ダイヤモンド半導体デバイス研究開発スタートアップの株式会社Power Diamond Systemsに出資

三菱UFJキャピタル株式会社のプレスリリース

三菱UFJキャピタル株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長 葛西 洋一)は、同社が運営するファンド(三菱UFJキャピタル9号投資事業有限責任組合)より、ダイヤモンド半導体デバイスの研究開発をする株式会社Power Diamond Systemsに対し、2023年6月15日付で第三者割当増資による出資を実行したことをお知らせいたします。

  • 株式会社Power Diamond Systemsについて

Power Diamond Systemsは、ダイヤモンド半導体デバイスの研究開発を行うスタートアップです。

ダイヤモンド半導体デバイスは、電気自動車や再エネなどの次世代パワーエレクトロ二クス分野において期待される次世代パワー半導体です。このダイヤモンド半導体デバイスにより超小型・高効率インバータモジュールを実現し、エネルギー社会における更なる省エネ化に貢献することを目指しています。

  • 出資背景

現在の半導体はシリコンが主に使用されておりますが、次世代半導体として炭化ケイ素や窒化ガリウムといった次世代半導体が実用化されつつあります。それらの半導体性能を圧倒する物性をダイヤモンドは保有しており、ダイヤモンド半導体が実用化されることで、様々な分野での活用が期待されます。

半導体業界を熟知し経営面での経験も豊富な藤嶌CEOと、ダイヤモンド半導体デバイス研究の第一人者である川原田教授という強いチームであれば、ダイヤモンド半導体の実用化に向けて大きな成果が挙げられると感じ、今般出資させて頂きました。同社の更なる発展に向けて、今後もMUFGのグループ力を駆使して支援をさせて頂きます。

【株式会社Power Diamond Systemsについて】
会社名:株式会社Power Diamond Systems
所在地:東京都新宿区西早稲田1-22-3
代表者:藤嶌 辰也
設立日:2022年8月8日
事業内容:ダイヤモンド半導体デバイスの研究開発
コーポレートサイト:https://www.powerdiamondsys.com/home

【三菱UFJキャピタル株式会社について】

三菱UFJキャピタルは、1974年に設立以来、三菱UFJフィナンシャル・グループのベンチャーキャピタルとして業界をリードするノウハウを提供し、幅広い業種に対する投資を行っています。IPOを実現されたお客さまは、幅広い業種にわたり約900社と、業界トップクラスの実績を有しています。

◆会社概要
会社名:三菱UFJキャピタル株式会社
所在地:東京都中央区日本橋2丁目3番4号 日本橋プラザビル7F
代表者:代表取締役社長 葛西 洋一
設 立:1974年8月1日
U R L :https://www.mucap.co.jp/
事業内容:ベンチャーキャピタル事業

◆三菱UFJキャピタル9号投資事業有限責任組合について
無限責任組合員:三菱UFJキャピタル株式会社
出資者:株式会社三菱UFJ銀行、三菱UFJキャピタル株式会社
設立日:2023年3月28日
ファンド総額:300億円