犬が誤飲しやすいもの2位は「玉ねぎ」。1位は?:ペット保険「PS保険」調べ

ペットメディカルサポート株式会社のプレスリリース

ペット保険の「PS保険」を提供する少額短期保険会社のペットメディカルサポート株式会社(本社:東京都港区赤坂、代表取締役社長:米満 明仁、以下『ペットメディカルサポート』)は、当社ペット保険「PS保険」が2022年度にお支払いしましたペットの誤飲に関する保険金請求2,803件のデータから、ペットが誤飲したものを集計しました。

【集計の概要】

集計期間 :2022年4月1日~2023年3月31日

集計対象 :当社の保険契約において、ペットの誤飲にかかわる診療費の保険金請求を受けた案件

集計件数:2,803件(犬2,462件、猫341名)

※本集計データを引用する場合は、出典元として「ペット保険『PS保険調べ』」と明記をお願いします。

【ペットが誤飲しやすいものの集計結果】

  • 犬の誤飲で最も多いのは中毒症状を起こすリスクのあるチョコレート。次いで薬、玉ねぎの誤飲が多い

  • 犬の体格別に見ると、小型犬や中型犬はチョコレートなどの食べものの誤飲が多く、大型犬は石やボール、マスクなどの異物の誤飲が多い

  • 猫の場合は、ひもやおもちゃ、ゴムなど身の回りの生活用品の誤飲が多く見られる

集計詳細

・犬の誤飲で最も多いのは「チョコレート」

犬の体格にかかわらず、犬が誤飲したものとして最も多く挙がったのは「チョコレート」でした。チョコレートの主原料であるカカオに含まれるテオブロミンという物質は中毒症状を誘発するリスクがあり、軽度では嘔吐や下痢を引き起こすほか、深刻化すると震えやけいれんが現れて死に至るケースもあります。

チョコレートに続いて「薬」や「玉ねぎ」が多く、同様に中毒症状を起こすリスクのある食べものが挙がっています。そのほか、「おもちゃ」や「マスク」など異物の誤飲も少なくないことがわかりました。

 

犬(小型・中型・大型合計)が誤飲したもの上位10位

順位

誤飲したもの

件数

1

チョコレート

59

2

32

3

玉ねぎ

26

4

おもちゃ

18

5

マスク

16

6

靴下

12

7

トウモロコシの芯

9

8

鶏(骨を含む)

8

9

ネギ

7

9

ボタン

7

9

7

10

たばこ

6

10

プラスチック

6

・小型犬は中毒症状を起こす食べもの、中型犬は植物、大型犬は石などの異物に要注意

犬の体格別に見ると、小型犬・中型犬・大型犬では誤飲しやすいものの傾向が異なります。

小型犬はチョコレートの誤飲が最も多く、玉ねぎやおもちゃが続いています。中型犬は草や花、葉など植物の誤飲が最も多く、次いでチョコレート、プラスチックが多いようです。大型犬の誤飲で最も多いのは石で、ボール、マスク、靴下が続き、異物を飲み込みやすいことがわかりました。

小型犬が誤飲したもの上位3位

順位

誤飲したもの

件数

1

チョコレート

60

2

玉ねぎ

29

3

おもちゃ

15

中型犬が誤飲したもの上位3位

順位

誤飲したもの

件数

1

植物(草・花・葉)

9

2

チョコレート

5

3

プラスチック

4

3

たばこ

4

3

靴下

4

大型犬が誤飲したもの上位3位

順位

誤飲したもの

件数

1

8

2

ボール

6

3

マスク

4

3

靴下

4

・猫の誤飲は「ひも」や「おもちゃ」「ゴム」が多い傾向

猫の場合、最も誤飲が多いのは「ひも」でした。次いで、おもちゃ、ゴム、針が続き、食べものなどよりも、身の回りにある生活用品の誤飲が多いことがわかります。

愛猫の行動範囲にはこれらのものをなるべく放置しないようにし、日ごろから部屋の片づけや整理整頓を心がけることがリスク予防につながると言えるでしょう。

猫が誤飲したもの上位5位

順位

誤飲したもの

件数

1

ひも

15

2

おもちゃ

8

2

ゴム

8

3

4

3

玉ねぎ

4

3

マスクのひも

4

3

4

3

植物(ユリ)

4

4

ビニール袋

3

5

チョコレート

2

いつ起こるかわからない誤飲……異変に気付いたらすぐ獣医師に相談を

飼い主がどんなに気を付けていても、ペットが中毒症状を起こすリスクのある食べものを口にしてしまったり、自宅や散歩コースで落ちている異物を飲み込んでしまったりというケースは起こってしまうものです。

また、誤飲をした直後は気付かなかったものの、徐々に体調に変化が現れるケースもあるため、ペットの異変に気付いた段階ですぐに獣医師に相談することをおすすめします。

動物病院では誤飲したものやペットの状態によってレントゲンや造影検査、超音波検査などの各種検査のほか、胃洗浄や外科手術が必要となることもあります。検査や治療には数万円から十数万円(※1)かかることもあるため、もしもの場合に備えてペット保険に加入しておくと高額な負担を軽減できます。

※1 診療費は参考例であり、平均や水準を示すものではありません。診療費は動物病院によって異なります。

ペットメディカルサポートのペット保険「PS保険」は、軽微な通院治療から手術をともなう入院まで幅広く対応しているため、万が一のときも安心です。お手ごろな保険料で十分な補償が受けられるうえに、保険料の引き上げ(※2)は3歳ごとに1度とゆるやかなので、生涯にわたり無理なく続けやすいペット保険です。

※2 将来の保険料を約束するものではありません。

■ペット保険商品「PS保険」の特長

https://pshoken.co.jp/summary/

契約者さまへのサービスとして24時間365日、経験豊富な獣医師に電話相談できる「獣医師ダイヤル」を無料(※3)で提供しています。ペットに急な異変が起こったときも、また、日常的なしつけや問題行動もすぐに相談可能です。

※3 通話料はお客さまのご負担になります。

■24時間365日対応 獣医師ダイヤル

https://pshoken.co.jp/summary/veterinarian_dial.html

【会社概要】

商号   : ペットメディカルサポート株式会社

代表者  : 代表取締役社長 米満 明仁

所在地  : 〒107-0052 東京都港区赤坂8-4-14 青山タワープレイス2階

営業開始日: 2008年5月2日

事業内容 : 少額短期保険業(登録番号 関東財務局長(少額短期保険)第24号)

資本金  : 3億3,275万円(2022年3月時点)

URL   : https://pshoken.co.jp/