三井住友カード株式会社のプレスリリース
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導入の背景
これまで、弘学館では同学園が運営する寮の入寮者約500名の日常的な食費やお小遣いについて、学校が生徒から一時的に現金で預かり、生徒からの依頼に応じて都度現金を手交するという運用を行っていましたが、学校と生徒間での精算面の事務負担や、お金の使い道が分かりづらいことなどの課題がありました。また、学内の売店などでの支払いは現金のみだったため、学校における事務効率化や、生徒が安心安全に支払いできる手段の導入を検討していました。
「かぞくのおさいふ」は、アプリを通じて親子間でコミュニケーションをとりながら、お金のやり取りができることや、事前入金のため使いすぎを防ぐことができること、万が一の場合はカードの利用停止ができることなど、安心して生徒が利用できるキャッシュレス手段であることから、今回、学内環境整備の一環として導入を決定いたしました。また、オールインワン決済端末「stera terminal」は、あらゆるキャッシュレス手段に対応できる端末であり、学校における事務効率化などにもつながるため、売店や学寮にも導入をいたしました。
「かぞくのおさいふ」の主な特徴 ・プリペイドカードなので予めチャージした残高内でのみご利用可能。使い過ぎを防ぐことができます。 ・保護者さまのPC、スマートフォン、アプリからいつでもチャージしていただくことが可能です。 ・お子さまのカード利用の都度、使ったお店や残高といった情報を受け取ることができます。 ~「かぞくのおさいふ」に関する詳細はこちら~ https://www.smbc-card.com/prepaid/kazokunoosaifu/lp/index.jsp |
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導入概要
(1)「かぞくのおさいふ」を学校推奨カードに認定
寮生を含めた全校生徒に対して、学校内外の「生活費決済」をより安心安全に行うことができるよう、
三井住友カードが提供するVisaプリペイドカード「かぞくのおさいふ」の利用を推奨カードとして推進します。
(2)弘学館内にオールインワン決済端末「stera terminal」などの設置
あらゆるキャッシュレス手段に対応できるオールインワン決済端末「stera terminal」の導入や、キャッシュレス決済対応型自動販売機の導入により「かぞくのおさいふ」を含むキャッシュレス決済が可能となりました。これにより、寮生だけでなく、通学生も「かぞくのおさいふ」などを使用して、安心安全にキャッシュレス決済での支払いが可能となりました。「stera terminal」は1台の端末で複数のキャッシュレス決済に対応しています。
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導入効果
・学校での現金管理コスト、事務負担の軽減
現金でのやり取りがなくなるため、学校側の現金管理コストや事務負担の軽減、事務効率化の推進が見込めます。
・金融リテラシーの強化
残高管理やアプリなどからの利用内容通知により、お金の使い道や上手な使い方などについて保護者と生徒が話し合い、お金について学ぶきっかけとなります。
・安心安全な利用
保護者と生徒がそれぞれアプリなどを通じて利用状況や残高の共有ができるため、お金の流れが見えることで安心してご利用いただくとが出来ます。また、万が一カードを紛失した場合など、アプリなどから利用停止することができ、残高が不足した場合にもすぐにアプリのチャットで保護者に連絡ができるなど、普段の学校生活以外でも、安心安全にご利用いただけます。また、「かぞくのおさいふ」は海外でも利用できるため、弘学館では今後、海外研修の際にも活用を検討しています。
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学校法人松尾学園(弘学館中学校・高等学校)について
佐賀県佐賀市金立町金立に所在し、1987年に開校され、「いつもかんがえていますこどもの今と将来」
を理念とし、「自立・想像・飛躍」を校是として掲げる中高一貫校です。激動する国際社会の中で、わが国の果たすべき役割はより一層重要なものとなっています。これからは、国際人として、どのような状況下でもリーダーシップを発揮できる人材がますます必要になります。 このような人材を育成するためには、自ら考え行動する自立心や、柔軟にものごとに対応できる創造力、そして常に前向きに取り組む積極性を伸ばし、育てる教育が不可欠です。 弘学館の英オ教育は、生徒の自立心や創造力を養い、困難な課題に進んで挑戦する気概を植え付けることを目指します。
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三井住友カードについて
1967年の発足以来、キャッシュレス化を先導する総合決済事業者として、半世紀にわたり日本のクレジットカード業界を牽引しています。世界的に見ても複雑な進化を遂げ、支払手段が多様化した現在のキャッシュレス決済市場において、「利用者」・「事業者」双方の課題を解決し、使いやすい環境を整備することで、真のキャッシュレス社会の実現を目指しています。