「子供に投資を教えるのは困難」「投資のイメージは悪」というアンケート結果!

株式会社イー・カンパニーのプレスリリース

日本政府が個人での資産運用を後押しすべく始まったNISA(ニーサ)やiDeCo(イデコ)。
年金問題や、高校で始まった資産形成のニュースもあり、ここ数年投資への興味が高まっているのは周知の事実。
これからの若い世代は、投資は常識になる可能性があります。
しかし、実際どのくらいの方が投資をしているのか、また投資に対してどのようなイメージを持っているのでしょうか。
キッズ・マネー・ステーションの親子講座での投資に関するアンケートで実態が見えてきました。
※回答者:親子マネー講座「お金のいっぽ」「投資のきほん」に参加された、保護者84名(年齢:25歳以上)

Q1. 投資の経験はありますか?

投資を全くしたことがない人は3割強、経験がある人は7割弱でした。

投資に興味がある方が講座に申し込まれていると予測されるものの、思ったより多い印象です。

金融資産の半分以上を投資に回している強者も11%いらっしゃいました。

Q2. どのくらいの期間、投資の経験がありますか?

投資経験が10年以上の方が35.7%いる一方で、ここ数年で始めた方も多いです。

2017年に対象者が拡大され広く知られるようになったiDeCo、

2018年に始まったつみたてNISAが大きく影響しているようです。

Q3.子ども名義の投資をしていますか?

一方、子供名義の投資については約4分の3の方が「していない」という答えでした。

Q1で投資をしたことがある方が7割いましたが、こども名義の投資はまだまだハードルが高いことがうかがえます。

Q4. 子どもに投資を教えたいですか?

ただ、子供に投資を教えたいかという問いには全員が「投資を教えたい」とのお答えでした。

これからの時代、資産形成は必須だと考えられていることがわかります。

Q5. 子供に投資をご自身で教えられそうですか?

また、自分で子供に教えらえるかという問いには半数以上が教えられないという回答で、こちらもまだまだハードルが高いという結果でした。

最後に投資のイメージを自由回答してもらいました。

ネガティブなものでは

  • 危険なリスクがあるのではないのか、分からないから怖い

  • 失敗してお金を失うイメージ

  • 借金とかの悪い意味だと思った!

  • リスクの大きいもの。お金に余裕がある人がやるイメージ。

  • 勉強するまではギャンブルのイメージが強かった

  • はじめてみたいが、どれが良いかわからない

  • 難しくて怖いイメージが怖く、素人は手を出さない方がいいものだと思っていた

など、ひと昔前のハイリスク・ハイリターンの投機やギャンブルのイメージであったり、よくわからないから怖い、といった意見が多く見受けられました。

一方、ポジティブな意見としては

  • 必要なこと

  • 勉強をしてイメージが変わった

  • リスクもあるが利益もある

  • お金を守る事

  • リスクは少なく、安全なイメージ

  • 今後の生活に必須の知恵

などがありました。

キッズ・マネー・ステーションの講座を受けて

  • 今回の講座を子供と聞いて興味を持った

  • 怖いイメージだったが、講座を受けて、もっと早く始めればよかったと思った

  • 失敗するのが怖くてやらなかったが、少しでも始めてみたいと思った

  • 少しまだ抵抗があるが、少しずつでもその価値観が変わればと思い参加した。その不安が少し和いだ。

  • リスクが大きいイメージだったけど、しくみが分かった

など、ネガティブなイメージからポジティブに変わった方も多く、初めのいっぽを踏み出せるきっかけにしていただけたようです。

【キッズ・マネー・ステーションとは】

金融庁や文部科学省の親子マネー講座を担当するなど、設立19年にわたる多くの実績を持つ団体。金融商品の販売を目的にせず、日本では遅れている金融リテラシーの向上を最優先とする「教育ファースト」を唱える。全国に所属講師がおり、子育て経験者、教職経験者率も高いスペシャリスト集団。代表の八木陽子は、2017年度の文部科学省検定の高等学校家庭科の教科書に日本のファイナンシャルプランナーとして掲載はされた。メンバーと一緒に監修した「10歳から知っておきたいお金の心得」は、Amazonランキングのこどもの社会学習カテゴリで1位を獲得。2023年夏は金融教育サミット2023を企画中。

https://www.1kinsenkyouiku.com/