デジタルガレージ、オリコのビジネス顧客向けに売掛金の早期回収を可能にする「カード払いリクエスト」を提供開始

株式会社デジタルガレージのプレスリリース

株式会社デジタルガレージ(東証プライム 4819、本社:東京都渋谷区、代表取締役 兼 社長執行役員グループCEO:林 郁、以下:DG)と株式会社オリエントコーポレーション(東証プライム 8585、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:飯盛 徹夫、以下:オリコ)は、オリコのビジネス系カード会員、既存加盟店、グループ会社の取引先などの中小事業者(個人事業主を含む)に展開する「OBS(Orico Business payment for SME)(https://www.orico.co.jp/merchant/ms/obs-230417/)*1」の新たなメニューとして売掛金早期回収スキーム「カード払いリクエスト」の提供を開始します。

               〈カード払いリクエストの利用の流れ〉

 本サービスは、2023年4月にDGとオリコが支払者向けに提供開始した「請求書カード払い」のスキームを活用した、請求者向けの新たなサービスです。請求者は、本サービスを利用して取引先に請求書を送り、カード*2決済をリクエストすることができます。

 決済日と口座引落し日の間に猶予があるカード決済スキームを活用することで、支払者は早期払いに伴うデメリットを回避してリクエストに応じることができ、結果として請求者は本来の支払期日よりも早いタイミングで売掛金を回収することが可能になります。

 ファクタリングなどの売掛債権を担保とした資金調達サービスが複数提供される一方で、利用手続きの煩雑さや手数料の高さなどから、サービスの利用にハードルがありました。本サービスは、カード決済スキームを用いることにより、必要な書類は取引先に送付前の請求書のみで、利用手数料も3%と手頃に設定されています。

 従来の銀行振込に加え、簡単に支払者にカード決済の選択肢を提供することで、請求者の売掛金の確実な回収や早期回収に繋げ、かつ、安価な手数料で請求者の資金繰りをサポートします。

■サービス概要 https://www.orico.co.jp/merchant/ms/obs-230417/

・請求者は、本サービスを通じて、支払者の支払い方法をカード決済に切り替えてもらうことで、入金を早めることができます。また、任意で早期入金割引等を設定することも可能です。

・支払者にとっても、従来の銀行振込からカード決済に切り替えることにより、請求者が設定する支払い期日によって支払いを繰り延べができ、業務効率化を図ることが可能です。

■今後の展開について

 DGグループは、日本の社会や産業構造が大きく変化する中で、決済とデータを融合したグループ戦略「DGフィンテックシフト」を掲げています。DGとオリコは、「請求書カード払い」や「カード払いリクエスト」の機能拡充や外部サービスとの連携、デジタルマーケティング等の加盟店向け支援サービスやスムーズで利便性の高い顧客体験の提供を行います。今後も、中小事業者の資金繰りや業務効率化、集客・売上向上に寄与していきます。DX・フィンテック事業領域のサービスの展開を通じて、日本のDXを牽引してまいります。

*1: 参照リリース「デジタルガレージ、オリコの顧客向けにB2B決済サービス「請求書カード払い」を提供開始(https://www.garage.co.jp/ja/pr/release/2023/04/20230424/)」(2023年4月24日)

*2: 対象は、国内で発行された各ブランド(Visa/Mastercard®)のクレジットカード、デビットカード、プリペイドカードです。