三井住友カード株式会社のプレスリリース
このたび、平和堂は、「HOP-VISAカード」をリニューアルするにあたり、このカードを地域や環境とお客様の関係性の象徴と位置付け、昌栄印刷の持つPET混抄紙による製造技術に注目、滋賀県産の間伐材パルプの使用を提案し、国内産木材を一部使用したクレジットカードの製造が国内で初めて実現しました※1。
地域の環境資源を活かした国内初の取組みが評価され、昨年、グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)やウッドデザイン賞(主催:一般社団法人日本ウッドデザイン協会)を受賞しました。
平和堂と昌栄印刷と三井住友カードはこの「HOP-VISAカード」がバイオマスマーク認証を取得したことにより、事業を通じて、地域の自然環境保護への配慮の重要性を伝え、社会の「脱炭素」および「環境循環」活動への貢献に努めてまいります。
・ご参考
バイオマスマークは、生物由来の資源(バイオマス)を活用し、品質と安全性が関連する法規、基準、規格等に適合している環境商品の目印です。一般社団法人日本有機資源協会の専門家から成る第三者審査委員会により審査され、バイオマスマーク認定商品として審査に合格した製品に付与されます。詳細は同協会の該当ページ(https://www.jora.jp/biomassmark/)をご参照ください。
「HOP-VISAカード」のバイオマスマークの認定は、昌栄印刷が持つPET混抄紙を使用した非接触ICカード製造技術を応用し、実現しました。「PET混抄紙」は非PVC(塩ビ)素材であるPET繊維と紙パルプを組み合わせた材料で、カード1枚当たり約10%が紙パルプで、カード200万枚につき約1トンのプラスチックを削減できます。
※1クレジットカード業界にて自社調べ(2023年9月)