池田泉州ホールディングスのデジタルバンク子会社「01Bank(ゼロワンバンク)設立準備株式会社」がBaaS byGMOあおぞらを採用

~フレキシブルに銀行サービスの高度化、多様化の実現をサポート~

GMOあおぞらネット銀行株式会社のプレスリリース

 GMOあおぞらネット銀行株式会社(以下、当社)は、本日2024年2月1日付で、株式会社池田泉州ホールディングス(以下、池田泉州HDさま)が新たに設立するデジタルバンク子会社01Bank(ゼロワンバンク)設立準備株式会社さま(以下、01Bankさま)が提供を予定するサービス*において、当社の「BaaS byGMOあおぞら」の導入を決定いただいたことをお知らせします。*01Bankさまにおけるサービス提供は、関係当局の許認可等が前提となります。
 本件は、銀行が銀行にサービス・機能をBaaSとして提供するという革新的な取り組みとなり、銀行システム構築における新たな選択肢を示すものと考えます。当社は“黒子の銀行”として、今後も従来の金融機関の概念に捉われず、金融・非金融いずれの事業者さまにおいても、真にエンドユーザーが求めるサービスの開発・提供に注力できるようサポートしてまいります。

  • 【両社の取り組みの背景】

 当社は、銀行API(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)をはじめとした各種銀行機能を細分化し、パーツとして提供するBaaSの提案・提供を強化しています。既に550件超の契約実績があり、新たなデジタルサービスの創出やお客さま体験価値の向上に寄与しています。

 このたび、社内に多数のエンジニアを有し、高い技術力、開発力、機動力があること、また多種多様な事業者さまにBaaS提供実績があることを池田泉州HDさまにご評価いただき「BaaS byGMOあおぞら」の導入が決定いたしました。

  • 【当社の役割】

 当社は、新たに設立が予定される新銀行01BankさまへBaaS型で、預金や融資、審査分析などの銀行機能を提供する予定です。これにより、01Bankさまが目指されている「安心・安全」「フレキシビリティ」「ローコスト」で「質の高いUI/UX」を提供する「データドリブン型*」の銀行システムの構築に貢献してまいります。

*お客さまとの接点から得られるデータや、事業者との連携によって得られるデータを最大活用し、真にお客さまに求められる銀行サービスの開発・提供を行うこと。

  • 【01Bank(ゼロワンバンク)設立準備株式会社について】

 株式会社池田泉州ホールディングスは、2024年2月1日付でデジタルバンク設立準備会社を設立しました。準備会社では、関係当局の許認可等を前提に、2024年度中に開業の準備を完了することを目指してまいります。

※デジタルバンクのビジネスモデル

 ターゲットとなる顧客層は、開業当初は中小/零細などの事業運営改善の目的等でPFer(プラットフォーマー)の提供するクラウドサービス利用に積極的な事業者を対象とします。事業者が普段から利用するクラウドサービスを提供するPFerと連携し、顧客の銀行口座取引データや会計・財務データだけでなく、PFerが有するデータを活用する「PFerデータモデル」によって多面的・適正に事業性を評価し、利用者の成長をサポートします。

  • 【GMOあおぞらネット銀行株式会社について】

 「すべてはお客さまのために。No.1テクノロジーバンクを目指して」をコーポレートビジョンに掲げ、新しいネット銀行として2018年7月に誕生しました。システム開発を内製化することで、お客さまに寄り添った金融・決済サービスをスピード感をもって提供しています。オンラインでの口座開設申込や、申込から利用開始までのスピード、各種手数料の安さ、利便性の高い資金調達サービス、銀行APIの充実などを理由に、スモール&スタートアップ企業のお客さまを中心にご利用が急増していることを受け、中長期の戦略として3つの大きな柱「1.スモール&スタートアップ企業向け銀行No.1」、「2.組込型金融サービスNo.1」、「3.テックファーストな銀行No.1」を掲げ、“お客さまのビジネスの成長=当社の成長”として、共に成長する銀行であるべく、当社一同、新たなシステムの開発や、サービスの提供などに向けて邁進しております。

【参考URL】

BaaS byGMOあおぞら サービスサイト https://gmo-aozora.com/baas/

  • 【GMOあおぞらネット銀行株式会社 会社概要】

本店:東京都渋谷区道玄坂1―2―3 渋谷フクラス

代表者:代表取締役会長 金子 岳人、代表取締役社長 山根 武

資本金:216億2,995万円

設立年月日:1994年2月28日