【能登半島地震】ペットと飼い主様への支援に関するご報告

アニコム損害保険株式会社のプレスリリース

アニコム ホールディングス株式会社(東京都新宿区、代表取締役 ⼩森 伸昭、以下 アニコム)は、2024年1月1日に発生した能登半島地震で被災したペットと飼い主の皆様への支援について、これまでに実施しております取り組みをご報告いたします。

■『能登半島地震におけるペット救援募金』

1月10日から『能登半島地震におけるペット救援募金』を開始し、既に多くの方から温かいご支援をいただいております。開始当初は調整中としておりました寄付先については、公益社団法人石川県獣医師会(石川県金沢市、会長 宮野 浩一郎、以下 石川県獣医師会)の『令和6年能登半島地震動物対策本部』に寄付させていただくことといたしました。また今回アニコムグループからは、200万円を寄付させていただきます。あわせて被災地の状況を鑑み、実施期間を2月29日まで延長いたします。

・実施期間:2024年1月10日(水)~2月29日(木)

※状況を鑑み、期間を延長いたします。

 

・募金方法

以下の銀行口座へのお振込みにて、ご協力をお願いいたします。

募金口座:三井住友銀行(0009) 高田馬場支店(273) 普通 5181295

口座名義:アニコム 能登半島地震のペット救援募金口 代表 小森 伸昭

     (アニコム ノトハントウジシンノペットキュウエンボキングチ ダイヒヨウ コモリ ノブアキ)

※お振込みの際に振込手数料の負担先を指定できる場合は、負担先を『受取人』とご指定ください。

※募金いただく金額は、1,000円以上でお願いいたします。端数は生じても問題ございません。

※本プロジェクトへの募金に対する領収書の発行は行いません。予めご了承ください。

※支援金の税制上の取り扱いについては、税務署や税理士にご確認ください。

■迷子捜索支援サービスの提供

能登半島地震の影響により迷子になってしまったペットの捜索支援を行っています。以下の地域にお住まいの方は、アニコム損保のペット保険のご契約有無に関わらず、迷子捜索支援サービスをご利用いただけます。

〈対象地域〉新潟県、富山県、石川県、福井県

ご自身のペットが迷子になった方、迷子のペットを見かけた方は、以下のご連絡フォームから、迷子情報をお寄せください。お寄せいただいた迷子情報は、「どうぶつ防災図鑑」と「迷子捜索サポートマップ」に随時掲載するとともに、アニコム公式SNSで情報提供の呼びかけを行います。

▶ご連絡フォーム:https://service.anicom.co.jp/fm/pub/pr/maigo_noto2024

 なお、これまでに犬・猫・小動物あわせて62頭の迷子捜索依頼をいただいているところ、そのうち犬5頭・猫15頭(2月5日9時時点)は無事に飼い主様と再会できたとのご報告をいただいております。

■被災された方のペットの一時預かり

当社が提携している学校法人国際ビジネス学院(石川県白山市、理事長 大聖寺谷 敏、以下 国際ビジネス学院)と協同し、被災された方のペットのお預かりを開始いたしました。お預かりは国際ビジネス学院の白山キャンパス内にある動物関連施設『しっぽの郷』(施設管理者:株式会社KBG/施設責任者:アニコム損害保険株式会社)にて実施しており、国際ビジネス学院では設備の準備やトリミング含むペットのお世話を、当社では受け入れにあたっての手続きやマニュアル整備のほか、定期的な獣医師の派遣によるペットの健康診断・体調管理を行います。

なお当該施設でのお預かりについては、石川県獣医師会と連携させていただき、現地のご尽力によって開始できたものであることをあわせてご報告いたします。

・石川県獣医師会からのお知らせ(1月25日)

『飼い主のいるイヌ・ネコ・ウサギ・小鳥の一時預かりを開始しました。』

■ケアグルーミング支援のためのどうぶつ用災害診療車貸出し

ペット災害支援協議会の協議会メンバーである非営利一般社団法人日本ペットサロン協会(東京都町田市、理事長 吉田 大祐、以下 ペットサロン協会)からの要請を受け、当社が所有する「どうぶつ用災害診療車」の貸出しを準備中です。主に石川県内の避難所などを巡回し、ペットを衛生的に管理するために必要なシャンプーやトリミングといった「ケアグルーミング」の提供や、避難先へのペット移送の補助、ペットに関する相談窓口など、ペットと飼い主様が生活を継続するための支援に活用される予定です。

▲当社が所有する「どうぶつ用災害診療車」

■ペットフードや用品等の支援物資送付

当社子会社であるアニコム パフェ株式会社、株式会社シムネットから犬・猫用フードの他、おやつ、トイレシーツや消臭剤といった衛生用品、首輪・リード等をご用意したほか、アイリスオーヤマ株式会社(宮城県仙台市、代表取締役社長 大山 晃弘)からペット用ケージをご提供いただき、支援物資として送付させていただきました。これらの物資は国際ビジネス学院に送付し、ペットの一時預かりで使用するほか、国際ビジネス学院から避難所等を巡回する際に配布する等して活用されています。

■当社の想い

今回の地震により亡くなられた方々とそのご家族に謹んでお悔みを申し上げるとともに、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

▲熊本地震における被災地支援(獣医師派遣、避難所巡回)(2016年)
▲西日本豪雨における被災地支援(獣医師派遣、避難所巡回)(2018年)
▲コロナ感染者の方のペットをお預かりする『Stayanicom』プロジェクト(2020-21年)
▲「ウクライナのペット救援募金」(2022年)
▲ウクライナから日本への避難者に対するグループどうぶつ病院でのペット医療費支援(2022年)
▲静岡県豪雨支援:被災したブリーダー様の犬32頭を一時預かり保護(2022年)

当社ではこれまでも、国内外含め、災害により被害を受けたどうぶつたちと飼い主の皆様への支援を行ってまいりました。今回の災害においても、少しでも被災地のどうぶつたちと飼い主の皆様のお役に立てるよう、できる限りの対応を行ってまいります。そして現地の方々とどうぶつたちの安全と、被災地の1日も早い復興を、心より願っております。