株式会社ピクシーのプレスリリース
【調査結果】
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アンケート対象は犬64%、猫38%、その他1%の飼い主さま
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約6割が動物愛護で大切なのは「適切な飼育環境を整える」こと
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飼い主として知るべきことは「お世話にかかる手間や時間」が36%
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58%がペットを飼うメリットは「心が癒される」と回答
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ペットを飼うデメリットは「家を留守にしづらくなる」が22%
◆【動物愛護週間とは】
毎年9月20日から9月26日は、動物愛護管理法で定められた「動物愛護週間」です。動物愛護とは何か、そしてペットを適切に飼育することについての関心や理解を深めるために設けられています。
今回は、より多くの方に「動物愛護」について知っていただくため、“責任を持ってペットを飼うために大切なこと”について、犬や猫の飼い主さまを対象にアンケート調査を行いました。
■あなたはどのようなペットを飼っていますか?
飼育しているペットは犬64%、猫38%、その他1%
今回のアンケートは、事前調査で「ペットを飼っている」と答えた方を対象に実施いたしました。どのようなペットを飼っているのかを聞いたところ、犬を飼っていると答えた方が64%、猫を飼っていると答えた方が38%でした。犬の飼い主さまが半数以上を占めるという結果になっています。
「その他」と答えた中には、「亀」や「金魚」を飼っているという方がいらっしゃいました。
■動物愛護のために何が大切だと思いますか?
「適切な飼育環境を整える」ことが約6割
次に、飼い主さまが、動物愛護のために何が大切だと思うかをお聞きしました。 結果は約6割が「適切な飼育環境を整える」という回答でした。ペットが快適に暮らせる環境を整えることが、最も大切な飼い主の役目だといえるでしょう。
2位は「不妊・去勢手術を行う(10%)」という結果でした。不妊・去勢手術は生殖系の病気を予防するほか、不幸な命を増やさないためにも必要です。2022年6月に「改正・動物愛護法」が施行され、飼育放棄を防ぐために、不妊・去勢などの手術を行うことが義務化されました。
続いて3位は「感染症予防のワクチン接種(8%)」、4位は「必要な医療を受けさせる(7%)」と、ペットの医療に関する回答が並びました。
そのほかに、飼い主さまからいただいたご意見もご紹介します。
「人以外の動物家畜含め、動物に対しての飼育環境、モラル、感謝をみんなで改めて考えるべき。(40代女性・愛知県)」
「ぞんざいに扱わず去勢不妊手術をしてくれる獣医師を増やす事が大切なことだと思います。(60代女性・京都府)」
「飼育環境を整え、ワクチン摂種を行い、必要な医療をうけさせ、ノミ、フィラリア予防、しっかり躾をすることが大事。(40代女性・大阪府)」
次のグラフでは、犬の飼い主さまと猫の飼い主さまの回答を比較しています。約6割が「適切な飼育環境を整える」という回答である点は同じです。
「不妊・去勢手術を行う」という回答の割合は、犬の飼い主さまでは5%、猫の飼い主さまでは17%と、数字に違いがみられました。猫は、交尾をすると90%以上の確率で妊娠するといわれているため、とくに重要だと考える飼い主さまが多いのかもしれません。
また、「しっかりとしつけを行う」という回答の割合は、犬では7%、猫では1%と、回答数に開きがありました。犬と猫の性質や、しつけの事情の違いなどがうかがえます。
■責任を持ってペットを飼うために知っておくべきことは?
36%が「お世話にかかる手間や時間」と回答
ペットを飼うにあたって、知っておかなければならないことは何でしょうか。責任を持って飼うために知っておくべきことは何かと質問したところ、「お世話にかかる手間や時間」が1位で、36%という結果となりました。
ペットを適切に飼育するためには、多くの手間や時間がかかります。実際に犬や猫を飼われている飼い主さまであるからこそ、その大変さをよくご存じなのでしょう。
2位は「ペットに最適な飼育環境(18%)」、3位は「生涯でかかる飼育費用(16%)」です。ペットの生涯でかかる飼育費用を知っておかなければ、途中で「やっぱり自分には飼えない」と面倒を見られなくなってしまうリスクがあります。とくに初めてペットを飼う方は、あらかじめ飼育費用の目安を知っておくべきでしょう。
4位、5位は、ペットを飼うデメリットやメリットという回答がランクインしました。実際に犬や猫と暮らしている飼い主さまが感じるメリットやデメリットは何でしょうか。
■ペットを飼うメリットは何だと思いますか?
