アートの共同保有プラットフォーム事業を運営するＡＮＤＡＲＴ社の連結子会社化のお知らせ

1年前

株式会社ＦＰＧのプレスリリース

株式会社ＦＰＧ（以下「ＦＰＧ」）は、本日、株式会社ＡＮＤＡＲＴ（以下、「ANDART」）の発行済株式の80％を取得し、連結子会社として迎え入れましたので、お知らせします。

連結子会社化の目的について

　ANDARTは、「テクノロジーで、アートと社会を結び、拓く。」とのビジョンのもと、日本初であるアートの共同保有プラットフォーム「ANDART」、美術品売買のアドバイザリー事業「ANDARTコンシェルジュ」を主力事業として展開しております。

　また、ＦＰＧは、企業理念として「金融で未来を拓く」を掲げ、さらなる成長に向けて、保有する様々な金融・不動産等のライセンスを活用した新たな商品・サービスの創出を目指しております。

　今般、ANDARTをＦＰＧの連結子会社として迎え入れ、両者の強みを掛け合わせることで、アートの魅力をより多くの方が体感して楽しめる世界を拓きつつ、テクノロジーを活用した新たな運用資産の提供を目指してまいります。

＜ANDART　代表取締役CEO 松園詩織からのメッセージ＞

　ANDARTは、ファイナンシャルパートナーとして様々な金融サービス事業を提供するＦＰＧに参画することとなりました。

　これまでにない新しいコンセプトでより多くの人へ“鑑賞だけ”ではない“購入”という選択肢を提供したいという発想から始まり、2019年のサービス開始以来トライアンドエラーをし続けた4年間でした。

　アートは小難しく、値段も見当もつかず、静かに鑑賞するもの。というようなアート関係者以外の多くの人が持ってしまいがちな固定概念を覆すのは「ジブンゴト化」であり、その最たるものが「買える」という体験だと今でも感じています。そして一歩踏み出すとアートを通して、作品自体が持つ純粋な魅力やストーリーと、長い歴史が創り上げた価値の循環≠極めて金融的なマーケットの存在、一見真逆のベクトルに働くアートの両側面が見えてきたりします。そんな、“価値”を扱う仕事に私自身が熱狂してきました。そして金融のプロフェッショナルであるＦＰＧとのシナジーにより、我々だけでは実現できなかった速度と規模で、引き続きアートの新経済圏の創造に挑戦して参ります。

＜ＦＰＧ代表取締役社長　谷村尚永からのメッセージ＞

　ANDARTをＦＰＧに迎えたことを大変嬉しく思っております。

　ＦＰＧは、2001年の設立以来一貫して投資の小口化に取り組み、現在は船舶・コンテナ・航空機・不動産投資における小口化のリーディングカンパニーであると自負しております。

　今後は、アートにおける小口投資をいち早く実現したANDARTの先見性と、ＦＰＧの確固たる実績の融合により、アートの魅力をより多くの方に体感していただけるような、新たな商品・サービスの創出を目指してまいります。

会社概要

■　ANDART

　「テクノロジーで、アートと社会を結び、拓く。」をビジョンとして創業。

　日本初、アートの共同保有プラットフォーム「ANDART」は会員数2.6万人を超え、また、22年末より一般提供開始したアート作品売買のアドバイザリー事業「ANDART CONCIERGE」の流通額は14億円を突破。

その他最新のアート市場動向などを発信するWebメディアや、若手アーティストの作品を中心としたECサイト「YOUANDART」など複数事業を通して日本のアートリテラシーの向上とマーケットの活性化を目指す。

会社名：株式会社ANDART

所在地：東京都目黒区下目黒2丁目16番20号　ASTILE目黒102

代表者：代表取締役CEO　松園詩織

設立：2018年9月

事業内容：共同保有プラットフォームサービス事業、EC事業、アートコンサルティング事業

URL：https://and-art.co.jp/

■　ＦＰＧ

　「金融で未来を拓く」を企業理念として掲げ、日本型オペレーティング・リース、国内不動産小口化商品、海外不動産集団投資商品をはじめとした様々な金融商品やサービスを通じて、お客さまの課題を解決し、お客さまの夢の実現に貢献するファイナンシャルパートナー。2023年9月期は、リースファンド事業、国内不動産ファンド事業、海外不動産ファンド事業、3つの事業が力強く成長し、売上高は711億4千万円、経常利益は179億8千万円、親会社に帰属する当期純利益は124億6千万円となり、売上高・利益面共に過去最高を大幅に更新。

会社名：株式会社ＦＰＧ

所在地：東京都千代田区丸の内2丁目7番2号　JPタワー29階

代表者：代表取締役社長　谷村尚永

設立：2001年11月

事業内容：リースファンド事業、国内不動産ファンド事業、海外不動産ファンド事業、保険事業、Ｍ＆Ａ事業、信託事業および証券事業

URL：https://www.fpg.jp/