ブルームバーグ、AIを活用し社債市場におけるEarlyアラートの提供を開始

ブルームバーグ エル・ピーのプレスリリース

【ニューヨーク-2019年8月14日】ブルームバーグは本日、画期的な予測モデルであるEarlyアラートの提供開始を発表しました。本アラートは、ブルームバーグ・エンタープライズ・データを活用することで企業の信用スプレッドの変化の可能性を分析します。

Earlyアラートはデータ主導型のアウトプットで、ブルームバーグが持つ債券データと機械学習モデルの融合により可能となりました。競争が激化する債券市場において投資家の皆様に優位な情報を提供します。本アラートは16,000銘柄以上の米ドル建て投資適格債およびハイイールド債券を分析し、1日、5日、20日の期間を対象としてスコアを提供します。このスコアはブルームバーグの契約者の皆様にとって貴重な分析情報に加え、特定の期間において社債のクレジット・スプレッドが大幅に縮小するか、あるいは拡大するかといった可能性の推定値を提供します。スコアが高いほどその確率が高いことを示します。

エンタープライズ・コンテンツのグローバル・ヘッド、ブラッド・フォスターは以下のように述べています。「社債を含む債券市場は他のアセットクラスと同じく、定量モデルやツール、予測能力といった機能を活用する準備ができています。Earlyアラートは社債のスプレッドが拡大するか、または縮小するかの可能性を示すもので、トレーダーや運用担当者、ポートフォリオ・マネージャー、リスク・マネージャーの皆様に、既存の投資判断プロセスを容易に補完するシグナル、そして自社モデルに簡単に統合できるデータセットを提供します。これにより市場の動きをより正確に予測し、投資戦略に活かせる情報を得ることができます。」

Earlyアラートはブルームバーグ・エンタープライズ・データの契約者の皆様対象に提供されるもので、現時点では米ドル建て社債を対象にしています。今後は対象地域を拡大し、他通貨も網羅する予定です。

また、フォスターは「シグナルは、ブルームバーグが誇る現在およびこれまでの豊富なデータや安定性の高いバックテストプロセス、機械学習、債券に関する専門知識を総合的に活用し生成されています。投資家の皆様は、このシグナルによってこれまでにこのような分析がなされていなかった債券という資産クラスに対し、最先端の予測能力を獲得することができるようになります。」

ブルームバーグ・エンタープライズ・アクセスの契約者の皆様はアーリー・アラートのデータベースにこちらからアクセスできます。

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