「心が癒される」と回答した方が58%
飼い主さまの考えるペットを飼うメリットは、「心が癒される」が58%で1位となり、ほかの回答を大きく引き離しました。
2位は「家族間のコミュニケーション増加(20%)」で、犬の飼い主さまで見ると割合は23%、猫の飼い主さまで見ると16%となりました。とくに犬を飼っているご家庭では、コミュニケーションの面で良い影響があるようです。
そのほかに飼い主さまからいただいたご意見もご紹介します。
「家族なので、癒されたり、笑ったり、遊んだり、出掛けたり、かけがえのない存在。(40代女性・大阪府)」
「大切な存在が増えることによって、物の考え方見方も変わってくる。(40代女性・愛知県)」
「命の大切さを子供に伝えられる。(30代女性・宮崎県)」
■ペットを飼うデメリットは何だと思いますか?
「家を留守にしづらくなる」という回答が22%
ペットを飼うデメリットは何かと聞いたところ、結果は「家を留守にしづらくなる」という答えが1位で22%でした。長時間の留守番がストレスにつながる場合もあるため、ペットと過ごす時間を大事にしている飼い主さまが多いのかもしれません。
「亡くしたときにペットロスになる(21%)」という答えは2位で、ペットを失ってしまうことを心配する飼い主さまが多いことがわかります。
3位は「お世話に手間や時間がかかる」で18%でした。前述の「責任を持ってペットを飼うために何を知っておくべき?」という質問の回答1位は「お世話に手間や時間がかかる」でした。これをふまえると、「ペットのお世話は手間や時間がかかり大変だけど重要」と考えている飼い主さまが多いのかもしれません。
次に、犬の飼い主さまと猫の飼い主さまの回答を比較しました。
数字の差が見られたのは3つの回答です。「お世話に手間や時間がかかる」と「飼育費用がかかる」では犬の飼い主さまの割合が多く、「においが気になる」では猫の飼い主さまの割合が多くなっていました。
犬と猫の生活習慣は異なります。犬の場合はトリミング代、洋服代、医療費などが多く必要なこともあるため、猫の飼い主さまよりも飼育費用の負担を重く感じる方が多いのかもしれません。
まとめ
今回のアンケートでは、飼い主さまの多くが、動物愛護の観点から最も大切なのは「ペットにとって適切な飼育環境を整える」ことだと回答されました。
また、ペットが快適に暮らせるようにするには、多くの手間や時間がかかることがわかりました。責任を持ってペットを飼うためには、飼育にかかる手間や時間、お金、メリット・デメリットをよく知っておくべきでしょう。
ペットに適切な医療を受けさせてあげることも、飼い主さまの重要な役目です。もしも医療費について不安がある場合には、ケガや病気に備えてペット保険への加入も検討すると良いでしょう。
※一部の質問では、感じたこと、思いやご意見も回答いただき、「ご意見」としてご紹介しています。
※回答は内容に反しない範囲で、誤字・脱字・表現などを整えて掲載しております。
ペットが突然ケガや病気になると、ペット保険に加入していない場合、動物病院の診療費は飼い主さまの自己負担となってしまいます。ご自身の希望に沿ったペット保険を選ぶことができれば、経済的負担を軽減して、ペットのケアに専念することができるのではないでしょうか。
『ペット保険比較のピクシー』は、飼い主さまにとって最適なペット保険を、迷わずスムーズに選んでいただける保険比較サイトです。複数のペット保険を「補償割合」「精算方法」などさまざまな条件で検索して、「人気順」「保険料が安い順」というふたつの軸で比較することができます。大切なペットの健康を守るために、『ペット保険比較のピクシー』は、今後もお客さまの快適な保険選びをサポートいたします。
◆本記事・調査結果の引用について
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【お問い合わせ先】
株式会社ピクシー 新規事業部
メールアドレス:agency@pi-xy.jp
【調査概要】
調査対象:Webアンケート調査Freeasyモニター
調査方法:インターネットによるアンケート回答
調査対象:事前調査で犬猫を飼っていると回答した方
有効回答数:300名
集計期間:2023年8月29日
【会社概要】
商号 : 株式会社ピクシー
代表者 : 代表取締役 小倉 鉄平
所在地 : 〒151-0053 東京都渋谷区代々木2-27-15 高栄ビル3階
営業開始日: 2004年3月31日
事業内容 : ウェブプロモーション、メディア運営、保険代理店、ペットサロン・ペットホテル運営
資本金 : 1,000万円(2022年6月時点)
URL : https://pi-xy.jp/