株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループのプレスリリース
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行動変容プログラム“CODO”を確立
昨今、顧客ニーズの変化やDXの加速などを背景に、銀行店舗の在り方や銀行業務自体が大きく変容しています。また、個人の価値観は多様化し、人生100年時代を迎え、社員一人ひとりのキャリアに対する考え方も変わりつつあります。こうしたなか、当行では、事業競争力の維持・強化に加えて、社員一人ひとりがより充実した人生を築けるよう、社員のリスキルや自律的なキャリア形成を支援する取り組みを強化しています。
具体的には、「気づきの場」、「実践の場」、「活躍の場」を有機的に提供することで、社員の「自律的な行動変容」を促すことを目的とした、「行動変容プログラム(Career Ownership for Development and Opportunities、“CODO”)」を展開しています。
会社としては、自ら一歩を踏み出し、新しい業務やリスキルにチャレンジすることをためらう社員をサポートする仕組みが必要であると考えました。ただ公募ポストを用意するのではなく、キャリアについての「気づき」を与え、それを「実践」する場を提供し、その「活躍」を後押しすべく確りと処遇する、まさに企業カルチャーを変えていくチャレンジそのものだと考えています。現在では、年間2,000人以上の社員がさまざまな形での公募に自ら手を上げ、自律的なキャリア形成やリスキルに向け一歩を踏み出しています。
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<新しい取り組み>「ミルシル」と「エキスパート資格の新設」
2023年からは、社員が希望する職場を自ら選択して実際に体験できる制度「ミルシル」を始めています。実際に「見て、知る(ミルシル)」という体験を通じて、自身のキャリアをより描きやすくし、社員一人ひとりが自ら一歩を踏み出す後押しをしたいという思いで取り組んでいます。さまざまな領域を対象として、既に100人以上の応募があります。
また、2024年4月からは、専門性を活かし、高めることを希望する社員を対象として、「エキスパート資格」を導入します。従来は、幅広い業務領域での経験を通じた人材育成が主流ではありましたが、同制度においては、同意のない他領域への異動は行わず、社員が希望する業務領域に継続して携わり、その専門性を高めることを後押ししていきます。
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<成果の還元と企業価値向上への好循環>「変革・挑戦支援金」の支給とリスキルプログラムの拡充
2023年6月には、当行の変革と挑戦を支える社員一人ひとりへ成果を還元し、その取り組みをより一層支援することを目的として「変革・挑戦支援金」を支給するとともに、希望者を対象とした有償・無償のリスキルプログラムを大幅に拡充しました。従業員からは「頑張るモチベーションになった」「支援金をリスキルのきっかけに使ってみたい」との声が挙がっています。今後も会社と社員が一体となった「変革と挑戦」を続け、人的資本投資と企業価値向上の好循環をめざします。
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MUFGの仲間のチカラに
変化の速い時代、すべてのステークホルダーが課題を乗り越え、持続可能な未来、新たなステージへと進もうとしています。その思いを叶えるチカラになること、そのために全力を尽くすこと。これがMUFGの存在意義(パーパス)であり、「世界が進むチカラになる。」という言葉に込められた思いです。
今後も、社内外の変化のスピードは一層加速するものと認識しています。引き続き各種制度・プログラムの充実化を進め、従業員がどんな変化に対してもしなやか且つ力強く対応できるサポートを実施する、こうした取り組みをリードしていきます。
三菱UFJ銀行の人事制度詳細はこちら:
https://www.saiyo.bk.mufg.jp/education/
〈日本の人事部「HRアワード」とは〉
人・組織に関わる領域において、企業や個人の成長を促す取り組みに着目し、HRパーソンに広く伝えることで、HRを通じた全国の企業の発展を目指す表彰制度。公正な運営方法と、会員参加型の納得感ある選考過程から、透明性が高く、HR関連で最も権威ある賞として信頼されている制度で、本年で12回目を迎えました。
日本の人事部「HRアワード」公式サイト 入賞・受賞者一覧:
https://jinjibu.jp/hr-award/prize.php