タスキ、不動産私募ファンドを組成

タスキのプレスリリース

株式会社タスキ(本社:東京都港区、代表取締役社長:柏村雄、証券コード:2987)は、2023年6月29日にオフバランススキームの不動産私募ファンドの第1号を組成したことをお知らせいたします。

 当社は、2019年に不動産特定共同事業許可を取得後、第1号事業に基づき、2020年12月クラウドファンディング「TASUKI FUNDS」の運営を開始し、不動産と金融を融合した不動産商品を開発・提供してまいりました。

 不動産投資市場におけるマーケット開拓、更なる顧客基盤拡大のため、新たな商品を開発・提供すべく、当社は2022年3月15日付で第二種金融商品取引業登録を行いました。本登録を受け、不動産特定共同事業法に基づく第4号事業を申請し、同年12月5日付で追加変更手続きが完了し、既に当社が取得済の第3号事業と併せて、当社のみでオフバランスの不動産ファンド組成が可能となっております。

◆オフバランス不動産ファンドのスキーム図

 今回のスキームではオフバランス不動産ファンドに特化したSPC(Special Purpose Company/特別目的会社)を設立し当該不動産をSPCに売却することで、当社の資産および借入金が減少し、バランスシートのスリム化を実現しています。また、万が一運営会社の財務状況悪化等が起こった場合にも、SPCが影響を受けないように倒産隔離の手立てを講じることにより、機関投資家などのプロも参入しやすくなるなど投資家層の拡大にも寄与しています。

◆ファンドの概要

 今回のファンドは、当社が保有する駅近の商業物件により組成するもので、当社が開発を手掛けた認可保育所と、当社購入後にリファイニングした商業・事務所ビルにより構成されており、コロナ禍でも満室稼働し安定的なキャッシュフローを生み出しており、高い運用成果が見込まれております。なお、当社は本ファンドに匿名組合出資を行うとともに、アセットマネジメント業務を受託し、引き続き当該アセットの管理を行ってまいります。

 当社は中期的な成長戦略の一つとして、当社開発のIoTレジデンスを組み入れた私募ファンドや国内外投資家との共同投資ファンドの組成、将来的なリートへの事業参入などにより、今後3年程度で残高300億円を目標に運用資産残高を積上げてまいります。

 組入れるアセットは、主に資産性の高い東京23区内の駅近にこだわり、当社の強みであるレジデンスに加えて、事務所、商業施設、ホテル等幅広い物件を対象とし、その一部は開発段階からの取組みも視野に入れております。

 当社は、運用資産残高の拡大を図り、創業以来取り組んできたIoTレジデンスの企画・販売を中心とした「フロー型収益」に加えて、アセットマネージャーとしてのフィービジネスによる「ストック型収益」による安定収益の確保を図るとともに、幅広い投資家層に優良な投資機会を継続的に創出し、最適なソリューションを行っていくことで、不動産投資市場の成長に寄与してまいります。

◆ 株式会社タスキの会社概要

『タスキで世界をつなぐ』を企業理念に掲げる株式会社タスキは、新築投資用IoTレジデンスの企画開発を中心に、不動産テック領域で事業を展開しています。

アナログな商習慣が未だ残る不動産業界をテクノロジーの力で変革し、‟ライフプラットフォーマー”として、 人々の豊かな暮らしを実現させていきます。

社名  :株式会社タスキ 

代表者 :代表取締役社長 柏村 雄

URL  :https://tasukicorp.co.jp/

本社  :東京都港区北青山2-7-9 日昭ビル2F

設立    :2013年8月12日

資本金 :22億5,477万円

免許等 :宅地建物取引業 国土交通大臣(1)第9375号 / 一級建築士事務所 東京都知事登録第62332号

       建設業 東京都知事(特-30)第149863号 / 不動産特定共同事業 金融庁長官・国土交通大臣第99号

       第二種金融商品取引業 関東財務局長(金商)第3323号

上場市場:東証グロース(2987)