pdf

※3  掲載URL https://www.pref.chiba.lg.jp/zaisei/kensai/documents/23d0504_1.pdf

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