AI ファイナンスのH.I.F.、7号ファンドとなる「HIF KESSAI GIVING FUND7号」を組成

H.I.F.株式会社のプレスリリース

AI定性与信審査サービスを開発・提供するH.I.F.株式会社(本社:東京都新宿区、 代表取締役CEO:東小薗光輝、 以下H.I.F.)は、 既存の合同会社であるHIF FUND3号合同会社を営業者として、2023年10月1日にH.I.F.独自の「AI定性与信審査モデル」により選定された売掛債権を投資対象とするファンド「HIF KESSAI GIVING FUND7号」(資産運用額最大7.5億円)をローンチしました。

  • 「HIF KESSAI GIVING FUND7号」組成の背景

H.I.F.は、1号から3号ファンド、JBCホールディングス株式会社を適格機関投資家とした債権流動化ファンドVERED1号及び5号、6号ファンドの運用を通じ、機関投資家等から資金を調達することでファイナンス支援規模の拡大と、幅広い業種やステージの企業へサービス提供を行って参りました。その結果、本日までの実績で全ファンドにおいてデフォルト率「0%」且つ高い利回りの達成が実現出来ております。

上記各ファンドにおける取引データの蓄積等によってさらに向上したAI定性審査モデルの審査能力を活用し、より幅広い企業に対してサービス提供を行うことで運用規模の拡大と市場活性化を強力に支援すること、投資家様の期待に応えられる利回りを達成することを目指して参ります。

  • 「HIF KESSAI GIVING FUND7号」の特徴

「HIF KESSAI GIVING FUND7号」の特徴は、下記4点あります。

1点目は、原則すべての売掛債権に保証会社及びH.I.F.により売掛金保証が付保されており、投資債権が保全されている点。(公的機関等に対する債権は除く)

2点目は、投資対象はデフォルト率0.05%未満(2020年7月~2022年11月実績)を誇るH.I.F.独自のAI定性与信審査モデルを活用した⼆十一式人工知能付自動与信審査回路でスコアリングされ選定された売掛債権である点。

3点目は、1号、2号、3号、5号、6号と同じくHIF FUND 7号もH.I.F.との資本関係はなく、適格機関投資家等から資金調達を行っており倒産隔離されている点。

4点目は、HIF FUND7号から生み出される収益の一部を、母子・父子家庭といった片親世帯に対するベーシックインカムの支給及び動物保護活動に対する寄付を行うこと。

このように、AI定性与信審査サービスを活用し、適切な与信付与によるアービトラージの創出と、投資家の保全といった需要供給両観点を具備することで、債権流動化を新たな資金調達の手段としてデファクト化、ひいては企業の成長を強力に支援するとともに、片親世帯へのベーシックインカム・動物保護等を行い社会貢献を実現いたします。

  • HIF FUNDでは、H.I.F.のAI定性与信審査技術を活用

投資対象の売掛債権は、H.I.F.独自の「AI定性与信審査技術」を用いて審査し、選定します。H.I.F.の「AI定性与信審査技術」は、過去の「345億円」、「43,000件」以上の取引実績から得られた遅延データと未回収データ、反社チェック及びその他のナレッジを元に、精度を高めていくAI審査モデルです。よって、創業から日が浅いベンチャー・スタートアップ企業の与信審査も可能となっています。

  • 「HIF KESSAI GIVING FUND7号」概要

(※本ファンドの募集は終了しております。)

・匿名組合型ファンド(金商法第63条に基づく適格機関投資家等特例ファンド)

・ローンチ:2023年10月1日

・ファンド規模(開始時):6億円(最大7.5億円)

・1口500万円以上

・倒産隔離スキーム

・運用期間:1年

・投資対象:国内ベンチャー企業・中小企業が発行する売掛債権・リース債権・中古車販売債権等

・保証:ファンドが保有する売掛債権には、保証会社⼜はH.I.F.もしくは両方による売掛金保証が付保されております。(公的機関等に対する債権は除く)

*本ファンドの募集・運用は、HIF FUND3号合同会社が行っております。H.I.F.株式会社は本ファンドの募集・運用は行って おりません。

  • 今後の展開

昨今、さまざまなFinTech企業が金融サービスに改革をもたらしています。しかし、与信審査に関しては、依然として主に財務諸表・決算書の評価を基礎とする審査プロセスが主流となっており、この与信審査プロセスに革新をもたらす金融サービス・金融テクノロジーはほとんど存在しません。

こうした現状に対して、H.I.F.及びHIF FUNDシリーズで活用される「AI定性与信審査技術」は、従来行われてきた財務諸表・決算書を基礎とする与信審査ではなく、経営者・経営陣の「定性情報」、その他SNS分析を含むさまざまな「定性項目」を定量化しAIを用いて審査します。また、「AI定性与信審査技術」を用いた「AI定性審査モデル」では、経済情勢や景気動向の変化に即した「ダイナミックスコアリング」、及び「バックグラウンドチェック」も同時に行うことができます。その結果、生きた情報をもとに、精度の高い与信審査をよりスピーディに行うことが可能となり、金融サービスのイノベーションを提供します。

【H.I.F.株式会社】

H.I.F.株式会社(旧社名:H.I.S.Impact Finance株式会社)は、株式会社エイチ・アイ・エス出身者で澤田経営道場2期生の東小薗光輝が創業し、代表取締役を務めています。事業内容は、AI定性与信審査をベースに与信審査サービス・信用保証業・家賃保証業、決済代行業・債権流動化事業、銀行代理業です。2017年11月に設立され、法人版後払い(保証付)サービス「Fimple決済」や売掛金を保証する「Fimple保証」を展開しています。2021年12月にリリースした「AI与信審査SaaS」が事業再構築補助金の対象として経済産業省・中小企業庁より採択されました。

H.I.F.株式会社コーポレートサイト:https://www.hifcorp.co.jp/

【HIF FUND 3号 合同会社】

2022年5月設立。業務執行社員は、一般社団法人債権流動化総合研究所。事業内容は、匿名組合ファンドの募集・管理・運用です。

【本件に関する報道関係のお問合せ先】

H.I.F.株式会社 広報担当:原

TEL:03-6872-1171/E-mail:hif@hifcorp.co.jp

営業時間:平日/10:00~18:00

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