野口竜司氏、三井住友カード「Head of AI Innovation」に就任

三井住友カード株式会社のプレスリリース

三井住友カード株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:大西 幸彦、以下「三井住友カード」)は、2023年6月より、三井住友カード Head of AI Innovationとして野口竜司氏が就任したことをお知らせいたします。野口竜司氏には、GPT活用やパーソナライズ等のAIプロジェクトの推進を行うAIスペシャリストとして、三井住友カードのAIによる業務変革や顧客サービス変革の推進のリードやデジタル・AI人材の育成支援をしていただきます。

 

  • 野口竜司氏 就任の背景

デジタル技術の進展が加速度的に進む中、三井住友カードでは最新の人工知能(AI)技術の導入を行い、社内業務の効率化や顧客サービスの向上、マーケティング高度化などを推進して参ります。その推進にあたり外部の有識者のご協力をいただくことで各取組みを加速するとともに、社員のリスキリングとAIスキルの向上と業務活用を行い、早期に最新技術の取り込みと定着を目指しています。

 
 

  • 野口竜司氏 略歴

1977年福岡生まれ
2019年04月  (株)ZOZOテクノロジーズ VP of AI driven business 就任
2021年03月  一般社団法人日本ディープラーニング協会 人材育成委員 就任 (現任)
2021年07月  Zホールディングス(株) Z AIアカデミア幹事 就任
2021年10月  (株)ZOZO NEXT 取締役 CAIO(Chief AI Officer) 就任
2022年04月  (株)ELYZA 取締役 CMO(Chief Marketing Officer) 就任(現任)
2022年06月  一般社団法人 金融データ活用推進協会 顧問 就任(現任)
2022年12月    (株)カウネット社外取締役(データ・AI担当) 就任(現任)

野口氏はChatGPTなどの最新AIの知見や、企業内におけるAI導入推進、社内人材のAI活用人材化などの経験も持ち、すでに三井住友カードにおいて、ChatGPT等の最新AIの知識習得や言語AIを活用したAI企画、AIへの指令であるプロンプトなどを含めた社内研修プログラムの運用も開始しています。
 今後、野口氏には、三井住友カード社員のデジタル・AI人材育成を進めるとともに、GPT時代のAIの活用推進やパーソナライズ等の予測系AIのより高度な活用をリードしていただきます。

  • 野口竜司氏 コメント

この度、三井住友カードのHead of AI Innovationに就任をさせていただくことになりました。
現在、世界中でGPT時代のAIが旋風を巻き起こしており、社内業務や顧客サービスのあり方が大きく見直されようとしています。

金融業界においても例外ではなく、知的生産能力を持ったAIの登場により、短・中・長期のスパンにおいて段階的に、より大きな変化(イノベーション)を求められることになります。そのような時代において、外部環境の変化に立ち向かうべく先手を打ち、デジタル・AIネイティブな社内人材の育成や、先端技術利用のプロジェクトを社内の皆様と共に推進していければと思っております。

 

  • 三井住友カードでの取り組み

社内におけるAI活用施策全般のアドバイザリー(伴走支援)、及びAI活用人材の育成支援
【1】施策支援:個別施策(AIプロジェクト)に参画し、検討プロセスや意思決定におけるアドバイザリと推進
【2】人材育成:全社員を対象とするAI人材育成プロジェクト(文系AI塾)の立ち上げと運営

≪文系AI塾≫

「文系AI塾」はGPT等のAI技術を活用した業務改革企画の創出を目指し、三井住友カードおよびSMBCファイナンスサービス株式会社の全社員を対象に開講します。受講者は約3か月にわたり、AI活用に必要な基礎知識から自身の業務に関連するAI企画の創出までを学びます。さらに、創出された優れた企画について、早期の業務実用化も視野に入れています。