芙蓉総合リース株式会社へのシンジケーション方式による「サステナビリティ・リンク・ローン」への参加について

株式会社東京スター銀行のプレスリリース

株式会社東京スター銀行(東京都港区、代表執行役頭取 伊東 武)は、株式会社三井住友銀行(東京都千代田区、頭取CEO 福留 朗裕)がシンジケーション方式にて組成した、芙蓉総合リース株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長 織田 寛明、以下「芙蓉リース」)向けのサステナビリティ・リンク・ローンに参加しましたのでお知らせいたします。

サステナビリティ・リンク・ローンは、借り手のサステナビリティ戦略と整合したサステナビリティ・パフォーマンス・ターゲット(以下「SPTs」)を設定し、貸出条件とSPTsに対する借り手のパフォーマンスとを連携させ、

SPTs達成への動機付けを与えることで、環境的・社会的に持続可能な経済活動および経済成長を促進し、支援することを目指すものです。

芙蓉リースは1969年に設立された総合リース会社で、7つの事業分野を有するとともに積極的なM&A、業務提携により事業領域を拡大しています。芙蓉リースは中期経営計画「Fuyo Shared Value 2026」を推進しており、計画の実現を資金調達面から支えるものとして、本年9月に「サステナブルファイナンス・フレームワーク」※を策定しました。その中に、中期経営計画で掲げた重要課題マテリアリティに基づく非財務目標の全体が、サステナビリティ・リンクファイナンス向けのKPIおよびSPTsとして採り入れられています。 本ローンでは本フレームワークに基づくSPTsを定め、達成への動機付けとしてSPTsの達成度合いに応じて金利条件が連動する貸出条件を設定しています。

当行はサステナビリティ経営の実現に積極的に取り組んでいる法人のお客さまのご支援をしてまいりたいと考えております。このたび本ローンに参加することで、芙蓉リースグループの持続的な成長を資金面から支援できると同時に、当行のサステナビリティ取り組み方針の実現に寄与することができると考えました。

当行は今後も、持続可能な社会の実現への取り組みにご賛同いただける法人のお客さま、および金融機関さまと積極的に連携してまいります。

【本ローンの概要】

契約締結日:2023年12月22日

実行予定日:2023年12月26日

組成金額:398億円

アレンジャー:株式会社三井住友銀行

エージェント:株式会社三井住友銀行

SPTs:

1 .2025年度(2026年3月期)のCO2削減貢献実績が42万tCO2/年以上

2. 2025年度(2026年3月期)の人材育成関連費用(単体)が2021年度対比263%以上

貸付人(五十音順):

株式会社SBI新生銀行

株式会社紀陽銀行

株式会社群馬銀行

株式会社荘内銀行

株式会社常陽銀行

スルガ銀行株式会社

株式会社東京スター銀行

株式会社福岡銀行

株式会社三井住友銀行

株式会社みなと銀行