川崎重工播磨工場における寄付型のコーポレートPPA(自家発電サポートサービス)のサービス開始について

東京センチュリー株式会社のプレスリリース

東京センチュリー株式会社と京セラコミュニケーションシステム株式会社(本社:京都府京都市、代表取締役社長:黒瀬 善仁、以下「KCCS」)は、川崎重工業株式会社(本社:兵庫県神戸市、代表取締役社長執行役員:橋本 康彦、以下「川崎重工」)に対してSDGs(持続可能な開発目標)の達成に資する、寄付型コーポレートPPA(自家発電サポートサービス)の提供を開始しました。今後とも、再生可能エネルギーのさらなる利活用やSDGs達成に向けた活動を行う団体への寄付などにより、エネルギーの脱炭素だけでなく、より主体的な環境保護の取り組みを通じて、持続可能な社会の実現に貢献していきます。

川崎重工は、再生可能エネルギーの利用拡大などにより、2050年にグループ全体でのCO2排出量ゼロを目指しています。今般、川崎重工播磨工場の屋根に772kWの太陽光発電設備を設置する寄付型コーポレートPPA(自家発電サポートサービス)を開始いたします。
川崎重工での寄付型コーポレートPPAの取り組みにつきましては、2023年3月にサービスを開始した西神工場(兵庫県神戸市)屋根への導入に続き2件目で、合計約1.5MWの太陽光由来の電力を活用することになります。

本サービスでは、太陽光発電設備の導入に必要な初期投資などのコストや手続きを東京センチュリーとKCCSの2社が引き受け、「初期投資ゼロ」で太陽光発電システムを導入できます。36年以上にわたり高い出力で稼働し長期信頼性が実証※1された京セラ製太陽光発電システムを使用することに加え、O&M(運営・保守)は豊富な実績を有するKCCSが担います。
また、SDGs を推進する公益法⼈や NPO 法⼈への寄付を組み込んでおり、寄付先をお客さまが自由に選定できることや、寄付金相当額は東京センチュリーが負担することで、SDGsを支援するお客さまにとって、多くのメリットがあります。

今回は、西神工場と同様に、兵庫県内において地球温暖化防⽌や⽣物多様性の維持・向上を⽬指し、森づくりを⾏っているNPO法⼈ひょうご森の倶楽部※2に、東京センチュリーから寄付を実施いたします。

今後とも、再生可能エネルギーのさらなる利活用やSDGs達成に向けた活動を行う団体への寄付などにより、エネルギーの脱炭素だけでなく、より主体的な環境保護の取り組みを通じて、持続可能な社会の実現に貢献していきます。

※1 京セラは、1984年に「佐倉ソーラーエネルギーセンター」(千葉県・佐倉市)を設立しました。同センターに設置された多結晶シリコン型のソーラー発電システムは現在も稼働し続けており、36年経過後の出力低下率はわずか17.2%でした。この値は実績データをベースに、出力特性の測定精度・ばらつきなど、外的要因も考慮した数値です。京セラ調べ。
https://www.kyocera.co.jp/solar/products/module/

※2 1996年に設⽴、会員約 300名が兵庫県内 19カ所の森を守り、育てているボランティア活動団体です。
放置され、過密になった樹林を間伐し、適度な光と⾵を⼊れて森を元気にするなどの森林ボランティア活動のほか、森とのふれあい活動、森で活動する仲間づくり(他団体等との協働・⽀援)を⾏っています。
https://hyogo-morinoclub.jp/about-volunteer

■本事業の概要

事業場所

川崎重工 播磨工場 (兵庫県加古郡播磨町新島8)

設備概要

太陽光発電システム

想定年間発電量

999,396Wh

発電予定期間

2023年10月~2043年10月(20年間)

発電設備

772kW

■寄付型のコーポレートPPA(自家発電サポートサービス)

■播磨工場(兵庫県加古郡播磨町)

■各社概要
1.川崎重工業の概要

商号

川崎重工業株式会社

本社所在地

神戸市中央区東川崎町1丁目1番3号

代表者

代表取締役社長執行役員  橋本 康彦

事業内容               

航空宇宙システム事業、車両事業、エネルギーソリューション&マリン事業、精密機械・ロボット事業、モーターサイクル&エンジン事業及びその他事業

2.東京センチュリーの概要

商号

東京センチュリー株式会社

本社所在地

東京都千代田区神田練塀町3

代表者

代表取締役社長  馬場 高一

事業内容

国内リース事業、オートモビリティ事業、スペシャルティ事業、国際事業、環境インフラ事業

大株主及び持ち株比率     

伊藤忠商事株式会社30%、中央日本土地建物株式会社14%、日本電信電話株式会社10%

3.KCCSの概要

商号

京セラコミュニケーションシステム株式会社

本社所在地

京都府京都市伏見区竹田鳥羽殿町6

代表者

代表取締役社長  黒瀬 善仁

事業内容

ICT事業、通信エンジニアリング事業、環境エネルギーエンジニアリング事業、経営コンサルティング事業

大株主及び持ち株比率    

京セラ株式会社 76.6%、KDDI株式会社 23.4%

【東京センチュリーについて】
東京センチュリーは、リースを祖業とし、国内外のパートナー企業との共創による「金融×サービス×事業」を融合したビジネスモデルを展開する業界トップクラスの金融・サービス企業です。
広範な顧客基盤を有する「国内リース事業分野」、法人・個人向けオートリースにレンタカーを擁する「オートモビリティ事業分野」、航空機や不動産を中心に成長を牽引する「スペシャルティ事業分野」、世界30以上の国と地域に拠点網を有する「国際事業分野」、太陽光発電や蓄電池等の再生可能エネルギー関連事業を展開する「環境インフラ事業分野」の5つの分野で事業を展開。幅広い事業領域で社会課題の解決に貢献する独自の金融・サービスを提供しております。