SMFL LCI Helicopters Limitedによるソーシャルローン・フレームワーク策定について

三井住友ファイナンス&リース株式会社のプレスリリース

三井住友ファイナンス&リース株式会社(代表取締役社長:橘 正喜、以下「SMFL」)は、傘下のヘリコプターリース会社、SMFL LCI Helicopters Limited(Managing Director:片岡 佑介、以下「SMFLH」)が、社会課題の解決に資する事業への資金調達の枠組みであるソーシャルローン・フレームワーク(以下「本フレームワーク」)を策定しましたのでお知らせします。

ソーシャルローンは、ソーシャルローン原則※1およびソーシャルボンドガイドライン※2に適合する社会課題の解決に資する事業に資金使途を特定したローンです。本フレームワークに基づいて調達した資金は、SMFLHの緊急医療搬送・探索救難などを主な用途としたヘリコプターの購入等に使用されます。

SMFLは、経営理念・経営方針を示す「SMFL Way」のOur Vision(私たちの目指す姿)の一つに「SDGs経営で未来に選ばれる企業」を掲げています。SDGs経営では、SMFLグループの事業と関係が深い「環境」「次世代」「コミュニティ」「働きがい」の4つのマテリアリティ(重点課題)を選定し、社会課題の解決に資するビジネスを推進しています。本フレームワークに基づいて調達した資金を通じて、サステナビリティへの取り組みを推進し、持続可能な社会の実現に貢献していきます。

本フレームワークは、第三者評価機関である株式会社日本格付研究所からソーシャルローンの基準への適格性について、最上位評価である「Social 1(F)」※3の評価を取得しています。また策定に当たっては、エージェントとして株式会社みずほ銀行の支援を受けております。

※1 ソーシャルローン原則

国際金融業界団体である、英国のLoan Market Association(LMA)、香港のAsia Pacific Loan Market Association(APLMA)、米国のLoan Syndications and Trading Association(LSTA)が、2021年4月に策定した資金使途を社会プロジェクトに限定するローンの国際的な組成原則

※2 ソーシャルボンドガイドライン

金融庁が、社会的課題の解決の資するものとして、民間企業によるソーシャルボンドの発行およびソーシャルプロジェクトの実施を促進するために2021年10月に策定したガイドライン

※3 株式会社日本格付研究所 第三者意見

https://www.jcr.co.jp/download/a2e20f2b209116f3aaa8c461dad2f62335f88b2a295ffa26a1/23d0873.pdf

【ヘリコプターイメージ画像】

【SMFL LCI Helicoptersの概要】

以上