デジタルガレージと全旅、観光業界向けにB2B決済サービス「DGFT請求書カード払い」を提供開始

株式会社デジタルガレージのプレスリリース

カード払いで請求書の支払い期日を繰延し、宿泊・観光施設の資金繰りを支援

株式会社デジタルガレージ(東証プライム 4819、本社:東京都渋谷区、代表取締役 兼 社長執行役員グループCEO:林 郁、以下:DG)と株式会社全旅(本社:東京都中央区、代表取締役社長:中間 幹夫、以下、全旅)は、観光業界向けにB2B決済サービス「DGFT請求書カード払い(https://lp.dginvoice.jp/)*1」の提供を開始したことをお知らせします。

 「DGFT請求書カード払い」は、銀行振込の請求書をクレジットカードでの支払いに切り替えることで、実質的な支払い期日を繰延できるB2B向け決済サービスです。

 日本国内の観光業界では、2022年10月に始まった全国旅行支援の効果や円安を追い風とした訪日外国人観光客の増加を受けて、2023年以降、コロナ禍以前の水準まで需要が急回復しつつあります。昨今の物価高の影響を受ける一方で、好機が訪れているため、宿泊・観光施設は、積極的な投資を推進していく必要があります。DGと全旅は、資金調達の代替手段として「DGFT請求書カード払い」を提供することで日本が推進する「観光立国」と「地域創生」を後押しします。

 全旅は、50年の歴史を誇るクーポン事業に加え、2014年4月からDGの子会社で決済事業を手がける株式会社DGフィナンシャルテクノロジー(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長共同COO:篠 寛)が運用する決済プラットフォームを活用した旅行業界向け決済サービス「全旅ペイメント」を提供しています。今回の「DGFT請求書カード払い」は、DGグループと全旅が事業連携するフィンテックサービスの第2弾になります。

 今後もDGは、迅速かつ高い水準の対応が求められる企業向けに、高品質な審査基準を担保した、B2B領域のフィンテックソリューションを提供し、次世代Fintech事業の推進と便利で安全・安心なキャッシュレス社会の実現に貢献してまいります。

【DGFT請求書カード払いについて】https://lp.dginvoice.jp/

 銀行振込の請求書での支払いを、JCB/Visa/Mastercard®/ダイナースクラブのカード(JCBブランドで発行されたプリペイドカードを除く)での支払いに切り替えることで、実質的な支払い期日を最大60日程度繰延するサービスです。取引先がカード決済に対応していない場合でも利用できます。季節要因による定期的な資金不足や突発的な資金調達など、中小事業者の資金繰りをサポートしています。

【デジタルガレージについて】https://www.garage.co.jp/ja/

 デジタルガレージは、「持続可能な社会に向けた“新しいコンテクスト”をデザインし、テクノロジーで社会実装する」をパーパスに、社会インフラを担う国内最大級の決済代行事業者として、多様な総合決済プラットフォームを提供する決済事業、デジタル・リアル領域においてワンストップでソリューションを提供するマーケティング事業、国内外の有望なスタートアップやテクノロジーへリーチするスタートアップ投資・育成事業などを展開しています。

【全旅について】https://www.zenryo.co.jp/

 全旅は、(一社)全国旅行業協会(全旅協)の会員をはじめ、広く観光業界に関わる事業者の業務をサポートするための各種事業を展開しています。全旅協会員様向けの国内・海外パッケージアー、ユニット商品、航空券など各種旅行商品を多数取り揃え、業務支援及び各種サービスを行う「旅行事業」をはじめ、「クーポン事業」「ペイメント事業」「IT事業」を旅行関連事業へ展開しています。

*1: 参照リリース「デジタルガレージ、JCBとB2B向け決済サービスを開始〜「DGFT請求書カード払い」で、中小事業者の資金繰りと業務効率化を支援〜(https://www.garage.co.jp/ja/pr/release/2022/11/20221110/)」(2022年11月10日)