スカイランドベンチャーズ株式会社のプレスリリース
-
出資の背景
既存のインフルエンサーには、労働面やコンプライアンスの観点で問題があります。そのような問題に対しての解決策の1つとして、バーチャルタレントが期待されており、AIインフルエンサーにおけるメリットは24時間対応、多言語対応可、また不祥事のリスクがなく仕事の場所を選ばず、将来的に大幅なコストカットが見込めます。
株式会社DiFunに出資する理由は、既存のインフルエンサーにAIインフルエンサーが取って代わる可能性があると信じているからです。DiFunが作るのは単なるインフルエンサーではなく、5~10年後にAI技術がより進化した世界では、受付をしてくれる人やテレビの向こうで見るモデルはAIに置き換わっていると考えています。
■ラウンド:シード
■引受先:Skyland Ventures
-
今後の展望
株式会社DiFunは実際の人間のようなバーチャルインフルエンサーだけでなく、2次元のキャラクターに生成AIを組む込み、人格を持たせる開発も積極的に進めています。アニメ、漫画という日本のサブカルチャーは既に全世界に浸透しファンを持っているため、そこにAI技術を組み込めば言語の壁を越え、よりAI技術を身近に感じながら国内外問わず浸透させていくことができる可能性を持っています。
二方向での開発を進めていくにあたり、まず最初日本国内のAI技術を集約させたAIハッカソンを12月に行います。その他、新たなAIインフルエンサーのプロデュース、それぞれのSNSにおけるデータ解析を進めていきます。
ハッカソン詳細:https://lu.ma/difun.hackathon
-
今回の出資に関するコメント
DiFun株式会社 LIN KAILUN /リン・カイルン
AI技術が進化していくにあたり、その便利さを私達の生活に還元するには技術開発だけでなく文化面からのアプローチが必要不可欠だと思っています。株式会社DiFunはその役目を担う一存です。DiFunという会社名のDiはラテン語で神という意味があり、遊び心を忘れないようにという意味が込められています。テクノロジーを使い如何に遊ぶか、そのスタンスを貫きグローバルで活躍できるような会社にしていきます。
Skyland Ventures Legal Partner 中村公哉
インキュベーション「荒波」に参加してくれたことがきっかけで今回の投資に至りました。労働時間やコンプライアンス等、人間であるがゆえの課題が存在し、その課題解決としてバーチャルヒューマンがあげられます。近年の生成AIの発展により、バーチャルヒューマンによって実現できることが拡大されており、いずれバーチャルヒューマンが既存の業界への大きなゲームチェンジの可能性を感じています。
また「荒波」期間中、KAILUNさんの即決、即行動力を感じ、この方であればまだ明確化されていないバーチャルヒューマンという市場を作っていけると思い投資を決めました。期待しております。
-
Skyland Venturesについて
Skyland Ventures (SV) は、シードスタートアップ投資をメインに行うベンチャーキャピタル(VC)ファンドです。 “The Seed Maker. & Unlearning.”をミッションに掲げ、テクノロジー産業に大きなインパクトを与えるスタートアップへのシードマネーを提供するエクイティ投資・トークン投資を行っています。これまで日本国内のスタートアップを中心に約150社へ投資。 2022年以降は、Web3 (Crypto・NFT・Blockchain)のスタートアップへの投資にフォーカスしています。
社名:Skyland Ventures (代表者:木下 慶彦)
所在地:東京都 渋谷区桜丘町16-13 桜丘フロントビルⅡ
Twitter:https://twitter.com/skylandvc
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCpQ0_31ALEoIDGkDIBRuwUQ
Press Kit:https://www.notion.so/skylandventures/Skyland-Ventures-Pres-Kit-821339adc9df435c8dbd5ea4ee2426fe
【DiFun株式会社について】
会社名:株式会社DiFun
所在地:東京都渋谷区
代表者:LIN KAILUN /リン・カイルン
設立:2023年11月
2023年12月にAIハッカソンを開催します。これに伴い、第一回・Lei開発ハッカソンの参加者、また協賛してくださる企業を募集しています。