「おひとりさまライフサービス」の取扱いについて

三菱UFJ信託銀行株式会社のプレスリリース

株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ(代表執行役社長 亀澤(かめざわ) 宏(ひろ)規(のり)、以下 MUFG)および連結子会社である三菱UFJ信託銀行株式会社(取締役社長 長島(ながしま) 巌(いわお)、以下 三菱UFJ信託銀行)は、身近に頼れる方がいない高齢者(以下 おひとりさま)の生前から死後にわたる安心を提供する「おひとりさまライフサービス」(以下 本サービス)の取扱いを本日より開始します。

 高齢化の進展や核家族化に伴い、おひとりさまは増加しており、2020年国勢調査によると国内の65歳以上の単身世帯は672万世帯にのぼります。おひとりさまのお悩みは、相続や資産管理などの財産に関すること以外にも、日常生活の不安、介護施設入居時の身元保証、葬儀、遺品整理などの死後事務まで多岐にわたります。

こうした環境下、MUFGは、日本の少子高齢化がもたらす社会構造の変化や顧客ニーズの変化・多様化に対し、グループ力を総合的に発揮した金融商品・サービスの拡充を行っております。また、高齢者にとってアクセスしやすいチャネル作りや、デジタルを活用したアプリなどの非対面チャネルの操作性・デザインの改善など、利便性向上にも継続的に取り組んでいます。

 

 この度、三菱UFJ信託銀行は、生活支援、身元保証、死後事務などのサービスを提供する「高齢者サポート事業者」(以下 事業者)と提携し、事業者が提供するサービスと三菱UFJ信託銀行が提供する「信託」を活用した金銭の管理、財産の承継などのサービスを一体で提供する「おひとりさまライフサービス」の取扱いを開始します。なお、本サービスは、三菱UFJ信託銀行の信託代理店である三菱UFJ銀行においても取扱いを開始いたします。 

おひとりさまのお悩み

主なサービスの内容[1]

・体力が衰えたときや、病気のときに支援が受けられない

・死後に意思を実現してくれる人がいない

● 遺言信託(通知人選択型)

・生前、三菱UFJ信託銀行が提携する事業者から生活支援、身元保証などのサービスを受けることができます[2]。

・逝去後、三菱UFJ信託銀行が事業者と協力して、葬儀、遺品整理から資産承継に至るまでトータルでご意思を実現します。

・事業者に預けたお金の使われ方は自分でも確認したい

● 預託金管理信託

・おひとりさまが事業者のサービスを受けるために事業者へ預ける資金(預託金)を三菱UFJ信託銀行に信託することで、生前から死後に至るまで、資金の払出請求内容や入出金状況をアプリにより確認を行うことができる本邦初となるサービスです。

[1] 本サービスのご利用に際しては、所定の審査がございます。また、一部の店舗ではお取扱いしておりません。 [2] 事業者のサービスには、別途事業者とご契約いただく必要がございます。

本サービスの手数料など詳細については、以下URLよりご確認ください。

https://www.tr.mufg.jp/shisan/ohitorisamalife/index.html

MUFGは本サービスの提供を通じ、おひとりさまのお悩みをワンストップで解消し、安心な暮らしを実現してまいります。

                                                                                                                                             以 上

(ご参考)商品概要

 

■遺言信託(通知人選択型)

*1高齢者サポートサービスについては、下表1をご覧ください。

*2遺言書などの保管期間中は毎年、財産状況や遺言内容に変更がないかをお手紙や面談などでお伺いします。

*3高齢者サポート事業者については、下表2をご覧ください。

■預託金管理信託

*1高齢者サポートサービスについては、下表1をご覧ください。

*2高齢者サポート事業者については、下表2をご覧ください。

*3払出請求日の翌日から5日間または2営業日のいずれか長い期間。

表1

表2