リアルテックホールディングス株式会社のプレスリリース
RTHD Singapore Pte. Ltd.(リアルテックホールディングス株式会社の100%シンガポール子会社、以下:「RTHDシンガポール」)は、現代表取締役社長である村山 類 クリスチャンが2024年1月31日付で退任し、2024年2月1日より鈴木 祥子が代表取締役社長に就任致しました。
代表取締役社長 前任者コメント(村山 類 クリスチャン)
代表取締役社長 前任者コメント(村山 類 クリスチャン)
私、村山類クリスチャンは、この度、RTHDシンガポールの代表取締役社長を辞任し、取締役の鈴木 祥子にその役割を引き継ぐことを発表いたします。
リアルテックは2020年から東南アジアのディープイシュー解決に特化したベンチャーへの投資を行い、現在ではこの地域をリードするディープテック投資家としての地位を築きました。シンガポール政府からのファンド運営ライセンスの取得やフィリピン政府との共同出資など、この一年間で様々な成果を達成し、2号ファンドのローンチに向けた準備が整いました。
今回の代表交代は、RTHDシンガポールの経営をより強固なものにするための決断です。
新代表の鈴木 祥子は、投資家およびベンチャー経営者としての豊富な経験と実績を有しており、リアルテックを次のステップへと導くのに最適な人物です。熊本大樹、丸幸弘、藤井昭剛ヴィルヘルムの各取締役も、今後も引き続き鈴木と共にRTHDシンガポールを牽引してまいります。
私自身は、フリーランスとしてベンチャー経営者たちの資金調達や戦略策定をサポートし、ディープテックエコシステムの発展とディープイシューの解決に引き続き尽力していく所存です。
これまでの皆様のご支援に心より感謝申し上げると共に、新体制への変わらぬご支援をお願い申し上げます。
代表取締役社長 新任者コメント(鈴木 祥子)
東南アジアでベンチャー投資に本格的な資金が流入し始めたのはここ10年余りですが、ディープテック領域の歴史は更に新しく、政策主導で様々な研究分野に多くの資金が投下されてきていますが、ビジネスとして立ち上がっている事例は未だ多くはありません。
一方で、東南アジアにおける環境・社会問題は多岐にわたり、エネルギーミックス・脱炭素・農業や食料・医療・急激な都市化とスマートシティ等、デジタル化やソフトウェアだけでは対処できないディープイシューの規模は大きく、需要の大きさも図り知れません。
これまで自らベンチャーを立ち上げたり、投資家やCFOとして様々な分野のスタートアップや企業と接してきましたが、東南アジアのディープテックは、今一番面白い時期に差し掛かっていると思っています。柔軟な舵取りと、走りながら考えるスピード感が必要とされますが、リアルテックやグループ会社が日本及び東南アジアで長年培ってきたディープテックエコシステムを基盤に、最速で最大の社会インパクトを創出するディープテックベンチャーを輩出できるよう邁進していきたいと思います。
シンガポールでの最初の基盤を創ってくれた村山に感謝すると共に、今後の更なる発展に向けて今後ともどうぞ宜しくお願い致します。
新任者略歴
鈴木 祥子
RTHDシンガポール
代表取締役社長 ・ 最高投資責任者
2023年RTHDシンガポールに取締役・Chief Investment Officerとして参画。ファンド戦略策定・投資後の事業支援体制確立・全体のパフォーマンス管理・ファンドレイズ等を担当。
リアルテック参画以前は、米系ファンドでバイオ・ヘルスケア分野の投資を担当し、数十億ドルの資金を運用。米国西海岸・ロンドンでの勤務後、IFCに移籍しアフリカ・中東・アジア地域途上国への開発投資を行う。その後再エネ分野でベンチャーを共同創業し、欧州・日本で事業展開後Exit。シンガポールに移住し、ベンチャー投資・CFOとしてベンチャービルディングを行う。直近は、FTSE100企業のChief Transformation Officerとして、イノベーション投資・社内起業・ESG戦略の策定と実行を担当した。
東京大学教養学部広域科学科卒。INSEAD MBA、SDA Bocconi大学修士(コーポレートファイナンス)
2024年2月1日以降の新経営体制
-
代表取締役社長 :鈴木 祥子
-
取締役:丸 幸弘
-
取締役:藤井 昭剛 ヴィルヘルム
-
取締役:熊本 大樹
RTHDシンガポール概要
-
正式名称 :RTHD Singapore Pte. Ltd.
-
設立年月 :2022年2月
-
事業内容 :研究開発型スタートアップへの投資・育成
リアルテックホールディングスについて
リアルテックホールディングス株式会社は、地球や人類の課題解決に資する革新的テクノロジー(リアルテック)を有するディープテックスタートアップへの投資育成を通じて社会課題解決に取り組んでいます。
同社が運営するベンチャーキャピタル「リアルテックファンド」は、ディープテックスタートアップを成功に導いた経験のある株式会社ユーグレナの代表執行役員CEO 永田暁彦と、ディープテックスタートアップを創業前から支援する豊富な実績を有する株式会社リバネスの代表取締役グループCEO 丸幸弘によって創設されました。国内外の政府・企業・自治体と密に連携し、ディープテックスタートアップのバリューアップのためにフルハンズオンで支援を行っています。これまで200億円以上を運用し、国内外のスタートアップ90社以上に投資しています。2021年には、ディープテック領域に投資するファンドとしては日本で初めてのインパクト投資ファンドを設立しました。
WebSite: https://www.realtech.holdings
お問い合わせ先
リアルテックホールディングス株式会社
広報担当:成田